プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

2016年7月~8月に、広島・長崎・横浜でヒバクシャ・ピースマスクプロジェクト​のワークショップ開催し、核のない世界へ向けて、100人のピースマスクを製作します。

 

はじめまして。NPO法人ピースマスクプロジェクトの金明姫と申します。ピースマスクとは、白い和紙で作るマスクのことで、2014年には京都でNPO法人として認定をうけ、日中韓の若者対象の東アジアピースマスクプロジェクトで、異文化間の様々な差異を認め、理解と調和の心を育む活動を行っています。

 

その中で、立命館国際平和ミュージアム名誉館長の安斎育郎先生から100個の被爆者のピースマスクを制作してはどうかというお誘いがありました。原爆投下から年月が経つにつれて、生存する直接被爆された被爆者の方々は日に日に少なくなっていっています。今この時期こそ、人種を超えて平和を考えるべき時期であり、残り少ない重要な機会であると考えました。

 

100個のヒバクシャ・ピースマスクを制作し、平和を願う心を世界に発信していくために、活動費が不足しています。どうか皆様のお力添えをよろしくお願いいたします。

 

石膏で型をとる前にクリームを塗ってもらう子供のモデル

 

未来を担う若者に!核廃絶の想いを伝える『ピースマスクプロジェクト』

 

ピースマスクとは、白い和紙でできたマスクで、目が閉じられ、その人本来の静かな表情が写し出されます。マスクにより人種や肌の色ではなく、その人が歩んだかけがえのない人生を想像することができます。その顔に写るものは差別もなく平等そのもの。世界的な平和を考える上で最も重要な基盤になると思います。

 

現在、被爆者の平均年齢は80歳を超えています。生存されている方でも健康に問題を抱えている方は多数いらっしゃいます。時間が経てば経つ程、これらの方々から直接お話をうかがい、その思いをを受け継いでいくことは難しくなります。

 

70年以上にわたり、世界にむけて核兵器廃絶を訴え続けてこられた被爆者の方々に敬意を表すと共に、その思いをさらに多くの人々に届けるのは今この時しかないと思うのです。

 

石膏の顔型を持つ被ばく2世のモデルの方

 

 

核のない世界へ向けての市民的な行動を考える場を作るため、ワークショップを開催します。

 

今回のプロジェクトでは、広島、長崎の原爆の被爆者、被爆者2世、3世、さらに4世にあたる子供達も含めた100人のモデルの顔を型取りした和紙のマスクを制作するためのワークショップを開催いたします。

 

被爆地である広島・長崎と、横浜で7月~8月にかけてワークッショップを行い、被爆者だけでなく、核兵器廃絶への願いを同じくする人々を繋げ、核のない世界へ向けての市民的な行動を考える場を作りたいと思います。

 

<ワークショップ詳細>

長崎:7月8~11日 長崎原爆被災者協議会

 

広島:7月14~18日 妙慶院

 

横浜:8月27~28日 善了寺

 

<ピースマスクができるまで>

石膏でモデルの顔の型を取り、それを元に和紙を型に押し当てながらのばし数枚重ね、型から抜き取り乾燥させたらマスクができます。所要時間は、石膏の型とりが約30分、和紙のマスク作りは約1時間、乾燥に数時間かかります。

 

石膏で型をとるモデルに触れる参加者たち・滋賀県守山高校にて

 

 

もう一人の自分を発見し、人間の平等性を見つめ、一人ひとりが平和を築いていく。

 

ピースマスクのワークッショップでは、被爆者の平和に対する想いを若い世代に伝え、つなぐ場を作ることで、「原爆での被爆」が本や映像で見る漠然としたものではなく、一人一人名前のある個人の体験であることを認識する機会を提供し、強く平和を希求する心を育てることができます。

 

被爆者の方々の体験に触れて、戦争とは遠い昔、遠い国の話ではなく、個人の生に多大なる影響を及ぼすものであることを感じ、当時若者であったおじいちゃん、おばあちゃんから直に見聞きすることで平和に対する想いを深めてほしいと思います。

 

■これまでマスクを制作した若者たちの声(東アジアピースマスクプロジェクト参加者)

“真っ白な自分のマスクに対面した時、新しい自分を見ている気がした。”(中国人留学生)

“マスクを見て『これ私?』と驚いた。”(韓国人留学生)

“一度マスクになると、アジア人の顔の違いがわからない。まとっていたものを脱ぎ捨て素の人間になった感じ。”(日本人大学生)

 

自分であって自分でない、もう一人の自分を発見し、これまでの偏見を捨て、一人一人が平和を築いていかなければとの思いを強くしたというような感想もありました。

人間の共通性が浮かび上がるのがピースマスクです。

 

自分の顔型から和紙のマスクを作ります・京都外大にて

 

国際平和博物館会議におけるワークショップ・韓国ノグンリにて

 

 

被爆者の方の想いを、マスクを通して受け継ぐ。

 

私たちは、71年前に広島と長崎に原爆が投下され、一瞬にして多くの人の命がうばわれ、かろうじて生き残った人々も被爆に起因する様々な病との闘いを強いられ、また、その影響は被爆者一代の生のみならず、次に続く世代にまで暗い影を落としているということを忘れてはいけないと思っています。

 

また後世に、被爆者の方々が被爆後70年以上が経った今も、核兵器の脅威、非人道性を訴え続けなくてはいけない、まだ核兵器が廃絶どころかさらなる危険性を生み出している現状を受け継いでいきたいと考えています。目を背けず一人一人の問題として認識してほしいということです。

 

そして彼らが発信し続けている平和が、マスクに映るように非常に穏やかで世代を超えて共有できることを知って欲しいと思います。被爆者の方々が真の平和を望み、核兵器廃絶を世界に向けて訴え続けてこられた精神の尊さを、日本から世界の人々に発信していきたいと思います。

韓国ソウルの木金土ギャラリーでの展示

 

しかし、3都市でワークショップを開催するための資金が不足しています。ヒバクシャ・ピースマスクを製作し、核のない平和な世界を目指すためにどうぞご支援のほど、よろしくお願いいたします。

 

【資金の使用用途】

ワークショップ開催にあたっての活動費

その他諸経費

 

 

*****ワークショップ終了後の予定*****

 

製作したマスクでインスタレーションアートを作品として国内外で巡回展をする予定です。インスタレーションとは、現代美術における表現手法の一つで、室内や屋外にオブジェや装置を置いて空間構成し、その空間全体を作品として表現するものです。

 

できあがったピースマスクは軽くて丈夫な和紙の特性を生かし、一度に多数のマスクを運搬することも容易で、作家がマスクと共に展示場に行ってその場で参加者と共に一緒にインスタレーションを構成するコミュニティーアートでもあります。

 

浄瑠璃寺灌頂堂での展示

 

*****リターンの紹介*****

◆サンクスメール

 心を込めたサンクスメールをお送りいたします。

 

 

◆絵葉書5枚セット

 プロジェクトの創設アーティスト金明姫デザインの絵葉書5枚セットをお送りいたします。

To KK (Painting on Washi) Myong Hee Kim, Peace Mask Project
Peace Mask Exhibition (detail) “Beneath Our Masks, One Finds Peace” Peace Mask Project
Scarf Painting (detail) Myong Hee Kim, Peace Mask Project
Peace Mask Exhibition, Okayama Prefectural Museum, August 2004
Imadera, (Painting on Washi) Myong Hee Kim, Peace Mask Project

 

◆ピースマスクプロジェクトのHPにお名前掲載
 (希望者のみ。ニックネーム可)

 

◆活動報告書
 ワークショップのお写真を添えた活動報告書をお送りいたします。

◆金明姫による絵画の楮和紙プリント
(210mmx297mm)


◆手書きスカーフ
金明姫による手書きスカーフです。
Mサイズ218cmx44cmサイズは作品によって若干かわります。
手描きのため、色柄も1枚ずつ異なります。

 

◆手書きスカーフ
金明姫による手描きスカーフです。
Lサイズ192cmx89cmサイズは作品によって若干かわります。
手描きのため、色柄も1枚ずつ異なります。

 

◆安斎育郎氏による直筆の絵手紙
プロジェクトの後援者で立命館大学国際平和ミュージアム名誉館長・安斎育郎氏による直筆の絵手紙をお送りいたします。

 

NPO法人ピースマスクプロジェクトHPはこちら

http://www.peacemask.org/

 

NPO法人ピースマスクプロジェクトFBページはこちら


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