SNSと現実

こんばんは🌙
昨日のトーイの緊急搬送の記事は目を通されましたでしょうか。
急遽動画をまわして
インスタグラムの方にも投稿しております。
是非ご覧になってください。



SNSというのはキラキラなプラスな部分を紹介する事が多いかと思います。


私達も保護犬や保護活動を良い形で知ってもらいたいと思い
犬や猫達が生き生きとして楽しんでる様子にフォーカスして投稿する事が多いです。
保護犬保護猫を"可哀想な子"という目でみてほしくないから。

またおっぽの会はボランティア同士も仲が良く、
向上心がとても高い方ばかりです。

しかし"仲が良い"というのも決してお友達ではなく、
みんな保護っ子達のために動いている
同じ志しをもった同士です。



そんなシェルターでの日常を投稿すると
『今の方が幸せなんじゃ？』
『順風満帆そう』
『ほんとにスタッフ不足？』
というお声も多々いただきます。



現実は
重篤な子が突然急変したり、
ケガをする子がでたり、
ケンカをする子が出たり、
重篤な子でなくても多頭で飼育しているので
毎日誰かしら体調の変化があります。


また搬送にあれだけの時間がかかり、
ここに冬場の凍結があれば
更に時間がかり、危険な道のり。　　　　　

トーイだけの場合で往復4時間。

ここに複数頭の診察が加わればさらに時間がかかります。


ボランティアはサラリーマンが多く
週末にボランティアが集中します。

土日のどちらを
シェルターでのお世話の日とし、
片方をひたすら病院搬送に費やす事も。


トーイやよちこのように
専門医での受診が必要な子がいたら
別の病院に走ります。
どこも片道1時間以上。

場合によって仕事終わりに病院へいきます。
シェルターから病院へ搬送するスタッフ。
病院で診察する子を受け取り、
終わり次第シェルターに戻す。


【移動】にとても時間を費やします。


先週の土曜日の例だと、
よちこの体調の変化が気になり、
フィラリア手術をした事もあり心配のため
急遽病院へ。
その後は別の子をかかりつけ医に連れていくため病院をはしご。
この日の距離は200km越え。 保護っ子達もスタッフも負担の現状。 この状況を変えるにはやはり移転しかないのです。