プロジェクト概要

「児童養護施設」と聞くと、どのようなところを思い浮かべますか?

 

時に「かわいそう」や「不幸」の象徴のように描かれることもあるかもしれません。

 

ですが、そこに住んでいるのは、

友だちと遊ぶことが大好きな ” 普通の ” 子どもたち。

もちろん、預けられた子ども一人ひとりに様々な事情があることは事実です。

 

施設ではなく自分の家」として生活し、

一人ひとりが過去と向き合い、

乗り越えようと前向きに頑張っている場所。

 

そんな、「おさひめチャイルドキャンプ」の老朽化に伴う再建に、

ぜひお力を貸してください。

 

多くの皆様からのご支援により、開始7日目にして目標額の200万円に達しました。誠にありがとうございます感謝の気持ちでいっぱいです。

はじめは「本当に集まるの?」「大丈夫?」など、不安の声もありましたが、実際に動き出したところ、予想以上の応援の声をいただき驚いています。


今回の資金使途である建物の改修、地域交流ホールの建設には2000万円以上の資金がかかります。国・県・地元市からの補助もありますが、自己資金を足しても多額の借金をしなければなりません。そのため、残り期間の目標を500万円とし、挑戦を全うしたいと思います。

とても大きな挑戦ですが、皆様のご支援にしっかりと応えられるようなものにいたしますので、引き続きご協力を賜りますようお願い申し上げます。(2018.11.26 施設長 西村 武)

 

4歳から18歳まで28人が暮らす、おさひめチャイルドキャンプ

 

初めまして、児童養護施設「おさひめチャイルドキャンプ」、施設長の西村武です。

 

長野県の南部に位置する「おさひめチャイルドキャンプ」では、予期できない災害や事故、親の離婚や病気、虐待などさまざまな事情で保護者と暮らすことができない4歳から18歳の子どもたち総勢28名が暮らしています。

 

 

外で元気に遊ぶのが好きな子、ゲームや読書や絵を描くことに熱中している子、ドラマやアイドルが好きな子、バイトをして一生懸命にお金を貯めている子、部活で汗を流して頑張っている子…などなど一般家庭の子となんら変わりはありません。

 

毎日のように子ども達のクラスメートらが遊びに来て、一緒におしゃべりをしたり、ゲームをしたり、走り回ったりして遊んでいます。

 

 


老朽化がすすみ壁には亀裂も。安心して暮らせる「家」に改修したい。

 

そんな28名の子どもたちの「家」ですが、元々は結核児童の治療を行う病院に併設された診療施設として、昭和29年にスタートしました。そこから時代に合わせて姿を変え、当時の建物を受け継ぎながら大切に使われています。

 

しかし、元診療施設だったからこそ、大きな窓が廊下側に設置されていたりと「普通の家」とは異なり、現状の子どもたちにはベストな環境ではない部分が多々あります。

 

また、築40年近くになる本館は老朽化が進み、建物全体が歪んできているためか、開け閉めしにくい窓もあります。耐震化もなされておらず、壁には亀裂が入り部屋によっては雨漏りもあるため、修繕を繰り返してきましたが、限界です。

 

そのため現在の本館を解体し、管理棟、居住棟の二棟を新築する大規模な建て替えを行うことにしました。

 

 

ー改修場所の詳細ー

 

■  お部屋 

幼児と小学校低学年の子は3~4人で一部屋を使っています。小学校高学年は2人で一部屋、中高生にも全員には個室を与えられていません。建物が古く壁の遮音性が低いため、常に騒がしく、一人で静かにゆっくり過ごせるスペースがないのが現状です。音に敏感な発達障害の子たちもいるので、より安心にゆっくりと過ごせる環境に改修予定です。

 

六畳間に高学年のこの3人+職員一人が布団を敷いて寝るため、かなり狭いです。
夜中に目を覚ますと不安で眠れなくなってしまう子もいるので一緒に寝るようにしています。
可能な限り、不安を安心に変える努力をしています。

 

■ お風呂

お風呂は大きめの浴槽がある男女共有の浴室一つしかありませんでした。大きな浴槽ですが、本館の20人弱の子どもたちが一人ずつ順番で使っているため、15分程度しかはいれません。今回の改修で、一般家庭と同じユニットバスが男女別に一つずつ、幼児専用浴室一つ、シャワールームが男女別に一つずつ設置され、ゆっくり入れるようになります。シャワーだけで良いという高校生たちの要望にも応える形にします。

 

お風呂の壁や設備もいたるところが痛みはじめています。

 


児童養護施設も、僕の家だから
もっと気軽に友達が遊びにこれる場所を。

 

現在の施設では、子ども達のクラスメートが毎日のように遊びに来て、一緒におしゃべりをしたり、ゲームをしたり、走り回ったり、騒がしく遊んでいます。

 

しかし、元々狭い建物なので、狭さからのトラブルも絶えません。それでも一般家庭と同じ感覚で友達が気軽に遊びに来てくれることは良いことです。

 

そのため、子どもたちが安心して友達を呼び、のびのびと遊べる「地域交流ホール」を管理棟の一階につくります。

 

より気兼ねなく友達を呼べる!と子どもたちも楽しみにしています。

 

ホールの大きな窓の外には観光名所にもなっている樹齢400年の紅梅を眺められるテラスも設けます。
地域住民の方々が気軽に訪問できる、そんな場所になれば。
様々な発達障害を持った子どもたちの特性にも配慮できるような設計にしています。

 

施設の子どもたちが友達を呼び、気兼ねなく遊んだり、施設を退所した子が赤ちゃんや家族と共に顔を出せたり、のちのち、地域の子どもたちが登録すれば学童保育として使えるようなホールになればと考えています。

 

施設の子どもたちはもちろん、退所後の子、地域の子どもたちにも寄り添える、そんな開けた場所にしたいと思います。

 

勉強に遊びに、1日全力で頑張ったあとのみんなで食べるご飯は子どもたちの楽しみのひとつ。

 

 

施設の子どもにとって居心地よく、ホッとできる安心の家に。

 

子どもたちは本来一緒に暮らせるはずの家族と離れて暮らしています。しかし、児童養護施設で生活する子たちは、決して「かわいそうな子」ではありません。児童養護施設は「不幸な場所」ではありません。ただ、児童養護施設が身近ではない方にとってそう感じてしまうのも、無理ありません。

 

一人ひとりが抱えている悲しみや寂しさを代わってあげることはできませんが、想像し、寄り添うこと、未来を一緒に描いていくことは可能です。

 

今回の再建をきっかけに、児童養護施設を地域に一歩開くことで、児童養護施設、子どもたちへの理解を広げていきたいと思います。

 

去年の年度末の送別会最後の一コマ。毎年こうやって最後は退所する子を送り出しています。

 

 

児童養護施設は、一人ひとりがそれぞれの過去と向き合い、乗り越えようと前向きに頑張っている場所です。

 

「家庭的」というイメージに捉われすぎることなく、子どもたち一人ひとりが「居心
地良いなぁ」「ホッとするなぁ」「安心するなぁ」と思えることを大切に、そんな施設に改修します。

 

 

欲しいのは「同情」ではなく、子どもたちへの前向きなエール。

あたたかいご協力を、どうぞよろしくお願い致します。

 

子どもたちが毎年たのしみにしているクリスマス。

今年は、みなさんからのエールも大きなプレゼントになりそうです。

 

 

 

建設までのスケジュールにつきまして

 

完成まで時間がかかってしまうため、適宜進捗を報告させていただきます。

着工:2019年7月初旬 
完成:2020年3月31日 
オープン完了日:2020年5月1日

 

 

 

支援金の使途内訳につきまして

 

・建物の改修、地域交流ホールの建設には2000万円(県と国、地域からの補助金、自己資金は確保済み)

 

補助金と自己資金を合わせても不足するため、借り入れを予定しています。今回のプロジェクトでご支援を頂ければ、その分だけ借入金は減り、子ども達のためにお金を使えます。可能な範囲でご支援頂きたく存じます。

 

 


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