先日、日本で唯一、繊維学部がある信州大学へ行ってきました。
 
 
繊維学部のある上田市は昔から養蚕が盛んな繊維の街で、繊維学部も歴史をたどれば元々は養蚕の専門学校がはじまりだったそうです。
 
繊維と聞くと「糸」を思い浮かべ、テキスタイルの研究かな?と思っていたのですが、案内してくださった岩木さんのお話をきいていると「細くて長いもの=繊維=ファイバー」というわけで自分を取り巻く生活環境には、想像以上に繊維の技術があふれていることに気がつかされました。
 
たとえば、カーボンファイバーは工業製品で、ナノファイバーは医療の現場で、着心地の良い機能性ウェアは繊維の科学的研究の賜物です。
強度だけではなく、美しさや身につけたときの感じ方なども細かく数値化し分析することで、車のシートも寝具もスポーツウエアもスーツも日々進化しているのでした。
 
 
「編み」という加工技術も日々進化しており、繊維学部内にあるファイバーイノベーション・インキュベーター施設には縫い目のない編み物がPCから送られた設計図通りに編めるマシンがありました。
 
 
手袋がちゃんと袋状になってペロッと編まれて出力される様は、ほとんどプリンターと同じです。そのまま手を入れることができるわけで、まるで3Dプリンターですよ!
 
紹介動画があったので、こちらからどうぞ。
 
まだ世の中にないものを研究していて、大学という施設の本分を実感できる見学会でした。(個人的に、大学は教育機関ではなく研究機関だと思っています)
 
FabLabShibuyaもひらかれた研究室として、つくりたいおもいをサポートしていけるよう努力しなければ、と改めて思ったのでした。
 
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