本日、表紙と本文96P分の印刷を行いました！

今朝9時から岐阜県本巣郡北方町にある印刷会社・太洋社さんに印刷立ち会いに行ってきました。

岐阜農林高校と隣接しているため、学校の音楽が本社にこだまします。

 

先週はカバーを印刷しました。

背表紙の小さなグレー文字88%を表現するため、黒の濃さを諦めた経緯があり、

今回の表紙に関しては、黒の締まりを優先してもらいました。

表紙のデザインは、文字の無いシンプルなものにしたのです。

 

オフセット印刷は高速回転で印刷するため、300部だと「あっ！」という間に刷れてしまいます。

下のような、全長7Mほどの大きな機械で印刷するのです。

 

 

表紙は難なく終了しました。

 

本文96ページ、オールカラーについては、午後から別のハイブリットUV印刷機での印刷です。

コートプルーフという色校正は、安価な仕様のため、印画紙のようなピカピカ光る青白い紙なのです。それで、今日の本印刷は、b7トラネクストという柔らかい少し生成り色の紙を選んでいます。もともと素材が違うため、どうしても同じ色にはなりません。イラストの肌色や派手にしたい色、またどんな色に転んだとしても気にしない色などをオペレーターさんに伝えます。印刷機械の特性や癖もありますので、色の表現を相談しあいます。

 

 

 

なんだかんだで、今日は、ほぼ1日印刷立ち会いを行いました。

 

近年は、情報管理が厳しくなっていますので、ここまで印刷立ち会いをやらせてもらえる印刷会社さんは、他ではありません。

オペレーターさんには、かなりご無理を言いました。

まいど毎度、お付き合いとご協力をいただき感謝ですm(_ _)m。

 

なんとか、最高の本が出来るように精進している最中でございます。

少し専門的な内容となりましたが、読んでくださった方にはお礼申し上げます。

印刷の面白さ、現場の楽しさ、職人の仕事が伝われば幸いです。

 

本日の報告とさせていただきます。