清水文香さん
都内外資系コンサルティングファーム勤務
官公庁の調査案件に従事
PSPでは、勉強会の開催や報告書の作成をとりまとめる研究班のリーダーを務める

 

― 一見国際協力とは無縁のキャリアのように思えますが、なぜPSPに参加されたのですか?

 

もともと開発経済を専攻しており、学生時代は途上国のNGO、教育省、JICA現地事務所でインターンをしていました。大学院修了後、開発の道に進むことも考えましたが、まずは専門性を身に着けたい、また、開発の現場でも求められるであろう折衝能力や問題解決能力を身に着けたいと思い、現在のキャリアを選びました。
社会人4年目となり、開発から遠ざかっている自分を認識し、何らかの形で戻りたいと思っていました。去年のスタディ・プログラムの報告会に参加し、学生だけではなく社会人もプログラムに参加できると分かったことが後押しとなり、今回のプログラムへの応募を決めました。一番は、行ったことのない太平洋島嶼国のパプアニューギニアが対象だったことが大きいです。

 

― もともと開発分野を専攻されていたのですね。研究班を選ばれたのも、開発専攻のご経歴があったからですか?

 

はい。大学院での専攻分野もそうですが、仕事でもリサーチをしていることから、一番貢献できるかなと思い、選びました。
また、PSPは旅行ではなく「スタディ」・プログラムのため、行って終わりだと協力してくださった方々にも失礼ですし、何らかの問題意識、それに対する仮説をもって現地を訪れるものだと思っています。その問題意識を醸成できるのは研究班だと思い、そこに携わりたいと考えたため、研究班を選びました。

 

― 清水さんは研究班のリーダーをされていますが 、実際にプログラムが走り出し、リーダーとして携わってみていかがですか?

 

本当に一から、「みんなでつくる」ものだと分かり、びっくりしています。参加者の中には過去のSP参加者もおり、サポートはしていただけるものの、基本的に全員でプログラムを考え、合意を取り、形にしていきます。
チームメンバーは社会人、学生と所属が様々で、国内外問わず住んでいる場所も異なります。難しいのは専門・経験・興味関心や忙しさが異なるなかで、どうバランスを取り作業をチームで進めていくかです。最初は作業依頼もなかなかしづらく、自分一人で作業をしてしまうことも多かったのですが、週次のMTGや勉強会でコミュニケーションを取るうちに「みんなでつくる」を達成できるようになったかなと感じます。

 

― パプアニューギニアの現地では何を学びたいですか?

 

仕事柄、どちらかというと二国間協力、安全保障の目線で途上国を見てしまうのですが、スタディ・プログラムは国連(国際機関)に焦点を当てています。そのため、途上国において国連や日本、他国の援助機関、現地政府といった様々なステークホルダーの思惑がどう交差し、開発が進められているのかを見たいと思っています。

 

― 最後に、清水さんの将来の理想像と、本プログラムへの意気込みを教えてください。

 

いずれは開発の世界でキャリアを積んでいきたいと考えています。これまでは日本の援助機関で開発に携わることを考えていましたが、その他の選択肢を検討する意味でもスタディ・プログラムを活用したいと思っています。
研究班のリーダーとして本プログラムに参加するようになり、最初は戸惑うこともありましたが、メンバーが皆、開発に関心があるというところは共通しており、勉強会を通じてある程度共通の問題意識・仮説は持てたかなと感じています。大変なのは渡航後のアウトプットをまとめる段階だと思いますが、メンバーの多様性を活かし様々な観点から、仮説を検証し、本プログラムに協力してくださった方に見せて恥ずかしくないアウトプットを出したいと考えています。

 

パプアニューギニア・スタディ・プログラム(PSP)では、ただいまクラウドファンディングに挑戦しています。クラウドファンディングも残すところあと【7日】となりました。今後も参加者の声をお届けしていきますので、ぜひ私たちの思いをご一読ください。また趣旨にご賛同いただけましたら、ご支援いただければ幸いです!

 

【クラウドファンディング特設ページ】
https://readyfor.jp/projects/psp2018

 

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