手織りの西陣織を100年先へ残すために。機織り機を修理したい

引き続きのご支援、本当にありがとうございます。このクラウドファンディングを通じて、1台でも多くの機織り機を修理するのはもちろん、より多くの方に手織りの魅力をお伝えできたらと思っております。

本日は職人が道具を使っている様子を映した動画を紹介させていただきます。

織り手の目の前にあるものを小杼（こび）といいます。これを利用して柄を描いていきます。手だけで一越し一越しするわけですからそれだけでどれほどの時間がかかるか、おわかり頂けると思います。

また織機と異なり全てを人の手でやるので、その都度その都度最適な糸のテンションで杼を越すことができます。ここが全て同一の力である織機との大きな違いです。手機と織機の立体感の違いはこれによっても大きく差がつきます。

手織りだからこそつくりあげることができる繊細な模様があります。この美しい模様を、技術とともに後世に残していきたい。そう思っています。

どうぞ最後まで、温かい応援をいただけましたら幸いです。