捨て猫でした。茶トラ女子のムギちゃん

今年の3月ごろに、ある地域の高齢者の方から相談がありました。

いつもいる地域猫の中に、1匹だけ突然現れた茶トラちゃんがあまりに人馴れしていて捨て猫ではないか？と。

人馴れしている野良猫が捨て猫とは限りません。例えば、手術済であったり、マイクロチップがあったり、首輪をつけていたり

そんな話をしてから、その方は迷子の登録がないかをセンターに確認したそうですが、結局登録もなかったとのこと。

そこで今日ようやく地域猫としての手術を済ませる為病院に連れて行ったら、やはり手術済だったとの連絡がありました。　

そして夜遅くになりましたが、行ってきました。

なんと、元飼い猫である可能性が高く

手術痕が一般的な抜糸を必要とするものでした。

地域猫の手術は、傷が小さく抜糸の不要な埋没法です。それが、この子は大きな傷あとがありました。そして、歯の状態から約1歳。

そして傷痕はそんなに古くない傷なので、一般的な生後6カ月ぐらいで避妊手術をされている可能性がありました。

初めましてで、抱っこが好きで、お膝が大好きな子。

なぜ、捨てられたのかはわかりませんが、なんとか自分で人の元に辿りつき救われましたね。

お名前はムギちゃんとつけてもらい、今夜から猫の森のメンバーに。

これから、必ず幸せになろうね！

猫の森

代表　北村由紀子