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難聴創作落語「だんご屋」、初の試みをしてみました!
皆さんこんにちは!
岩尾です。
さて、本日は、難聴創作落語を公民館でやってきました!
前回は、カルチャーセンターの発表会でしたが、今回は公民館からご依頼をいただいての高座。
もちろん、僕だけではなく、師匠と共に人権落語という形でやらせてもらってきました。
僕は、楽の会という師匠と5人のメンバーで作っている落語会に入っていまして、落語に関しては、かけはしと楽の会のコラボ企画になります。
今回は、時間がたっぷりありましたので、落語+この創作落語に沿って、難聴の紹介をさせてもらいました。
こういうこともできるように創っています。
師匠も落語+落語にまつわる人権の話、落語の歴史や成り立ちなどをお噺ししました。
僕のだんご屋は、師匠に見てもらいながら、今回変えた部分があります。
せっかくのだんご屋なので、だんごを食べるシーンを入れました。
以前は入れてなかったんです。
「おいしそう~」
という声をいただき、めちゃめちゃうれしくて舞い上がってしまい、次の所作が雑になってしまいました(笑)
まだまだですね(笑)
師匠はさすがですね・・・!
僕の後、登場してから開口一番ドカンと笑いをとり、笑いの絶えない持ち時間でした。
さて、今回初めての試みをしてみたのですが、それは何かと言いますと・・・
こちらです!
字幕を入れました!
(こちらは師匠の画像です)
音声文字変換アプリですね。
まあ、誤字はご容赦願います(笑)
特に落語は昔の言葉を使ったりするので、なかなか正しく変換できない部分はあります。
辞書機能があるので、この辺はこまめに登録していくしかないですね。
高座が終わって、話に来てくれた方がいまして、身内に難聴の方がいるようで、この字幕はいいですね、何ですか?と聞かれて、ご紹介しました。
難聴界隈では普通に知っているものですが、なじみがない方にはまだまだ知られてないことも多いです。
ですので、こういう場で使うことで、一人でも多くの方に知ってもらうのも、一つ、大きな役割かなと思っています。
今回使ったのは、UDトークです。
実は、僕の落語のオチの言葉をしっかり認識してくれたのがUDトークでした(笑)
ここはですね・・・・
違う変換が出るとまずいんですよ・・・(笑)
面白いもので、辞書登録をしても認識してもらえなかったりもありまして、今のところ、落語はUDトーク押しになりました(笑)
そして、本日は取材もいただきまして、記者さんから参加者さんの声を聞かせてもらいましたけど、その昔、同級生に補聴器をつけていた子がいたとのこと。
確かに、無視をしたとかトラブルになってたこともあったな・・・など、その時のことを思い出しましたとのことでした。
落語で難聴のことを話すのは、まさにこういうことを狙っています。
普段、難聴に縁がない人にも届くのが、落語からのアプローチなので、
難聴講座のようにしっかりと知識を伝えるのではなく、
そういえば昔難聴の子がいたな、そうか、あれは聞こえなかったんだとか、昔を思い出して難聴のことを考えてもらえるのもいいですし、
ああ、聞こえないから、字で書くのかとか、
難聴の人ってこんな感じなのかな?とか、
この後、難聴の人と会った時に「そういえば落語でやってたな」とか、
日常で少し難聴の存在を知ってもらう、難聴のことを思い浮かべてもらう、何かに結びつけてもらうなどができればと思っています。
もちろん、落語なので、笑ってもらい、楽しんでもらってのことなので、前向きに記憶に残って、すそ野が広がればいいなと思っています。
今回の演目は、
だんご屋:粗忽家 王かん
火焔太鼓:粗忽家 勘楽
落語は大半が失敗話ですが、落語には珍しいハッピーエンドの2本立てでした(^^ゞ
落語のご依頼もぜひお待ちしています!
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