プロジェクト概要

 

 

2階を居住空間、1階をオフィスと

ブックカフェ&コミュニティ・スペースとする町家

〈プロローグ〉

京都・二条城すぐそばにOPENします。

 

 

プロローグとは

「はじまり」という意味。
本や映画、演劇などでよく使われます。


さまざまな人と出会い、学び、

そして発見をし分かち合う。


新たな思索へのはじまりの場、
次なる行動へのはじまりの場、

すべてのはじまりの場。

 

ここを訪れる人たちにとって、

あらたな「はじまり」の場所になってもらいたいとの願いから

この場所を名付けました。

 

 

昼は、お茶やコーヒー、軽いアルコールを楽しみながら、本を片手に寛ぐ。
夜は、様ざまなテーマのセミナーや勉強会や映画会に、トピックな集まり。


ここでは、年齢や職業、バックグランドは関係ありません。いろいろな人が出会い、語らい、発見を分かち合う。そして、そこから新しい考えが生まれたり、次への行動がはじまる空間です。

 

ごあさいさつ

 

はじめまして、佐久間憲一です。現在、牧野出版という小さな出版社の代表を務めております。これまで東京で暮らしていましたが、この4月から会社と自宅を京都に移し、生活をしています。

 

まず、私がなぜこのブックカフェをオープンしようと思ったのか、そのきっかけからお話させてください。

 

私は1982年に新潮社に入社以来、36年間にわたり出版業界に従事しており、自ら出版社を始めて14年になります。

 

昨年、牧野出版の運営を担うようになって13年、ちょうど60歳を迎えるタイミングで、いままでの仕事の仕方を見直し今後の生き方について考えようと思いました。

 

好きでやってきた出版の仕事。ですが、業界の置かれている状況もけっして明るいとはいえません。しばらく考えた末に出した私の答えは「生涯現役」でした。それを実現させるために考えた答えが、会社運営に関わる大部分の仕事を私一人で賄うようにするということでした。

 

すると、自宅からオフィスへの通勤時間とコストも最小化しよう。だったらいっそのこと、「職住隣接」にしてはどうだろう、同時に自宅兼オフィスの一部を様々な人が出会うブック・カフェにしたらおもしろいのでは!というアイデアが浮かんだのです。

 

A17c9aaa61e80a1bf71d0d850af4e5baa9800bbd

 

移住してわかった、移住者間のネットワークの貧弱さ。

 

当然のことながら、東京の不動産事情では無理なので、候補となる地域を模索していたところ、昨年4月に門川京都市長とお話する機会がありました。


そこで、マンションやゲストハウスなどに建て替えられて失われていく町家の保存を京都市が真剣に取り組んでいるということ、加えて他府県からの仕事もセットにした形での移住を勧奨していることを聞きました。

 

考えてみれば、京都は観光資源に加え、文化的にも多種多様なコンテンツが詰まった街です。交通の面でも、大阪、奈良まで1時間以内、大津へは10分、伊丹空港・関西空港へはリムジンバスで約1時間、東京行きの新幹線は10分おきにある、とハブ的要素を備えているのです。

 

これらを鑑みて、私は「暮らしのミニマイズ」と「様々な人が出会う場づくり」というコンセプトを、京都に移住して実現することに決めました。

 

A17c9aaa61e80a1bf71d0d850af4e5baa9800bbd
今回改修を行う古民家。
賃貸物件ですが大家さんも私の構想に賛同いただき、改装・改修は自由に行うことができます

 

実際京都に移住してから、いろいろなセミナーや勉強会に参加したり、開催をしてきました。そこで知ったことが、京都には他府県から移住してきた人たちが多いということです。

 

それこそ、世代は30代の現役から60代のリタイア組までさまざまいる中で、みなさんに共通していたのが、どのように地元(地域=町内)と関わっていいのか戸惑い、苦労しているということでした。

 

それは、まだ移住して数年の新しい人たちだけでなく、10年以上経った人たちからもです。


私は、そういった同様の悩みを抱えているのにもかかわらず、移住者同士をつなぐコミュニティが存在していないことに疑問を感じました。面白い活動をしている人たちもたくさんいるのにもったいないと心から思うのです。

 

そこで、私はこのブックカフェが、このような移住者同士をつなぐきっかけにもできると思いました。

 

A17c9aaa61e80a1bf71d0d850af4e5baa9800bbd
土間の壁面一面の書棚をつくるワークショップの参加者

 

検索では見つからない、本に記された「物語」に出会うように。

 

なぜ、ブックカフェなのか。

 

ほぼ、人生の半分を本をつくる仕事に携わって生きてきた私は、いつも本について考えています。

 

本は人を選びません。人が本を選んでいます。それが小説であれ、ノンフィクションであれ、そこで出会うのは自分以外の「人の物語」や「余所の物語」です。自らの小さな一生では得ることのない、その多くの物語に触れることで、人は学び、考え、行動に移すのです。

 

今では、知りたいことがあれば、ネットに繋いで「ググる」のが当たり前。必要な知識はいつでもどこでも、スマホさえあれば手に入ります。

 

しかし、人生の困難に立ち向かう時、簡便に得た知識などは何の役にも立ちません。

 

でもきっと、心が突き動かされるような感動や大きな決断を迫られた時の勇気は、本に記された「物語」の中であれば、出会あう偶然に恵まれると思うのです。

 

そんな出会いのように、ここが本をきっかけに人と人との出会い、繋がっていける場にできたら。その思いから、私はここをブックカフェにしようと思いました。

 

 

>>設備

*Wi-Fi
*画像・動画を投影するためのプロジェクターとスクリーン
*DVD/Blu-rayプレイヤー
*本格料理が可能な厨房設備
*レイアウト可変のテーブル
*コピー・FAX・スキャナー機能の複合機(オフィス・スペース)

 

>>こんな活用ができます

*映画(無声映画含む)上映会
*セミナー・勉強会・研究会
*落語会
*壁面を使った作品展示(ギャラリー)
*ミニライブ

…etc

   

話が弾みます

 

>>こんな方にご利用いただきたいです

*多様な人たちとの出会いと交流を求めているような人
*好奇心が旺盛で、たがいに学ぶことに興味を抱いている人
*自らの経験や知見、ある種の「得意技」などを発信していきたいと考えている人
*地域コミュニティに関心がある人

   

さまざまな活用ができます

 

 

「クミキプロジェクト」さんと協力。ブックカフェの一部をワークショップ形式で改修していきます。


今年の4月に町家への転居が済んだとき、門川市長に再びお会いし、そのとき、市長から直接「できあがった場所に、人を呼び込むのではなく、つくっていく過程から人を集めて、一緒につくっていく方が場所も人も育っていく」と助言をいただき、まさにその通りと思い決断しました。

 

そこで今回、京都への移住を応援する市民グループ「京都移住計画」とボランティアによるセルフリノベーションを進める「KUMIKI PROJECT」さんにご協力をいただき、一部をワークショップ形式で改修していきます。

 

本棚作り

 

まず最初は、10月21日に土間の壁面一面の書棚をワークショップでつくりました。
今後は、部屋の壁面を天井近くまで書棚にするのと、畳の部屋の床を板張りにしていきます。

    

内部

            

内部

 

■完成予定日

2019年3月中旬

 

■オープン予定日

2019年4月上旬

 

■住所

京都府京都市中京区二条通油小路東入西大黒町318

 

面白いことがある、発見がある、出会いがある。ここから、たくさんのストーリーを生み出していきたい。

 

面白い出会い、新しい出会いを求める人たちが交流し、また、新たな人たちを呼び込む。そういった好循環を生み出し、この場所を「上手に利用」していく人たちが増えて、地域のコミュニティのひとつ核となっていくことを望んでいます。


落語や講談、音楽演奏、自分史を執筆するための講座、京都の高校生が地元の伝統工芸の職人に取材し、その聞き書きの記録をアーカイブにするプロジェクトetc…、

 

大学の研究者でも、職人でも、アーティストでも、主婦の方でも、「オモロイ」ことをやっている人を招いてセミナーやワークショップを企画していきたいです。

 

昼のブックカフェにしても、夜のコミュニティ活動にしても、さまざまな集まる人たちが偏りがおきないようにテーマの設定をしていきたいと考えています。

 

ここは、できることがたくさんあります。訪れた人にとって、新しい人生の一歩がはじまるような、変化の起きる場。そんなプロローグを、一緒につくりませんか?

 

みなさまの応援・ご支援をお願いいたします。

 

 


最新の新着情報

このプロジェクトを支援する
(※ログインが必要です)