プロジェクト概要

私たちと一緒に、モロッコの女性刺繍職人を応援していただけませんか?
方法は簡単です、このトートバッグを連れて歩いてください!

 

↑黒バージョン(白バージョンはページの後半に登場します)。

 

ページをご覧いただきありがとうございます。松本砂里、山田珠里と申します。

 

松本砂里は、映像・音楽関係の会社での営業職を経て看護師になり、現在はボランティア活動のためにモロッコ在住で、今夏帰国予定です。

 

山田珠里は、ノマド生活や外資系企業勤務を経て看護師になり、今年の三月にモロッコでのボランティア活動を終えて日本へ帰国しました。


入学した看護大学で知り合った私たちが、偶然にも同時期にボランティアとしてモロッコへ赴任することに。そこで、モロッコ南部の女性職人たちが施す伝統的刺繍に出会い、その美しく独特な刺繍デザインに衝撃を受けた私たちは、これをもっと広めたいという思いで、商品開発と販路開拓の手伝いを始めたのです。

 

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昔ながらの風景の残る集落で活動する刺繍職人たち。

 

モロッコ人も知らないモロッコ文化って?!

- 女性刺繍職人たちとの出会い -

 

観光地で売られている土産物は似たものばかりで面白味がないと感じたことはありませんか?

 

それはモロッコも例外ではなく、素晴らしい伝統工芸があるにも関わらず、土産店では、安価に生産ができる中国やインド等で作られた”モロッコ風”雑貨が多く売られています。それを残念に思っていたとき、美しい刺繍に出会いました。

 

出会いの場所はモロッコ南部、アトラス山脈とサハラ砂漠の間に位置する町グルミマ。この地方では、成人女性たちはTahrouite(タハルート)という布を日常的に身にまとっています。このTahrouiteに施された刺繍デザインはカラフルで独特。その模様は地域ごとに異なりますが、中でもグルミマの繊細で質の高い作品は南部では有名です。

 

Tahrouiteを身にまとったグルミマの女性。

 

そのグルミマで活動する女性刺繍職人達は、伝統的なTahrouiteの製作の傍ら、新作の開発にも積極的です。以前は、日本やアメリカのボランティアが商品開発やオンライン販売などを手伝っていたため、私たちはモロッコ在住の日本人の知人を通じて彼女たちと知り合う機会を得ました。

 

しかし、現在は彼女たちと働く外国人ボランティアはおらず、とくに観光名所がないグルミマは、観光客が通り過ぎてしまう場所となっています。今では、彼女たちを訪ねる人はめっきり少なくなり、「寂しい、販売機会もない」と表情を曇らせる女性職人たち。棚の中には、披露する場すらないままの作品が溜まっていくばかりです

 

来客をもてなすことが大好きなグルミマの女性職人たちは料理上手なお母さんたち。腰にはエプロン代わりにタハルート

 

彼女たちの刺繍技術やセンスのみならず、ものづくりへの真剣さと向上心に心を動かされた私たちは、この刺繍を世に広め、もっと彼女たちに活躍してほしいと思うようになりました。後に、この刺繍のことは、外国人のみならず実はモロッコ人でも知らない人が多いことを知り、ますますその思いは強くなりました。

 

それもそのはず、この刺繍は南部特有のもので、刺繍製品はほとんど流通していません。そのため、現地を訪れない限り、モロッコ人でもこの刺繍を目にすることがないわけです。

 

片や、素晴らしい刺繍を買うことも知ることすらもできないモロッコ人や外国人観光客、片や、市場に入り込めず活躍の機会を持てずにいる職人たち。私たちは、双方の橋渡しをする方法について考え始めました。
 

デーツの木々が広がる、のどかなグルミマの風景。

 

話せても読めない?難しすぎるティフィナグ文字

 

この刺繍の他にモロッコではもう一つ、モロッコ人もよく知らないものがあります。

 

それが、ベルベル語のティフィナグ文字です。ベルベル語は、モロッコの地にアラブ人が移り住む前から住んでいた、北アフリカの原住民であるベルベル人の言葉です。現在のモロッコは二つの文化が混ざり合っているものの、主に沿岸部がアラブ文化圏、アトラス山脈周辺がベルベル文化圏となっています。

 

グルミマの女性職人たちも、ベルベル語とアラビア語のバイリンガル。しかし、彼女たちのように初等教育を終えていない人たちのみならず、高等教育を受けたネイティブ話者でも、ティフィナグ文字を読み書きできる人は多くありません。

 

また、ベルベルの家系でもベルベル語を話せない人も増えていることや、偏見により子どもが学校でいじめを受けることもあると知り、素晴らしい伝統を持つベルベル文化がもっと評価され大切に守られる必要性を感じています。
 

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グルミマのバス乗り場。
モロッコでは、公共施設の看板はアラビア語、ベルベル語、フランス語の三言語で表記されています。

 

もっと刺繍のことを知ってもらうために

 

刺繍を広めるには、モロッコを訪れるたくさんの外国人観光客をターゲットとした刺繍製品を作り、観光地にあるセレクトショップに置いてもらうのが得策だと考えました。

 

商品開発に試行錯誤した結果、ヨーロッパの流行を取り入れ、刺繍を施したティフィナグ文字プリントのキャンバストートバッグを作ってみることにしました。

 

首都ラバトにある印刷会社に依頼して準備した文字プリントバッグに、女性職人たちと相談しながら刺繍をしてもらって完成したバッグは、仲間内ではあるものの、モロッコ人、外国人を問わず好評を得ました。

 

完成したバッグ。白バージョン(モデルの身長150cm)。

 

しかし、問題は取引先探しです。以前、アメリカのボランティアが作ったオンライン販売ページはありますが、利用者が限られるのが難点でした。やはりモロッコ国内の実店舗との取引が最善策でしたが、彼女たちは営業経験がなく、家庭を持っているため遠出はできません。


そもそも、モロッコの店舗は、”商品を買い取らずに借りた状態で販売し、売れた場合に販売手数料を引いた金額を生産者に支払う”という契約が多く、「商品の生産と営業」というビジネスの第一歩は、グルミマの女性職人にとって金銭的にもプロセス的にもハードルが高いのです。

 

これまでは私たちが自己資金でバッグを生産して営業に回ってきましたが、支援継続には金銭的に限界があります。ボランティアとしての任期も残り一ヶ月しかないため、時間にも余裕がない状況です。

 

そこで、クラウドファンディングを通して皆さまのお力を借り、次のことに挑戦したいと思っています。

 

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女性職人たちと一緒にデザインの相談をしている様子。

 

刺繍職人たちの活躍の場を広げたい

 

ご支援いただくことで目指すのは、

①日本にたくさんの支援者がいることをグルミマの女性職人たちに伝え、自信をもってもらう。

②ボランティアの任期終了後、松本が日本からモロッコに再渡航し、バッグを増産。取引先店舗を開拓し、バッグの取扱店舗を増やすべく交渉する。

③リターンとしてお届けするこのバッグを使っていただくことで、この刺繍を広める。

 

これにより以下が期待できるようになります。

 

①グルミマの女性刺繍職人たちが、より広い市場において自力で生産販売を継続できるようになる。
②より多くの人がこの美しい伝統的刺繍に触れる機会をもてる。
③モロッコを訪れる観光客が、”モロッコ風土産”ではなく、”本物のモロッコの伝統美”を気軽にお土産として持ち帰ることができる。
④グルミマと日本の絆が強くなる。

 

さらに、これがきっかけとなって、もっとモロッコの伝統工芸職人が活躍の場を広げ、彼らの「自立した生産販売」とお土産を求める観光客の「満足度の向上」の両方が実現することを願って取り組んでいきます。どうか応援をよろしくお願いいたします。

 

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バッグに刺繍を施す過程。

 

限定100枚の刺繍入りトートバッグをお届けします!
- クラウドファンディング特別リターン -

 

3,500円以上のご支援をいただいた方には、今回の企画で完成した伝統的刺繍の入ったティフィナグ文字プリントバッグをお届けします!刺繍のデザインと色は少しずつ異なるので、すべてが唯一無二の作品です。

 

15,000円以上のご支援をいただいた方には10枚限定でTahrouiteをご用意しています。モロッコの土産店で買えるものはクオリティが低く、グルミマの職人たちがつくる本物の刺繍が施されたものに出会うことは難しいので、今回が手に入れるチャンスです。半分サイズ、大判、ともに様々な用途で活用することができます。

 

 

▶資金使途
トートバッグ製作費用:40,000円
渡航費用の一部:150,000円
モロッコ国内での営業活動時の交通費と雑費:100,000円
返礼品準備費用:20,000円
返礼品配送費用:15,000円
手数料:162,000円

必要金額合計: 487,000円※
この内の40万円のご支援をお願いいたします。

 


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