人間関係を劇的改善！こうすれば伝わる！「才能お見立て手帳」

開発者星山より

お待たせしました。新刊情報です。

「リモートワーク時代のチームマネジメント

　あなたのチームを最速で最強にする17の法則」

もともと私は民間企業の幹部、次世代経営者の育成に力を入れてBtoBといわれる分野で活動してきました。
ですから、本を商業出版するのであれば、これまでの実績や知名度などを考慮して、まずは自分のフィールドであるビジネスマン向け、管理職向けというのが自然の流れだと思います。
ところが、その頃は思うところがあって、方向性を変えました。
それで、初著は子どもに関わっている大人、保護者や学校の先生方、つまりBtoCといわれる分野の皆さんに読んでいただくことを目的として出版したわけです。2018年3月のことです。

それから月日が経ち、ようやく次の本を執筆する準備ができました。
この本は、企業・組織でチームリーダー・管理職という立場にある方向けに心をこめて書きました。もちろんこういった方々へ向けた本は世にすでにたくさん存在します。大きい書店に行けば、ビジネス、マネジメント、リーダーシップ、組織管理などそれぞれのテーマで1棚以上の既存書があるほどです。
この本を書いているときは、ちょうど新型コロナウィルス感染拡大の影響で、日本全国とりわけ首都圏は厳しい自粛下にある頃でした。会社にはなるべく出社しない、人とリアルで対面しない、こまめな手洗いとアルコール除菌、マスク着用、定期的な換気の推奨、感染を拡大させないために集団での会食も自粛…仕事も在宅勤務に切り替わり、業務で必要な打ち合わせも、取引先との商談ですらWEBに切り替わっていきました。
テレワーク推進・リモートワークへの転換の推進は、満員電車の通勤からの解放や、カジュアルな服装でリラックスした執務環境をもたらしてくれました。しかしその一方では、リアルに顔が見えない、温度感がつかめない画面越しの環境下でメンバーマネジメントをいなければならなくなったことが、管理職層をじわじわと追いつめはじめました。「働き方の変化」がマネジメントにも変化を連れてきたのです。「メンバーを理解しているつもりだったが、じつはまったくできていなかった」ことに気づかされ頭をガツンと殴られたような気持ちになったリーダー・管理職の方も多いのではないでしょうか。この春に入社した新人が自分のもとに配属されてきたけれど、リアルで会う機会がまだ数回しかない現状。人事からの情報も不足していて、人物像をつかめなくて困っているという企業幹部からのご相談も増えました。リアルではなく画面越しだからこそ、相手の人物像を瞬時につかめるかどうか、的確に判断できるかどうかが、マネジメントが機能するかどうかの分かれ道であることに気づきはじめたのです。

今回の本は、リモートワーク時代のチームマネジメントと題して書きあげました。実際の企業組織を舞台にした事例も盛りだくさんです。とじ込みの別冊で、ワークブックをお付けしました。つまり2冊分の価値がある本です。これは、みなさんの職場などの人間関係を客観的な図式に落とせるように名前を書きこみながら活用していただく仕組みがあります。該当する箇所にメンバーの名前を書き入れて俯瞰すると想像していたよりも多くのことが見えてくるはずです。企業のワークショップなどでも活用しているツールですので、数十万円分の価値はこの本に凝縮されています。チームをまとめているリーダー・管理職のみなさんの、今後のマネジメントの参考にしていただけたら幸いです。