松竹大谷図書館|演劇・映画の宝箱、貴重資料を未来へ【第13弾】 2枚目
松竹大谷図書館|演劇・映画の宝箱、貴重資料を未来へ【第13弾】
松竹大谷図書館|演劇・映画の宝箱、貴重資料を未来へ【第13弾】 2枚目
松竹大谷図書館|演劇・映画の宝箱、貴重資料を未来へ【第13弾】
松竹大谷図書館|演劇・映画の宝箱、貴重資料を未来へ【第13弾】
松竹大谷図書館|演劇・映画の宝箱、貴重資料を未来へ【第13弾】 2枚目

支援総額

3,815,000

目標金額 3,000,000円

支援者
286人
募集終了日
2024年10月23日

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2024年10月16日 17:05

残り7日|【映画台本】作品リストご紹介4「増村保造監督作品」

プロジェクトの募集締切まで残り7日となりましたが、最終日まで引き続き、ご協力・応援の程どうぞよろしくお願い申し上げます!

 

1万円以上ご支援いただいた方には、プロジェクト限定リストより、お好きな作品の台本を保護する「台本カバー」に支援者様のお名前をお入れして、松竹大谷図書館でずっと大切に保存させていただくリターンをご用意しております。
 
今回プロジェクトのご支援者様のお名前をカバーにお入れする台本の作品リストはこちらです。これらのリストは、所蔵台本のご紹介にもなっておりますので、ぜひご覧ください。
 

【映画台本】作品リストは【こちら】からご覧ください。

北條秀司原作映画、笠智衆出演作品、大曾根辰保監督作品、乙羽信子出演作品、増村保造監督作品、山田太一原作・脚本作品の「台本カバー」

 

【寅さん台本】作品リストは【こちら】からご覧ください。
映画『男はつらいよ』シリーズ全50作のうちお好きな作品の「台本カバー」

 

【歌舞伎・新派・新喜劇・OSK台本】作品リストは【こちら】からご覧ください。

昨年11月より今年10月の興行を中心とした歌舞伎・商業演劇・新派作品の「台本カバー」

 

こちらの活動報告を通じて作品リストについてさらに詳しくご紹介できればと考えております。第4回目は、本年、生誕100年となる、増村保造監督作品のご紹介です。

 

写真は【映画台本】作品リストより、増村保造監督作品の台本です。(※番号は台本作品リストの番号です)

 

 

左上より
138 『氷壁』1958年
139 『巨人と玩具』1958年
140 『氾濫』1959年
141 『からっ風野郎』1960年
142 『足にさわった女』1960年
143 『偽大学生』1960年
144 『女の一生』1962年
145 『黒の超特急』1964年
146 『兵隊やくざ』1965年
147 『清作の妻』1965年
148 『刺青』1966年
149 『陸軍中野学校』1966年
150 『赤い天使』1966年
151 『痴人の愛』1967年
152 『大悪党』1968年
153 『セックス・チェック 第二の性』1968年
154 『積木の箱』1968年
155 『盲獣』1969年
156 『千羽鶴』1969年
157 『でんきくらげ』1970年
158 『やくざ絶唱』1970年
159 『しびれくらげ』1970年
160 『動脈列島』1975年
161 『この子の七つのお祝いに』1982年

 

増村保造は大映映画の黄金期を支えた名匠として、その名を知られています。東大法学部を卒業後、1947年に大映東京撮影所の助監督募集に合格しますが、同年、東大文学部哲学科に再入学。仕事と両立させながら、1951年に卒業しました。1952年からは3年間ローマの国立映画実験センターに留学、帰国後は溝口健二や市村崑の助監督をつとめ、1957年の『くちづけ』で監督デビューしました。強く情熱的な女性像を、鮮烈に、ダイナミックに描いた増村保造の映画は、当時驚きをもって迎えられました。特に大映を代表する女優、若尾文子との共作は多く、『青空娘』(1957年)より『千羽鶴』(1969年)まで20作を数えます。一方で、勝新太郎の『兵隊やくざ』(1965年)や市川雷蔵の『陸軍中野学校』(1966年)など、男性が主役の戦争アクションやサスペンス映画にも力を発揮しました。


1971年に大映が倒産した後は独立プロダクション「行動社」を設立。1970年代からはテレビドラマもてがけるようになり、多くの大映ドラマを生み出しています。遺作は、松竹と角川春樹事務所の共同製作で岩下志麻主演の『この子の七つのお祝いに』(1982年)で、62歳での死は深く惜しまれました。

 

大映での活躍が際立っている増村保造監督ですが、今回の映画台本リストにある作品も、『動脈列島』(東宝)と『この子の七つのお祝いに』(松竹=角川春樹事務所)以外は、すべて大映の作品です。

 

 

当館は松竹作品の映画資料を多く所蔵していますが、松竹以外の他社作品の映画資料に関しても、台本やスチール写真、プレスシートなどを所蔵しています。

 

下2枚の写真は、大映作品のプレスシートです。この時代のプレスシートは、基本的にB2半分の大きさで、片面に詳細な作品情報やロゴやキャッチコピーなどの宣伝に関する情報が印刷されているもの、あるいはその表面がカラーポスターの絵柄で両面印刷のものなどが多く作られました。
 

上より『偽大学生』『盲獣』『千羽鶴』『やくざ絶唱』
 

左より『からっ風野郎』『女の一生』『陸軍中野学校』
 

また、下の写真は「大映東京撮影所ビルボード」「大映京都作品案内」です。こうした速報の宣伝物は、製作状況をいち早く伝えるため、当時各映画会社の宣伝部が発行していたものです。

 

上:「大映東京撮影所ビルボード」『黒の超特急』『清作の妻』
下:「大映京都作品案内」『刺青』

 

映画資料の所蔵につきましては、平成15(2003)年以降に登録した資料は「資料検索(OPAC)」で検索していただけますが、平成15年より前に登録した資料は、まだすべての目録のデータ登録が済んでおりませんので、今回ご紹介したプレスシートなどの所蔵について詳しくお調べになりたい方は、お電話でお問い合わせください。

 

当館の「資料の探し方」についてはこちら
https://www.shochiku.co.jp/shochiku-otani-toshokan/materials-search/
 

お問い合わせはこちら
松竹大谷図書館:℡ 03-5550-1694(平日 10時-17時)


次回は、本年生誕120年をむかえる時代劇映画の巨匠、大曾根辰保の監督映画台本をご紹介します。

 

リターン

3,000+システム利用料


A|【税控除対象】お気持ち応援コース(3千円)

A|【税控除対象】お気持ち応援コース(3千円)

■サンクスメール
■松竹大谷図書館HPへのお名前掲載(ご希望の方のみ)
■報告書(2025年4月末に送信予定)
■寄付受領書・控除証明書(2025年1月末に発送予定)

申込数
80
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年4月

5,000+システム利用料


B|北條秀司作品台本デザインオリジナル文庫本カバー

B|北條秀司作品台本デザインオリジナル文庫本カバー

北條秀司作品『井伊大老』『浮舟』の台本の表紙をデザインに使用したオリジナル文庫本カバー(非売品)  をお届けいたします。

■サンクスメール
■松竹大谷図書館HPへのお名前掲載(ご希望の方のみ)
■報告書(2025年4月末に送信予定)
■北條秀司作品台本デザインオリジナル文庫本カバー
-----
※ 本コースへのご支援は税控除の対象となりませんのでご注意ください

申込数
55
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年4月

3,000+システム利用料


A|【税控除対象】お気持ち応援コース(3千円)

A|【税控除対象】お気持ち応援コース(3千円)

■サンクスメール
■松竹大谷図書館HPへのお名前掲載(ご希望の方のみ)
■報告書(2025年4月末に送信予定)
■寄付受領書・控除証明書(2025年1月末に発送予定)

申込数
80
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年4月

5,000+システム利用料


B|北條秀司作品台本デザインオリジナル文庫本カバー

B|北條秀司作品台本デザインオリジナル文庫本カバー

北條秀司作品『井伊大老』『浮舟』の台本の表紙をデザインに使用したオリジナル文庫本カバー(非売品)  をお届けいたします。

■サンクスメール
■松竹大谷図書館HPへのお名前掲載(ご希望の方のみ)
■報告書(2025年4月末に送信予定)
■北條秀司作品台本デザインオリジナル文庫本カバー
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※ 本コースへのご支援は税控除の対象となりませんのでご注意ください

申込数
55
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年4月
1 ~ 1/ 12

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