支援総額
目標金額 5,000,000円
- 支援者
- 255人
- 募集終了日
- 2023年4月30日
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#地域文化
- 現在
- 1,689,000円
- 支援者
- 194人
- 残り
- 11日
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#医療・福祉
- 総計
- 182人
【緊急支援】レバノンの人道的危機にご支援を
#国際協力
- 現在
- 651,000円
- 寄付者
- 65人
- 残り
- 26日
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#地域文化
- 総計
- 116人
『d design travel』を続けたいvol.35 島根号
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- 現在
- 578,000円
- 支援者
- 33人
- 残り
- 46日
法隆寺金堂、火災で失った色彩|現代に残る「鈴木空如」模写絵を未来へ
#絵画・イラスト
- 現在
- 2,045,000円
- 寄付者
- 95人
- 残り
- 26日
今後の日本の生産者、消費者を救う自然栽培「半夏生米」にご支援を!
#地域文化
- 総計
- 35人
プロジェクト本文
終了報告を読む
クラウドファンディング終了の御礼
「持田神社|千木が失われた御本殿屋根の修復にご支援を」へ、多大なご支援をいただき誠にありがとうございました。
令和5年(2023年)3月27日に開始した本プロジェクトは4月30日に無事終了いたしました。当初の目標であった500万円を上回る5,442,000円というご支援を、300名以上のみなさまからいただく結果となりました。本当にありがとうございました。
あたたかいコメント、直接かけていただいた激励のお言葉、ご支援いただいた名前の一つ一つに、どれだけ励まされたか分かりません。みなさまのお力で、来たる令和6年(2024年)の正遷座祭には千木を取り戻した御本殿で神様をお迎えし、ここからまた新たな歴史を刻むことができます。心より御礼申し上げます。
知名度が高いわけでもなく観光地でもない、田舎の小さな神社の声が、こんなにもたくさんの方々に届いたことを、一同まだ奇跡のように感じております。
近くで支えてくださった氏子のみなさまはじめ、拡散や呼びかけにご協力いただいたみなさま、遠くから思いを寄せてくださったみなさま、プロジェクトに関わってくださったすべてのみなさまに、心より御礼申し上げます。
>>(English)How to Support by Credit Card
千木の落下、本殿の老朽化、氏子の高齢化による危機。
千木を取り戻して正遷座祭を迎えたい。
持田神社は神々の故郷、島根県の松江市西持田町に鎮座する神社です。
脳病頭痛平癒の「丸山さん」、伝統行事「亀尾神能」伝承の地として、小さな神社でありながら、長きにわたって地域の皆様からの信仰を集めてまいりました。
前回の大修繕から36年もの時を経て、現在の本殿には至る所に老朽化や壊れた箇所が見られます。特に本殿の屋根は2020年に発生した突風により「千木 」が落ちてしまい、失われた姿のまま今日に至ります。
36年前の大修繕から、氏子の高齢化や地域の過疎化も進みました。時代が変わり、生活が変わり、世代も変わり、人々の信仰の形も変わり、神社のあり方・守り方も、変わらざるを得ない時がきています。
来る令和6年(2024年)の正遷座祭を前に、なんとかこの屋根だけでも修復を行い、神様をお迎えしたい。その一心で、この度クラウドファンディングに挑戦することといたしました。
人々の信仰心や、守る人が不在になった寺社仏閣が、静かに歴史を終えていくのもまた、自然の流れなのかもしれません。しかしながら、奉賛会・氏子の皆様・地域の皆様とともに歩んできた長い歴史をここで絶やすということは、やはり耐え難いものがございます。
どうかこの危機を救うため、これまでご参拝いただいた方のみならず、今回の取り組みを通じて広く皆様にお力添えいただけますと幸いです。
皆様のあたたかいご支援をお願い申し上げます。
ページをご覧くださりありがとうございます。神々の故郷、島根県の松江市にある「持田神社」と申します。
持田神社は、主祭神 大宮比賣(おおみやひめのみこと)を正殿に、天太玉命(あまのふとだまのみこと)、天鈿女命(あめのうずめのみこと)、猿田彦命(さるたひこのみこと)を相殿に祀り、明治6年および41年に合祀された、域内6社に祀られていた十柱の神々と合わせ、十四柱を祀るお社です。
当社は島根県松江市西持田地区の産土神社(生まれた土地の守り神)として、地区の氏子さんはもとより近隣にお住まいの方々の崇敬神社(個人の信仰により崇敬される神)としても信仰をいただいております。神社護持のため、氏子の代表である総代や敬神婦人会を中心に境内の清掃や雑木の伐採等を行っていただいています。
昭和40年代前半までの農繁期には、当社は近隣の子供を預かる私設保育所としても社務所、境内を活用しており、子供の集まる遊び場として親しまれていました。現在も氏子の皆さんを中心に、人生の節目の折々で初宮詣、七五三、結婚式、厄払いなどを当社で行い、氏神様にご報告・祈念をしていただいております。
はじまりの詳細は不明ですが、出雲国風土記(天平5年・西暦733年)に『持田社』と記されていることから、少なくとも約1,290年の歴史を受け継いでおります。戦国時代には毛利氏、堀尾氏、京極氏、松平氏と代々国司領主の崇拝厚く、天正5年(西暦1577年)造営の古棟札には寄進大願主に毛利氏の名が記されています。
また、松江城(国宝)の鬼門にあたる神社として特に崇敬が厚く、祭礼の折は藩史が代参し荘重な祭事が行われていたと伝わります。
決して名の知れた神社ではありませんが、地域の人々に見守られながら、この西持田の地で1,290年もの年月を経てきました。特に、佐陀神能の流れを組む「亀尾神能」は、代々地域の人たちで受け継ぎ今も残る、伝統行事です。
脳病頭痛平癒の神徳顕著なる神(合祀・丸山神社)として崇拝が厚く、頭病、心病平癒、「丸山さん」と親しまれています。
合祀『丸山神社』はその昔、”白鹿の勇士”丸山権太左衛門が毛利氏との戦中頭痛のためこの地に落命したことにより、村人が祠を建ててその霊を祀ったことから始まるとされています。
以来当時は、頭痛の神様としてご神徳が広まり、そのおかげを受けようとの信者が後を絶たない賑わいでした。現在では、頭病もさることながら、現代病でもある「心」の病(うつやノイローゼ等)の祈願も全国各地から寄せられています。
「亀尾(かめお)神能」の起源ははっきりとしませんが、主祭神の天鈿女命(あめのうずめのみこと)が古事記の中の天岩戸(あまのいわと)の変に記されている通り舞楽の始祖たる故に、江戸期慶長年間より亀尾地区の氏子中に当時の宮司により神能神楽が伝授され、現在に至るまで亀尾神能として代々『持田神社』で保存継承されています。
国指定文化財である『佐陀(さだ)神能』と同一系統であるが、独自の色合いを持っています。『佐陀神能』と相互に保存協力を行い今日に至っています。 当社の例大祭(4月第4土曜日)を始め、毎年松江市内神社に招聘され神楽奉納を行っています。
※神能:佐太(さだ)神社(島根県松江市鹿島町佐陀宮内73)社家宮川氏が能楽の手法を神楽に採り入れ集大成した。『シテ・ワキ』等の役名、大鼓・小鼓の使用、地謡、一声次第など、他所の神楽とは趣が異なる。特に『八重垣(オロチ退治)』の面や衣装は能楽的である。
持田神社は、令和6年(2024年)4月に正遷座祭(しょうせんざさい)の斎行を予定しています。正遷座祭とは御神体を遷し奉る祭儀のことで、神殿の改築・修理にあたって、一時仮殿(かりどの)へ御神体を遷すこと、また、竣工した神殿へ仮殿から御神体を移座する祭儀を指します。
正遷座祭が前回行われたのは昭和61年(1986年)のこと。本殿屋根の柿葺、通殿及び拝殿屋根の銅板の葺き替えや参道の改修等大規模な修繕に取り組み、鳥居や唐獅子の奉納が行われました。
遷座祭当日には各氏子さんの家では地区外に出られた親族の方も呼ばれて多くの皆様で大人も子供も各地区で行列を組んで参加いただきました。
この度の正遷座祭でも、神様に御本殿にお戻りいただく正遷座祭を執り行い、同日に当社の例大祭、翌日に奉祝祭を斎行する予定です。また正遷座祭の当日夜には、当社に伝わる亀尾神能の奉納も予定しています。
以前から氏子でおられる方々、当社を崇敬してくださる方々はもちろん、新しくできた団地などで近年この地域に来られた方々、このページを通じて持田神社を知っていただいた方にも訪れていただき、記念すべきこの節目を迎えられれば幸いです。
しかしながら前回昭和61年の御遷宮斎行より36年の歳月が経過した境内は、いたるところに老朽化や災害等で壊れた箇所があり、来年の正遷座祭にあたり大掛かりな修復せざるを得ない状態です。
特に御本殿の屋根は、2020年に発生した突風により「千木(ちぎ)」が落ちてしまいました。
千木とは、かつての建築においては、立派な建築物であることの象徴として掲げられていました。持田神社は、この出雲地域に多い大社造で建てられており、この神社建築様式にとって千木は必ずなければならないものです。
今も千木のない状態が続いていますが、なんとか正遷座祭までに、最優先でこの御本殿の屋根だけでも修復したいと考えています。
これまでも奉賛会・氏子の皆様・地域の皆様のご協力のもと、ご支援・ご協力を賜り、準備を進めて参りましたが、前回の御遷宮の間に「氏子の高齢化」や「地域の過疎化」、さらに昨今の世界情勢による「材料費の高騰」が進み、資金の調達具合に暗雲が立ち込めています。
また頼みの綱となる自治体等からの補助金も、文化財などに指定される建築物や文化財でない限り、受けることはできません。持田神社の本殿も、指定を受けている建築物ではないため、総額1,800万円の修繕費用の全てがのしかかっている状態です。
せめて御本殿の屋根だけでも、なんとか正遷座祭に向けて修復するために、今回はじめてのクラウドファンディングへの挑戦を決意しました。
クラウドファンディング概要
■第一目標金額:500万円
■資金使途:本殿屋根の修復にかかる費用
■費用総額:約1,800万円
不足分はこれまでのご寄付を含む、当社遷宮奉賛会の資金によって補います
36年の時を経て、社会は大きく変わりましたが、来年そしてこれからも末長くこの西持田の地を守るため、今回のプロジェクトは地域の皆様、そして持田神社に関心を寄せてくださる方々と、改めてご縁を繋ぐ機会にしたいと考えております。
この度の修繕事業が実現した暁には、正遷座祭の前に竣工を祝う上棟祭を行い、餅まき等の実施も検討しています。以前から氏子でおられる方々、当社を崇敬してくださる方々はもちろん、新しくできた団地等でこの地域に来られた方々や、この取り組みを通じて新たなご縁を結ぶ皆様に、持田神社を訪れていただき、悠久の時を感じていただけたらと考えています。
どうぞ皆様のあたたかいご支援をお願いいたします。
持田神社 禰宜 井上 浩修
私は社家の出身ではありませんが、ご縁をいただき平成30年に当社禰宜を拝命し、ご奉仕させていただいております。
今回の遷宮については、当初令和5年(2023年)本年11月に正遷座祭を斎行予定でありました。しかし、前回遷宮の詳細を知っている当社宮司が病に倒れ、また、世界的な物価高騰を受け、実施予定であった工事等も縮小せざるを得ない状況となっています。これらの状況を受け、日程を変更し令和6年(2024年)4月に正遷座祭を執り行う予定となりました。
前回昭和61年の遷宮より36年が経過し、社殿の損傷も進んで参りましたが、その中でも特に令和2年(2020年)1月に発生した突風により、当社千木が倒れ、それ以来、神社の象徴である千木のないまま3年が経過してしまいました。奉職する身として、神様に大変申し訳なく感じています。
現在も氏子の皆様、近隣の崇敬者の皆様からご寄付を賜り、護持に努めておりますが、今回、初めてクラウドファンディングで広くご支援をお願いさせていただくことを決意しました。
これまでも永きにわたりこの西持田地域の皆様に親しまれてきた持田神社を、これからも次の世代に繋いていくために、何卒皆様の温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。
美保神社 宮司
横山 陽之
島根県松江市美保関町に位置する美保神社の宮司を務めます、横山 陽之と申します。
かつて美保神社の先々代宮司が、持田神社の社名額を揮毫(きごう・毛筆で書くこと)させていただいたところから、美保神社と持田神社にはご縁があります。個人的には現在、井上禰宜さんと若手神職の集まりで仲良くさせていただいております。
この度、持田神社さんが遷宮(正遷座祭)に向けた本殿屋根の修繕事業としてクラウドファンディングに挑戦されると伺いました。島根県内ではまだまだ事例の少ない挑戦に、心から応援したいと感じております。
全国的に人口減少が進む現代社会において、特にここ島根県ではその傾向が顕著であります。地域の方々の高齢化の一方、若年世代が地域外へ出ていき、過疎高齢化が進んでいるの です。
我々神職は、神様に奉仕することが役目ですが、神様、神社を護持するのは氏子さん、崇敬者さん、支援される方々ですので、常にその大切さを感じています。歴史的遺産等が多く残されているのにも関わらず、神社の護り手は減少する中で、維持していくことに苦慮する神社は少なくありません。
古くから残る正遷座祭という文化を未来に繋ぐために、そしてこれからも地域の皆様をお守りするために、クラウドファンディングに挑戦される持田神社様へ、どうかあたたかいご支援をお願いいたします。
洞泉寺 住職
若槻 哲成
私が住職を務める洞泉寺は、持田神社様の北西百数十mとすぐ近くあります。約5年前にこの地に来て以来、親しくお付き合いさせていただいております、持田神社様の遷宮の機会にお遇いできました事を心より喜ばしく思い、今回のクラウドファンディング事業に応援コメントを寄せさせていただきます。
持田神社様には主祭神の他に「丸山さん」と親しまれる頭病の神様が合祀されていることをご存じでしょうか。当寺の境内に祀られる丸山地蔵菩薩と混同されやすいですが由来を異にするようです。
歴史を紐解くと戦国時代末期、永禄6年(1563)白鹿城の戦いに敗れた尼子軍の侍大将であった丸山五郎左衛門が、敗走の際に激しい頭痛により動けなくなり「我を祀れ、頭痛を治してやる」と遺言し自害したと伝います。村人はその地に社を建て懇ろに祭ることとした所、付近から霊泉が湧出し、その御神水が脳病平癒にご加護があ
るとして信仰を集めたとされます。
明治41年(1908)に持田神社様に合祀されてからも脳病頭痛平癒を願って祈願に参られる方が後を絶たないとお聞きしますので、この拙文で初めてお知りになられた方はこの機会にご参拝されてはいかがでしょうか。
このプロジェクトの成功により、持田神社様がさらに多くの人から親しまれ、また地域の安寧と発展、参拝者の身体健全・心願成就につながることをご祈念し、応援コメントと代えさせていただきます。
松江観光協会 事務局長
大野 俊之
持田神社に古来から伝承されている亀尾神能は松江を代表する伝統芸能の一つで、亀尾地域の皆様が地域の宝として大切に受け継がれ、代々保存継承されてきた神楽です。
この貴重な文化財を次世代の人々へ引き継いでいくためにも、亀尾神能の発祥のお社である持田神社を、多くの人々の協力のもと修復・保存していくことは、大変意義深く極めて大切なことだと感じています。
この度のプロジェクトは、松江の伝統芸能の多様性を維持していくことに繋がり、松江観光の魅力アップに寄与するものと思います。皆様からのご支援ご協力をよろしくお願いします
ご留意事項
●本プロジェクトのリターンについて、海外への発送はできかねますので予めご了承ください。なお限定御朱印についてはデータにてお送りさせていただきます。/ Please note that not all items are available for shipping outside Japan. We'll send you digital image of red ink stamp instead.
●返礼品の各種企画について、天災や新型コロナウイルス感染拡大等の社会情勢の変化により、中止・延期・内容の変更等が生じる可能性がございます。万が一中止・延期・内容変更となった場合も、いただいたご支援金は返金いたしかねますので予めご了承ください。またご都合が合わず当日お越しいただけなかった場合も同様に、ご支援金は返金いたしかねます。
●本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、こちらのページの「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。
●支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトの新着情報やSNS等発信などに利用させていただく場合があります。
●日時等について、調整の都合上、個別のご要望には沿えない場合がございますので予めご了承ください。
- プロジェクト実行責任者:
- 禰宜 井上浩修(持田神社)
- プロジェクト実施完了日:
- 2024年4月30日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
いただいたご支援は遷宮御造営の工事、本殿屋根の修繕に充てさせていただきます。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額との差額は自己資金で補います。不足があった場合には規模を縮小して実施し、返金は致しかねます。
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プロフィール
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
5,000円+システム利用料
杮葺落の記念品
●お礼のメッセージ
●本殿屋根 杮葺落の記念品
- 申込数
- 27
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年4月
10,000円+システム利用料
遷宮限定御朱印
●お礼のメッセージ
●遷宮の際に神社の境内にご芳名を掲示(希望制)
●遷宮限定御朱印(画像はイメージです)
- 申込数
- 69
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年4月
5,000円+システム利用料
杮葺落の記念品
●お礼のメッセージ
●本殿屋根 杮葺落の記念品
- 申込数
- 27
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年4月
10,000円+システム利用料
遷宮限定御朱印
●お礼のメッセージ
●遷宮の際に神社の境内にご芳名を掲示(希望制)
●遷宮限定御朱印(画像はイメージです)
- 申込数
- 69
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年4月