コミネコハウスに駐車場をつくって活動の輪を広げたい

コミネコハウスに駐車場をつくって活動の輪を広げたい

支援総額

1,301,000

目標金額 1,200,000円

支援者
112人
募集終了日
2022年6月8日

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活動の紹介

「暮らしの保健室」は2011年に東京の新宿で始まった活動で、学校に保健室があるように、地域にも気軽に健康や医療、介護の話ができる保健室を!という思いで始まりました。その活動は全国に広がり、各地で様々な形で展開しています。

 

「暮らしの保健室in若松」は、坂が多い若松区の町の坂の途中にある古民家です。

 

この民家を提供してくださった大家さんの湯瀬さんは、この保健室の活動をNHKのドキュメンタリーで知りました。かつて大家さんのお母さまがその家を、

家の前を行きかう人がほっと一息できるような場所にしたい

と言っておられたことを思い出し、その思いに引き寄せられて始まった医療、介護の専門職の有志によるボランティア活動です。

 

介護保険がスタートして20年が経過しました。制度上の仕組みは整ってきましたが、介護保険の対象にならない方で日常の生活に困っている方も多くおられます。介護や医療の現場でそのような多くの制度の隙間に埋もれる方々を何とかしたいと思っている人たちが、「暮らしの保健室」のキーワードに可能性を感じて集まりました。

 

北九州市の民間活動を支援するソシオファンド北九州の支援や、在宅医療を推進する勇美記念財団などの助成を受けて始めました。

 

 

活動のコンセプト

集い場・相談室
 

医療や介護のことだけでなく、暮らしの中でのちょっとした不安など、聴いてもらうだけでほっとできることもたくさんあります。一緒にお茶を飲みながら、

そうそう、そうだよね!と一緒にうなずいてくれる誰かがいる

そこから自分自身の力が湧いてくる

そんな相談支援の場所にしたいと思っています。

 

月に1回、第2日曜日に一日オープンして、ワンコインのランチを提供しながら、様々なイベントも企画して地域の方々に向けて発信しています。

 

 

■今までに来室された方々のコメント

 

●一人暮らしだったから、ここに来るまでほとんど人と話すことがなかったけど、月に1回でもお話ししたり、体を動かすと、毎日の生活がちょっと違うね。

 

●ここは坂が多くて、地域の公民館や集会所での集まりに行くのも大儀だけど、家の近くなら何とか足を運ぶことができるから安心、介護保険のお世話にはまだならないけど、それなりに不自由なものにとって、こんなところがあると嬉しい。

 

●長い間おなかの痛みが気になり、病院もたくさんかかり検査もしたがどこも悪くないと言われた。痛みが気になり、不眠になり、精神科も紹介されて病院のたらいまわしだった。ここでじっくり話を聴いてもらって、初めてよく眠れた、感謝です。

 

●母が自宅に帰ってくるのに、介護の方法を教えてもらおうと思っても、どこに相談してよいかわからなかった。ここで専門職の方に具体的に教えてもらえてすごく助かりました。

 

  

 

 

地域のネットワークづくり

 

高齢化率40%以上のこの地域では、独居の方も多く地域の集いに参加するのも難しい方もおられます。介護保険にはまだ届かない状態でも、生活の孤立が進めば要介護状態になる可能性もあります。

 

独居でも日々の生活が自立できるように、地域とのつながりが大切ですが、回覧板を回すにも階段の昇降が必要なこの地域では、自治会を脱会する高齢者も少なくなく、ますます地域のつながりが薄れていく懸念があります。

 

介護保険は要介護状態になって初めて使えますが、要介護状態ではなくても生活上の不自由を感じている方も少なくありません。昔は”向こう3件両隣り”と言われるような近所付き合いが当たり前だった地域も、高齢化、核家族などの構成の変化により、地域での助け合いが難しくなってきました。そのような地域に、ほっと一息つける場所ができることで、地域の人たちのつながりや、もう少し広い地域での助け合いができる拠点となる場所が必要だと思います。

 

私たちにできることは少ないかもしれませんが、地域の交流を少しでもつなげるためのイベントや、この活動に参加してくださる地域の方々を増やしていくことも大切なことだと思います。

 

 

 

人材育成・専門職が地域に出ていく

 

医療や介護などの専門職は、職場では医療を必要とする患者や介護を必要とする療養者と対面して仕事をします。でもそのひとりひとりは、自宅や地域に戻れば普通に生活する人です。

 

専門職が地域に出て、生活する人としてお互いに出会うことで、本当に必要なケアとは何か、ということを知ることができます。病気があっても、不自由があってもそれぞれにたくましく生きている高齢者や、障害のある方々から学ぶことも多くあります。

 

そんな学びの場としても大切な場所です。

 

そして私たちが繰り返し啓発するのは、在宅医療の推進と、最期まで住み慣れた地域で暮らし続けることができる環境づくりです。制度や体制の整備も必要ですが、最期までここで暮らしたい、暮らすことができると思える地域づくり、そしてひとりひとりの思いをしっかりもつこと、そのために暮らしの中で死生観を考える機会を持つことを大切にしています。

 

 

                         

           

私たちのビジョン・ミッションです

 

 

今回のプロジェクトの趣旨

私たちの活動は今年で7年目になります。

 

今まで多くの方々の支援や協力でなんとか続けてきましたが、一番の問題は駐車場がないことでした。ボランティアで集まるスタッフはほとんどが区外から集まるため車を利用するので、毎回車を置くスペースの確保に苦戦していました。

 

これまでも、駐車場についてはお隣(現在空き家で遠方のご家族が管理されています)の庭をご厚意で開放していただき4台程度の場所は確保し、それ以外は、近所の小学校などにもお願いに上がったりしましたが、任意団体への開放は難しく毎回悩みの種でした。

 

やむなく路上駐車して駐禁で捕まったこともあり、ボランティア活動する上でネガティブな思いを抱くこともありました。ボランティアに安心して参加できるための環境もとても大切だと思います。

 

 

 

活動している小嶺宅は昔『丸窓』という料亭の別邸だった建物をお住まいにしたもので、昭和のたたずまいを残し、立派なお庭のあるとても素敵な古民家です。

 

できればこのお庭を残していきたいと思いましたが、ご厚意で駐車場に土地を開放していただいたお隣の土地も、期限付きであるため、この度大家さんのご決断でお庭を駐車場として改修することになりました。立派な藤棚だけは残して工事が始まりました。

 

現在、暮らしの保健室in若松のボランティアメンバーは、前述のように区外の人間が殆どで、地理的にも公共交通機関の利用が難しい場所であるため自家用車の利用が殆どです。これまでもこの活動に興味を持ち、お声がけくださった方も多くありましたが、アクセスの問題で断念された方もありました。

 

今後も多くの方々に、この活動を知っていただき、ボランティアとして参加していただくためには、安心して起きていただける駐車場の整備が必要不可欠です。

 

また、現在は月に1回だけの開室ですが、この活動を継続することで地域の方でボランティアスタッフになってくださる方をつなぎ、平日もこの場所を地域の方々の居場所として活用していけるようにしたいと思います。

 

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

「暮らしの保健室」は、相談・支援が最終目的ではなく、一人一人のエンパワーメントを引き出す場所です。そこに関わることで自分自身が元気になる、それは利用する人も、ボランティアで関わる人も全てです。

 

そのための小さな拠点として、このような空き家の利用方法があることを、多くの方に知っていただき、地域に、全国にこのような取り組みが広がっていくことを願っています。

 

今回このクラウドファンディングで私たちの取り組みを知っていただき、ご協力いただくことで駐車場の整備ができることはもちろんのこと、この活動の輪が広がりそれぞれの地域での保健室活動が広がることを心から願っています。

 

ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

     

 

プロジェクト実行責任者:
杉本みぎわ(暮らしの保健室in若松)
プロジェクト実施完了日:
2022年5月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

「暮らしの保健室in若松」の活動拠点の駐車場を整備します。 支援金は以下の通りに使用予定です。 ●クリアファイル(約¥10,000) ●トートバッグ(約\30,000) ●機関紙の発行準備(約¥50,000) ●リターン粗品の送料(約¥20,000) ●クラウドファンディング中間利用料(約¥200,000) ●駐車場工事費(¥890,000)

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要資金との差分に関しては、団体プール金と大家さんの自己資金にて補填いたします。

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リターン

5,000+システム利用料


活動報告とオリジナルクリアファイル

活動報告とオリジナルクリアファイル

●活動報告(機関紙)とオリジナルクリアファイルをお送りします。

支援者
11人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年7月

10,000+システム利用料


感謝のメールと活動報告(機関紙)

感謝のメールと活動報告(機関紙)

●感謝のメールをお送りします。
●活動報告として機関紙をお送りいたします。

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

30,000+システム利用料


オリジナルトートバッグ

オリジナルトートバッグ

こみねこハウスオリジナルロゴ入りトートバッグをお送りします

支援者
3人
在庫数
17
発送完了予定月
2022年7月

3,000+システム利用料


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【リターン不要の方向け】3,000円応援コース

●感謝のメールをお送りします。

※リターンに費用がかからない分、いただいたご支援金のほとんどをプロジェクト実行のために活用させていただけます。

支援者
32人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

5,000+システム利用料


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【リターン不要の方向け】5,000円応援コース

●感謝のメールをお送りします。

※リターンに費用がかからない分、いただいたご支援金のほとんどをプロジェクト実行のために活用させていただけます。

支援者
26人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

10,000+システム利用料


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【リターン不要の方向け】10,000円応援コース

●感謝のメールをお送りします。

※リターンに費用がかからない分、いただいたご支援金のほとんどをプロジェクト実行のために活用させていただけます。

支援者
26人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

30,000+システム利用料


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【リターン不要の方向け】30,000円応援コース

●感謝のメールをお送りします。

※リターンに費用がかからない分、いただいたご支援金のほとんどをプロジェクト実行のために活用させていただけます。

支援者
12人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

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