こんにちは。

 

今日は、昨年のプロジェクト参加者の谷口太郎さんより、プロジェクトの感想についてお便りをいただいたのでご紹介します。

 

 

 

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「出会い」は何かの始まりです。

 

 

昨年の8月に行われた岩手県大槌町でのプロジェクトには、それは多くの出会いが詰まっていました。特に二つが印象に残っています。

 

一つ目はイスラエルとパレスチナそして日本の若者達の3者の出会いと、

もう一つは被災地の子供達との出会いです。

 

 

 複雑な背景がありイスラエル・パレスチナ現地では両国の若者達が対話するというのは、社会的にも心情的にもかなり実現しづらい事です。

だからこそ、このプロジェクトには日本人学生達の参加があって成り立つ側面があります。

 

 

「仲介役」というわけではありませんが、我々がいるという事が両者のコミュニケーションを促しているように思えました。

両国の若者達が一緒にボランティアに取り組んでいるという、ある意味であり得ない状況はこうしたプロジェクトでしか作られないでしょう。

 

 

 時間が過ぎるにつれて彼らの心の中には無理に癒したり励ましたりには繊細すぎる問題があることに気付きました。

そこで、心に「働きかける」よりも「寄り添う」方が上手く働く事もあるのだと学びました。また、彼らもそれを望んでいるようでした。

 

 

 この寄り添う感覚は、もう一つの出会い、プログラムの一環で行った被災地での学童保育支援でも役立ったように思います。

私自身が子供達と関わる時も役立ちましたが、イスラエル・パレスチナの若者達だからこそ大きな傷を心に抱えている子供達の心に寄り添う事が出来たようです。

 

 

▲写真:子どもたちと一緒に本を朗読する谷口さん。

    すぐ横にあるロッカーには、防災頭巾が常備されています。

 

 

 さらに、生まれて初めての外国人と出会う子が大半だったようです。

子供達の目の輝きを見ていたら、この子達もこの出会いの中に新たな希望を見いだしているのかもしれないと思えました。

 

 

 このプロジェクトの中で起きた出会いから、いくつのそしてどのような物語が始まったのかはまだハッキリと見えません。

しかし、最終的にはその結末が少しでも平和な世の中につながる事を願ってやみません。

 

以上

 

 

谷口太郎

 

2013年度「平和の架け橋 in 東北」参加者

 

参加当時、神戸の大学院で国際協力研究科を専攻。特にイスラエル・パレスチナ問題を研究。

 

 

 

 

現在、同大学の博士課程に在籍中。

 

プロジェクトの経験を活かし、精力的に研究に打ち込んでいます。 

 

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谷口さんからのお便りを紹介しました。

 

 

これまでのプロジェクトで、谷口さんをはじめ多くの有望な若者が巣立ちました。

そして今、彼らは様々なところで活躍してくれています。

 

今年もこのプロジェクトを実施でき、彼らに続く若者と出会い、大きな成長の手助けになることを切に望んでいます。

 

 

このプロジェクトが実現できるために、どうぞご支援をよろしくお願い致します。

 

 

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