能登半島地震の被災猫のために、緊急支援を開始しました。一度お読みいただきご参加いただけたら嬉しいです

能登半島地震から1年――

被災地には、いまだに行き場を失った猫、飼い主のいない住居や外の厳しい環境で増え続けてしまっている猫がたくさんいることをご存知でしょうか。

それにより猫たちをどうにかしなければと大変な思いをされている方、猫と離ればなれになり辛い思いをされている方もいます。

能登半島の震災後から被災猫の支援をしてきましたが、まだまだ手術が必要な猫、保護が必要な猫がいます。

春の繁殖シーズンまでに手術をしなければまた猫が増えてしまい、取り返しがつかない状況になります。

手術や保護をするといっても簡単な話ではありません。能登までの移動、獣医師や看護師の確保、猫の捕獲、現場で手術する際の手続きをはじめ、他にも多くの制限があります。また、普段保護している子たちの日々のお世話や、新たな保護・譲渡の活動もあります。

私たちは一刻も早くこの状況を打開するためにも、そして今後起こる災害時や多頭飼育崩壊などの緊急時に備えるためにも、迅速かつ安全に医療を提供できる「移動手術車」を作ることを決意しました。

移動手術車は、医療機器や診療スペースを完備し、獣医師たちがどこでも手術を行える施設となります。

皆さまにご協力をいただいて実現した移動手術車で、能登の被災猫だけでなく全国で多くの猫たちを救い、地域の人々と猫の命を繋げていけたらと思っています。

今回は動物病院を経営している「たんぽぽの里」が中心となってプロジェクトを立ち上げていますが、志を同じくする団体「ネコリパブリック」「つかねこ動物愛護環境福祉事業部」「ねこさま王国」と「たんぽぽの里」の4団体でチームとなり、能登の被災地をはじめとする現地の対応に臨みます。

皆さまのご支援・ご協力を何卒よろしくお願いいたします。

たんぽぽの里 代表 石丸雅代

ネコリパブリック代表 河瀬麻花

つかねこ動物愛護環境福祉事業部

代表 安部壮剛

ねこさま王国 代表 中山有里子