昨年10月から始まったこのプロジェクトのスポンサー募集期間も残り2日。

3か月間皆さんと歩んできた日々を改めて噛みしめています。

 

マスコミの方などにもご関心を持って頂き、たくさんの新聞やネットの記事にご掲載頂いたことで、広く多くの方々に無縁仏となってしまうホームレスの人々の現状を知って頂き、またご共感頂くことが出来たことを感じています。

 

※The Japan Times(2015.1.19)にもご掲載頂きました

 

一方で、「宗教や死後の世界観の押しつけ」「無縁仏となるのは自己責任」というようなご指摘を頂いてきたのも事実です。

 

このプロジェクトで大切なのは、いわゆる「お墓」という遺骨を納めるだけの表面的なモノを作るということではなく、「死後もつながりを感じることができる場所」があることです。

 

 

もちろん、それが特定の宗教をイメージさせるものであることも十分に自覚しています。今回、浄土宗の寺院である光照院にお墓を建立させて頂くことになったのは、信仰を強制するためではなく、日ごろの活動のつながりから頂いたご縁からです。

光照院副住職の吉水さんとは、このプロジェクトで建てたお墓に入られる方については信仰は問わないということにしており、弊会としても、それらを私たちとつながりのあった方々に強いるつもりはありません。あくまで旅立つ方ご本人がお選びになるものだと思っています。

 

 

また、無縁仏となってしまうことや、ホームレス状態に陥ってしまうことは自己責任なのかどうかについても、このプロジェクトを行う上では問うべきことではないと思っています。それをしたところで、どうなるものでもないからです。

 

無縁仏となってしまうかもしれない私たちの大切な仲間たちと、死後もつながりを感じていられるように。そしてそのことが、無縁仏となってしまうかもしれない不安を抱えた方々の希望となるように。

 

 

何に、誰に責任があるかを問い続けることよりも、そうした選択肢を世の中に提供することの方が、無縁社会と言われるこの世の中にとっては、はるかに有益なことだと思うのです。

 

「おじさん達は亡くなっても誰も迎えに来ないからさ。亡くなってからも一緒にいられたら幸せじゃないか」

 

というシンプルで純粋な、誰かとつながっていたいという想い。それだけで十分だと思うのです。

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