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日本の森が元気でいるために、子どもたちに木と触れ学ぶ機会を!

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支援総額

793,000

目標金額 2,000,000円

支援者
74人
募集終了日
2023年7月15日

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プロジェクト本文

 

ご挨拶

 

 はじめまして。「木育ガール キキちゃん」こと、木育研究所 代表の前田 彩世(まえだ あやせ)です。

 

 現在は東京学芸大学の大学院生で、木育や森林教育の研究を行いながら、国産材の良さや利用の意義を伝えるために「木育ガール キキちゃん」としてYouTubeで発信したり、木育研究所のメンバーとワークショップを開催しています。

 

 

 私がキキちゃんの活動を始めたのは2021年です。中学校技術科の教員免許を持っているのですが、木材について勉強する中で、木は伐ってはいけないイメージだったのに対して、今は伐って行く時代であると学び、驚いたことが活動のきっかけでした。

 

 森や木材が環境問題やSDGsにつながっていることも知り、自分たちの生活を守るためにも、「森や木のことを、たくさんの人に知ってもらう必要がある」と感じ、「木育ガール キキちゃん」としてYouTube「キキちゃんネル」やラジオドラマでの発信、公民館でのワークショップなどをはじめました。

 

キキちゃんの活動についてまとめた文章はこちら⇨森の輪物語2022(p96〜)

 

 

 段々と共に活動する仲間が増えていき、昨年、「木育研究所」を立ち上げました。メンバーは教員養成大学である東京学芸大学の学生・卒業生で構成され、「木が好き」「ものづくりが好き」なメンバーが集まっています。

 

 国産材のさらなる活用を目指し、楽しくものづくりをしながら、子どもたちと森や木材について学び、親しみを持ってもらう機会を創出する活動を行っています。

 

一番最初のモクモクワークショップのときの集合写真
木育研究所主催ではじめて開催した、東京のヒノキの枝で作る本物のクリスマスリースづくりのワークショップ時の様子

 

 木育研究所は、一般社団法人東京学芸大Explayground推進機構の「ラボ」の一つです。

【一般社団法人東京学芸大Explayground推進機構】

 

 「学び」と「遊び」がシームレスにつながっている環境『Explayground』の開発と普及を支援していく組織。『Explayground』では、産官学民からなる多様な参加者が主体的に自分の「好き」「面白い」「課題」を持ち込み、 共感者と『ラボ』と呼ばれるプロジェクトを作って各々活動をしています。

 

 活動の場は、東京学芸大学のキャンパス(東京都小金井市)を拠点とし、オンラインなどさまざま。『ラボ』参加者も大学生や大学院生を中心に中学生から地域住民、社会人など多岐に渡ります。

 

 『Explayground』では、その活動を通じて「遊びから生まれる学び」に代表されるように、 何かに没頭する中から得る学びを大切にした、新しい公教育のモデルの形成を目指しています。

 

 本組織の運営は、令和の日本型学校教育を担う教師の育成を先導し、教員養成の在り方自体を変革していくためのけん引役「教員養成フラッグシップ大学」として国から指定された『東京学芸大学』の教職員と、世界を代表する連続企業家であり投資家でもある孫泰蔵がファウンダーを務める『Mistletoe Japan』のメンバーが中心となっています。

 

 

 木育研究所は2022年の10月にできたばかりですが、だいたい月1回のペースでワークショップを開催してきました。

 

これまでの活動

 

クリスマスリース
2022年12月11日 クリスマスリースづくりワークショップ

 

2023年1月15日 TOKYO TAIKEN MARCHE inSHIBUYA

 

観覧車
2023年3月12日 飾りたくなる割り箸工作

 

モクトレーづくりの様子
2023年3月19日 Shopbotを使ってモクトレーづくり

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

「森にお金を回したい!でも、子どもたちからお金をとりたくない!」

 

◯日本の森林が抱える課題

 日本の森林・林業はたくさんの課題を抱えています。

 キキちゃんの活動を始めるきっかけになった図がこちらです。

 

引用:林野庁(2022)「令和3年度 森林・林業白書」

 

引用:林野庁(2022)「令和3年度 森林・林業白書」

れいきゅう構成

 

 林野庁によると、日本の森林蓄積(木の幹の体積)は年々増加傾向にあり、50年生を超える木(植えてから50年以上経っている木)が約50%あることが示されています。日本には木材として利用できる林齢(森林の年齢)を迎えながらも、伐られていない木がたくさんあるということです。

 また、日本では木を伐った後の植林が進んでいないことも課題となっています。

 

 以上のことから、森林の多面的機能を発揮するためにも、「植える→育てる→伐る→使う」という森林の循環を回すことが大切であると考えました。

 

引用:林野庁 令和2年度森林・林業白書

森林循環

 

 学校教育では小学校5年生の社会科で森林のことを学んで終わりです。

 日本は、国土の3分の2が森林に覆われています。また、古くから森林や木材を利用してきた「木の文化」を持つ国です。しかし、現代は、消費者と生産者の距離が遠くなり、「木のこと」「森のこと」を知らないで生活している人も多いはず。

 

私たちは木育を通して、まずは「知ってもらう」ことに焦点を当て、森と人を繋げる活動をしたいと考えました。

 

キキの木育サイクル

 

 日本の森林循環を回したいなら、林業をやればいいじゃないか、木製品を作ればいいじゃないか、と思われるかもしれません。しかし、活動をやってきて感じることは、その領域で頑張っている人がすでにたくさんいるということです。すでに頑張っている人がたくさんいるのに、良さが上手く伝わらない…

 

 原因は森林のことを学ぶのが小学校5年生の社会科で学んで終わり、林業という職業が身近じゃない、食べ物の産地は気になっても、木材の産地を気にする人が少ない…森林のことを学ぶ・考える機会やきっかけが少ないからだと思うのです。

 

 だからこそ、教育を専門に学ぶ私達は「教育」という観点から森林の循環を回し、持続可能な森林の経営に貢献したいと考えています。

 

 

 これまでの活動では、企業などの皆様から、国産材の不良品割りばしや、工場で廃棄される端材をいただき、それらを使った子供達向けのワークショップを実施しています。

 

 

    教育を専門に学ぶ学生が集まる東京学芸大学を拠点とし、私たち自身が森林や林業、木材に詳しい方々から学んだことを、専門分野である「教育」を通じて多くの人々に伝え、広めることが目標です。

 

 さらに、ワークショップ等を実施する際には、「木材の魅力を伝える」だけに留まらず、子どもたちの創造力や思考力、自己肯定感を高めるといった教育的側面からのアプローチを行っていくことを目標にしています。

 

メンバー写真

 

 これまで、材料費等を確保するために、少額の参加費を頂きながら活動を実施してきました。今後は、より多くの子どもたちに体験の機会を無償で提供したいと考えています。

 

 また、持続可能な森づくりのために、さらに活動する地域を拡大し、その地域にあった教育を一緒に学びながら展開していきたいと考えています。

 

わりばしいろぬり

 

 

プロジェクトの内容

 

今回のプロジェクトで集まった支援金はワークショップや活動する上で必要な備品の購入などに使わせていただきます。

 

ワークショップ、学校での出張授業、企業のファミリーデーなど

・国産木材(使われなくなった端材)を活用したものづくり

・森林や環境問題に関するおはなし

 

企業での講演会

・木材利用の意義についての講演会

 

クラファン期間と同時期にワークショップ場所を募ります。

子どもたちに体験の機会を与えたい、木育や森林循環について学ぶ機会をつくりたい、という思いを持った寺子屋やアフタースクール、企業、公民館、学校、幼稚園など、全国に出張します!

 

ワークショップ応募フォームはこちら

 

●イベント概要

イベント実施期間:2023年11月〜2024年3月末

月に1回目安で5箇所で開催する予定です。

※5箇所以上の応募があった場合、抽選とさせていただきます。

※新型コロナウイルスなどのやむを得ない理由で開催ができない場合、今後の団体運営費にご支援を活用させていただきます 。 


●目標金額

目標額は200万円です。


●資金使途

内訳はイベント実施費用(スタッフの交通費、宿泊費、材料費、広報費など)140万円

備品の購入15万円

返礼品送料等事務費10万円

その他手数料等35万円となります。

 

皆様のご支援、お待ちしております。

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

引き続き、教育を通して、持続可能な森林の未来に貢献します。

そのために

 

(1)教育を通して森林や国産木材について広める

 ・学校への出張授業や地域でのワークショップ開催

 ・森林や木材について学ぶ活動と考える活動の提供  

 ・SNSやYouTubeなどで情報発信


(2)木材を使用したものづくりや体験の機会を創出する

 ・木に触れ、親しみを持ってもらう

 ・子どもたちの創造力や思考力、自己肯定感を高める


(3)消費者(都市)と生産者(山)を繋げる

 ・林業の方を講師に招いた授業のコーディネート
 ・森林環境譲与税を活用した地域ごとのコンテンツの作成

 

この文章を最後まで読んでくださり、ありがとうございます!

 

 あたりまえすぎて気づかなかったけれど、私たちは古くから森林と共に生きてきました。
森は、木材の供給だけでなく、二酸化炭素の吸収や災害防止、心の安らぎを与えてくれるなど、私たちの暮らしと深く関わっています。


 私たちの選択1つ1つが、日本の森を破壊することにも守ることにも繋がります。
森林のことについて知っている子どもたちを育てることは、私たちがこれからも元気な森林と生きていくために大切なことです。

 

 私たちの活動をさらによりよく発展させ、持続的に続けていくためには、沢山の方のお力添えが必要です。

 

 私たちの想いに賛同してくださる皆様からのご支援を、メンバー一同お待ちしております。

 

 

 

応援メッセージ

 

米倉誠一郎

一橋大学名誉教授・法政大学教授・ソーシャル・イノベーション・スクール学長

日本人はなんという悲しいことをしてきたのだろう。世界に誇る森林大国であるのに、値段が安いというだけで輸入木材に飛びつき、手入れが大変だという浅はかさで山を荒れ放題にし、結局自分たちの輝く宝の山を台無しにしてきてしまった。さらに分かってきたのは、森林は川や海と調和して環境を保全するだけでなく、実はさまざまな災害からわれわれを守ってきてくれたという事実。その日本の森林を守ろうという運動が若者たちから湧き上がっています。これを大人が応援しなくてどうするんですか?

 

額田一利

株式会社e-Craft代表取締役CEO・株式会社NTTドコモ イノベーション統括部

同じくこども向けものづくりサービスに携わっているのですが、木育というジャンルはあまり見かけません。ですが、教育的に大切な内容だと思いますし、何より、こどもも楽しんでくれそうなところがとても素敵です。応援しております!

 

北川晴也

株式会社Gab 取締役COO「エシカルな暮らし 副代表」

日々社会問題のリサーチ・発信をする中で、日本の森林資源は大きな可能性を秘めていると確信を持っており、教育を通じて森の循環を回す取り組みは非常に意義深いと考えます。また、社会を変えるには「正しさ」よりも「楽しさ」が必要であるため、遊びから学びにつなげるアプローチは大きな効果が期待できます。日本の森を救い、未来を変える木育研究所の活動を心から応援しています!

 

プロジェクト実行責任者:
國分充(東京学芸大Explayground推進機構)
プロジェクト実施完了日:
2024年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

木育研究所が木育イベントを開催する。集まった資金は木育ワークショップの開催費用、また備品などの購入費用にあてる。

リスク&チャレンジ

プロジェクトを実施する上でのリスクについて
イベント会場についてはクラファンとともに候補を募集します。

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プロフィール

一般社団法人東京学芸大Explayground推進機構 木育研究所 代表/ NPO法人 東京学芸大子ども未来研究所 プロジェクト研究員・STEAMインストラクター/ 東京学芸大学大学院修士課程2年生/ 中学校技術科・高等学校工業の教員免許を持っており、「木育ガール キキちゃん」としてYouTube「キキちゃんネル」やワークショップで国産材の良さや利用の意義を伝えている。 (教育者と女優の2足のわらじで活動中。)

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リターン

1,000+システム利用料


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【学生限定】感謝のメール

学生の方限定のコースです。感謝のメールを送らせていただきます。

申込数
1
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

3,000+システム利用料


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感謝のメール¥3000

感謝のメールをお送りします。

申込数
24
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年4月

1,000+システム利用料


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24
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制限なし
発送完了予定月
2024年4月
1 ~ 1/ 8

プロフィール

一般社団法人東京学芸大Explayground推進機構 木育研究所 代表/ NPO法人 東京学芸大子ども未来研究所 プロジェクト研究員・STEAMインストラクター/ 東京学芸大学大学院修士課程2年生/ 中学校技術科・高等学校工業の教員免許を持っており、「木育ガール キキちゃん」としてYouTube「キキちゃんネル」やワークショップで国産材の良さや利用の意義を伝えている。 (教育者と女優の2足のわらじで活動中。)

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