
6/1よりご来館予約のお願い&6-8月の展示「原節子」展
お早うございます。松竹大谷図書館の武藤です。臨時休館中は、利用者の皆様にご不便をおかけいたしました。大変お待たせ致しましたが、本日6月1日(月)より開館致しました。
【ご来館予約のお願い】6月1日(月)からのご利用について
当面のあいだ座席数を減らして開館しますので、ご来館は予約制とさせて頂きます。ご利用にあたっては以下の点をご協力お願いいたします。
●開館時間 10:00~16:00(短縮しております)
●ご来館前日までに、お電話でのご予約をお願い致します。
松竹大谷図書館 03(5550)1694(平日10時~16時)
ご予約について
★10時から16時まで、1時間ごとに最大2時間までご予約頂けます。
★ご同伴者はお1人迄で、出来るだけお1人でご来館下さい。
★当日でも、お席が空いていれば、お電話でご予約を承ります。
★展示をご覧になる場合も、ご予約の上ご来館下さい。
▽詳しいご利用方法はこちらをご覧ください
https://www.shochiku.co.jp/shochiku-otani-toshokan/news/200601.html
今後も、開館日時やご利用方法につきましては、状況の変化にともない変更の可能性があります。随時お電話でのご確認や、当館のHP、Facebookの更新をご確認下さい。
ご理解ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
さて、本日から、閲覧室の新しいミニ展示が始まっております。6-8月の展示は、本年、生誕100年を迎える「原節子」展です。
5年前の2015年11月25日に、原節子逝去のニュースが流れたときのことをご記憶の方もいらっしゃるかと思います。報の約2か月半前の9月5日に95歳で亡くなった原節子。スクリーンに姿を見せなくなってから、50年以上の月日が経っていましたが、伝説の女優の死は映画ファンに深い悲しみをもたらしました。
本年は、原節子の生誕100年にあたります。1920年6月17日横浜に生まれた原節子は、1935年に次姉の夫である日活の熊谷久虎監督の勧めで日活多摩川撮影所に入所し、『河内山宗俊』(1936年)撮影時、来日中のアーノルド・ファンク監督に見出されて日独合作映画『新しき土』(1937年)にヒロインとして出演するなど、早くからその美貌が注目され、人気女優となりました。
原節子は、1962年の『忠臣蔵 花の巻 雪の巻』(東宝/稲垣浩監督)の大石内蔵助妻りく役を最後に映画への出演が途絶えるまで、28年間で約110の作品に出演しましたが、そのうち戦前の作品が約半数を占めており、このことから戦前戦後を通して、常に映画界の第一線で活躍していたことがわかります。また、日本映画の傑作『東京物語』など、小津安二郎監督の作品での原節子の演技がよく知られていますが、黒澤明、木下惠介、成瀬巳喜男など、名だたる監督たちの作品にも多数出演しており、そのフィルモグラフィーは華やかの一言です。今回、スチール写真を多く展示していますが、様々な作品での、原節子の多彩な表情を見ることができます。
上の写真の台本は、すべて小津安二郎監督作品で、左から『晩春』『麥秋』『東京物語』です。この三作品で、原節子が同じ名前のヒロイン「紀子」役を演じていることから「紀子三部作」ともよばれています。今回の展示では、『晩春』は台本とスチール写真、『麥秋』はプレスシート、『東京物語』は笠智衆と小津安二郎監督とともに写った撮影中のスナップ写真とプレスシートを展示しています。
当館が所蔵する原節子出演台本を並べてみました。ご覧になった作品はありますでしょうか?
上左より、『緑の大地(仮題『大陸の光』)』(1942)、『安城家の舞踏会』(1947)、『颱風圏の女』(1948)、『お嬢さん乾杯』(1949)、『晩春』(1949)、『白痴』(1951)、『麥秋』(1951)、『白魚』(1953)、『東京物語』(1953)、『山の音』(1954)、『女囚と共に』(1956)、『東京暮色』(1957)、『女であること』(1958)、『大番 完結篇』(1958)、『日本誕生』(1959)、『路傍の石』(1960)、『秋日和』(1960)
こちらの台本は、当館の「資料検索」でも所蔵を検索できますので、是非お好きなタイトルで検索してみてくださいませ。
今回の「原節子」展の展示は、8月14日(金)までとなっております。現在当館は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入館は予約制となっております。展示をご覧になりたい方は、ご予約の上ご来館ください。
℡:03-5550-1694(平日:10時より16時)
松竹大谷図書館の開館日はカレンダーでご確認下さい。
リターン
3,000円
活動報告+サンクスメール+HPにお名前掲載
■サンクスメール
■4月末に報告メール
■松竹大谷図書館HPに名前を掲載
※ご了承いただいた方のみ掲載いたします
- 支援者
- 57人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年4月
5,000円

松竹大谷図書館オリジナル文庫本カバー(2種類1組セット)
3,000円のリターンに加え、
■松竹大谷図書館オリジナル文庫本カバー(2種類1組セット)
当プロジェクト限定 歌舞伎台本『曽我綉侠御所染』と、映画台本『男はつらいよ』第一作の表紙デザイン!
※デザインは全て一緒です
- 支援者
- 57人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年4月
10,000円

オリジナル文庫本カバー+台本カバーに名入れ
5,000円のリターンに加え、
■台本カバーに支援者様のお名前をお入れします
※【歌舞伎・新派台本】【映画台本】【寅さん台本】の3つの作品リストより、ご希望の作品の「台本番号」と「タイトル」を応援コメントにお書き下さい
※作品リストはプロジェクト本文「リターンについて」の台本カバーの説明部分にリンクがあります
※今すぐ決まらない方は、プロジェクト達成後にもご希望をお伺いいたします
- 支援者
- 108人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年4月
30,000円

オリジナル文庫本カバー(3種)+台本カバーにお名入れ
10,000円のリターンに加え、
■組上燈籠絵『富士之牧狩』のオリジナル文庫本カバー
- 支援者
- 15人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年4月
50,000円

松竹大谷図書館見学会(歌舞伎記録映像上映付き)+オリジナル文庫本カバー(3種)+台本カバーにお名入れ
30,000円のリターンに加え、
■松竹大谷図書館見学会にご招待
【2019年11月28日(木)開催 午前(15人)/午後(15人)】
「午前」「午後」のご希望を応援コメントにお書き下さい
※今すぐ決まらない方は、プロジェクト達成後にもご希望をお伺いいたします
※11月28日に見学会に参加出来ない方には予約制で、松竹大谷図書館の書庫を1時間ご案内するガイドツアーへの招待券をお送りします
有効期限:2019年12月~2020年7月の平日
(開館日及び整理休館中)
- 支援者
- 15人
- 在庫数
- 13
- 発送完了予定月
- 2020年4月