-奈良と旅人の合流点- 築100年の町屋であなたをお迎えしたい

『西村邸』プロジェクト「-奈良と旅人の合流点- 築100年の町屋であなたをお迎えしたい」は、

みなさまのおかげで、5月21日0:10に、目標額の1,000,000円に到達することができました。

まずは何より、達成までのご支援、本当にありがとうございました。

正直、先週中頃にはほぼ気持ちが折れていて、「何がよくなかったのか？」という反省レポートまで書き出していました…それでも、じわじわとご支援を続けてくださる方に、ぼく自身の気持ちを繋ぎ止めていただきました。

 

残り1週間、高校の同窓生グループに、半ばダメ元で投稿させてもらったところ、同じ剣道部だったメンバーが中心になって盛り立ててくれたこともあり、まったく予想できなかった数のご支援をいただくことができました。

 

最後は東京時代に所属していたサークルの先輩と後輩が99、100！とカウントダウンをしてくれ、大げさではなく、これまで33年で出会った多くの方の想いを感じることができました。感無量です。

 

ぼく自身、変にプライドもあってなかなか頭を下げることができず、ここ数日で書いている通り、愚直に想いを書きなぐり続けることしかできませんでした。
それを読むことに多かれ少なかれ時間を割いてくださった方は、直接のご支援をくださった方以上かと思います。重ねて、お礼申し上げます。

 

達成後も、ひき続きご支援が届いています。残り3日ではありますが、Ready for担当の二之方さんにも、ネクストゴール(追加目標)のチャレンジをおすすめいただきました。
ネクストゴールのテーマとして、支援してくださった方へのお礼の気持ちを「西村邸最初のコラボレーション」として形にしたいと考えています。

 

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コラボレーションをお願いするのは、逢香さん―奈良を中心に活動されている、若き「妖怪書家」です。

 

妖怪書家 逢香 ouka

 

奈良・橿原神宮での新元号「令和」揮毫のパフォーマンスに参加される書道家でありながら、古くからの妖怪画を現代的に解釈した独自の作品や、「黒い妖怪ウォッチ」のキャラクターデザインを担当されるなど、幅広いクリエイティブで活躍されています。

ぼくが日頃お世話になっている「奈良町にぎわいの家」にも、以前から深く関わられており、昨年開催された展覧会で、ご縁をいただきました。

 

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クラウドファンディングを始める前の打ち合わせで、Ready forさんから「ゲストハウスだと、完成後、壁にサインを残せるリターンも結構人気ですよ」というアドバイスをいただきました。
フランクな雰囲気が西村邸には合わないかな〜と思ったのですが、よくお寺なんかにかかっている「寄進者芳名」みたいな木札（伝わりますかね？笑）なら合うのでは…？と思いつきました。木札も、改修の中で出た古材を使えばバッチリやん！と、我ながら99点です笑 【西村邸を見守る会】のリターンに、「西村邸レセプションに、「西村邸を見守る会」会員としてお名前を掲示させていただきます。」と記させていただきました。

 

ただ、ぼくがまったく毛筆を使えないのがマイナス1点。
逢香さんのような書家さんに書いてもらえれば…と思いつつ、あまりコンディションのよくない古材に書くには、紙に書くのとも違う墨を用意する必要があったり、妄想止まりかな…マッキーかポスカでぼくの下手な字書くか…と諦めつつありました。が、実際に達成に辿り着けたことで、現実的になってきました。

 

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プロジェクトページにも書かせていただいた通り、「西村邸」には「3つの宣言」があります。

1.永く付き合える、もの・ことを愛します
2.クラフトマンシップを愛します
3.きょう会える、あなたを愛します

 

「クラフトマンシップ」は、それぞれの仕事に込められた、作り手の熱い想いです。
書家のクラフトマンシップをお伝えする、コラボレーションの一歩目として楽しんでいただけるもの、そしてなにより、今回ご支援をいただける方への感謝の気持ちを、逢香さんと一緒に形にしていきたいと思います。

 

残り短い期間ではありますが、引き続き、一人でも多くの方に西村邸を知っていただけるよう、励みたいと思います。宜しくお願い致します。