プロジェクト概要

 

"走り回る動物型ロボットかかし"を開発し、全国の鳥獣被害で悩む農家さんを救いたい!

 

はじめまして。秋田県立大学の齋藤敬と申します。私はバイオとロボット分野を融合した研究を行っています。元々は神経の情報で直接義手や義足を制御できるような研究をしていたのですが、今では細胞治療用から除雪や航空産業用まで、幅広いロボットを手がけています。

 

近年の鳥獣被害の現状を知り、今まで培ってきた技術を活かして、走り回る「動物型ロボットかかし」に、ここに近づいてはいけないというところを巡回させ、必要に応じて威嚇を行う等、鳥獣被害を少なくできるように研究開発を行いたいと考えております。

 

そして今回のプロジェクトに、ヤッターマンやガンダムなどのデザインで活躍されている、世界的にも有名なメカニックデザイナーの大河原邦男先生が賛同してくださり、プロジェクトのロボットの「未来の姿」をリターンで具現化していただけることになりました!

 

そんなプロジェクトを実現するために、原材料購入など研究開発費として、目標金額の250万円が必要です。ぜひ皆さんの応援、ご支援のほど、宜しくお願い致します。

 

学生たちとともに実現に向けて研究と実験を日々進めています。

 

<伸縮腕付防塵型しろやぎ12, 2012 ・・今回の「動物型かかしロボ」はこういう使い方になります>

 

 

動物にも「不気味の谷」はある!
滅多に物事に動じないヤギが腰を抜かしたロボット

 

農林水産省が出しているデータでは、農作物の被害額は毎年200億円前後、ほぼすべての県でシカ、イノシシ、サルによる被害が1000万円を超え、34の道府県ではその被害が1億円を超えるような状況です。その要因としては、鳥獣の生息域の拡大、狩猟による捕獲数の低下や耕作放棄地の増加等が考えられます。

 

私たちの研究室がある秋田県でも、クマによる被害が深刻です。これまで野生動物に対するさまざまな対策が行われておりますが、動物は危険性を学んでいくため、単純な威嚇では次第に無害と学習し、事態の悪化を招く危険性が高いです。

 

そこで私たちが研究している動物型ロボットが役に立つのではないかと考えました。以前、実験施設にいる「ヤギ」にこのロボットを動かして見せたところ、あまりものごとに動じない性格のヤギが、今まで見たことのないような驚き方をしました。

 

人間が人間型ロボットを不気味と感じるように、動物も動物型ロボットを不気味に感じるようです。これをきっかけに鳥獣被害を減らすための動物型ロボットを作れないかと考え、今回のプロジェクトを立ち上げました。

 

「しろやぎ」完成記念撮影のつもりが,ロボットの動きでヤギを驚かせることに・・

 

 

物心がついたころから関わってきたロボット、現在は医療の自動化など、バイオとロボットの両方に通じた橋渡しの人材育成にもつながっています。

 

私が現在のロボット研究に没頭するきっかけは、ものごころ付いた頃からマジンガーZやガンダムなど様々なロボットものにはまりながら育ってきたこと、そして大人になってからロボット競技大会に参加するようになり、競技のために身につけた様々なロボット技術と、細胞系の研究の組み合わせが思った以上に効果を発揮したことにあります。

 

異分野融合の重要性はよく言われますが、実際に両方の分野のやり方や用語がわかる、通訳的な能力をもつ橋渡し人材がいないと研究開発は進みません。そこで私たちの研究室ではロボット競技を活用しながら、バイオとロボットの両方に通じた橋渡し人材の育成を目指しています。

 

森林学者でクマの生態にも詳しい星崎先生
丸大機工株式会社 開発部企画開発課
伊東計一係長

 

 

■開発・研究協力

・丸大機工株式会社 開発部企画開発課 伊東計一係長 (汎用部品によるロボット製造)

・秋田県立大学生物資源科学部生物環境科学科 星崎和彦 准教授 (鳥獣等の生態関連実験指導)

・秋田県立大学 スタッフ、学生

 

人間と野生動物の仲立ちをする屋外作業ロボット:「動物型ロボットかかし」実用化サイズイメージ

 

 

しろやぎ系ロボを動く動物型かかし「かみやぎ(仮)」にするために

 

今回のロボットのベースになる技術は2000年から開発され続けている、多脚歩行ロボット「しろやぎ(Whitegoat)」です。このロボットは、ラットやマウス等の実験動物なみの歩行性能を持つことを目的に、さらにロボ格闘戦「かわさきロボット競技大会」で戦えることも目標に、開発されました。


高い移動性能と、頑丈さがなければ、ロボット大会で戦えないため、おもちゃ的な機構でありながら、車両のような力強さと、高級ロボットのような脚の多彩な動きを両立させた「脚旋回/脚駆動荷重分離三次元リンク機構」を発明することとなりました。

 

その頑丈さから、2003年にはレスキューロボット、2004年には屋根雪下ろしロボットとしても応用されました。その後、2006年にロボットの屋根昇降用装備と、ついでに競技大会用の長距離パンチ装備を兼ねて、短くたためるのにすごく長く伸びる、伸縮棒のようなロボット腕を発明しました。

 

その他、しろやぎに応用されている技術には、車両用のエンジンやモーターで動かすことも出来たり、さらには脚と車輪を両方装備して、路面に応じて切り替え運用も可能とされる技術も含まれています。

 

「しろやぎ」の先祖にあたる乗用「五月祭ロボット」,1985 ガソリンエンジンで脚歩行

 

これらを組み合わせると、動物に「なんだか怖そうなのがいるぞ、離れなきゃ」と思ってもらえると思います。その効果を高める「足音」「動き」そして「外観」について、しろやぎシリーズを実験機として使用し、クマの飼育施設等を活用して様々な動物の反応を調査します。

 

その調査結果を反映した上で、シニアカーサイズのロボを低コストで量産できるよう、先行量産型を試作します。人里の「まもりがみ」のような働きを期待し、仮に「かみやぎ」と名付けています。

 

1)調査・・・・さまざなな動物の反応をチェック

2)設計・・・・調査結果を反映し、Mark2を元に汎用部品を活用した再設計

3)製作・・・・シニアカーサイズの先行量産型の製作

 

研究室初の大型ロボ・カラドリウスTSW,2016 汎用部品で安価にロボットを製作するノウハウを積む.

 

"走り回る動物型ロボットかかし"を開発し、全国の鳥獣被害で悩む農家さんを救いたい!

 

今回のプロジェクトでの研究で得た成果の蓄積は、農林水産分野に広く役に立つフィールドロボットの事業化に繋がります。とくに自然豊かな秋田での研究により、どんな地域でも使えるような技術が生み出せると考えています。私たちの長期戦略は、「秋田で育てるフィールドロボット産業」です。ぜひその一歩となる今回の研究・開発に、ご支援・応援のほどよろしくお願いいたします。

 

<しろやぎ2017:脚はこのように動きます~そしてパンチ!>

 

しろやぎ(右)とこやぎ(左)

 

「齋藤敬研 YouTube公式サイト」

▶こちらでその他の活動などについてもご覧いただけます。

 

■本プロジェクトについて

今回のプロジェクトは、2018年3月31日までに、動物型ロボットかかしの完成を目指し、開発を行うための、原材料購入費や研究費、実証研究のために充てられるものであり、ロボットの完成を必ず保証するものではないことを予めご了承いただければと思います。

 

リターン

 

今回のプロジェクトをタイムボカンシリーズや、機動戦士ガンダムなどのメカニックデザイナーの大河原邦男氏とお会いした際にお話しをさせていただいたところ、興味をもっていただきました!そして、この脚リンク機構を使用した乗用メカのイメージをお描きいただけることになりました!

 

大河原邦男先生との対談

 

ご支援いただいた方へお礼として大河原デザインの乗用メカ「おおやぎ」のポストカード、クリアファイルをお送りします!またこちらのデザインを現実化するために、引き続き研究をつづけていきます。

 

<よくあるご質問について>

 

■120万円リターンについて

高額リターンのため、社内等の稟議に必要な仕様書の提供や海外での使用等、応募前にご相談頂ければ可能な限り対応いたします。以下連絡先までお問い合わせください。

秋田県立大学 齋藤 敬 saito@akita-pu.ac.jp

 

■企業様向け領収書について

ご希望の方には、プロジェクト実施時の実行団体より領収書を発行いたします。

 

■ご返金について

プロジェクトが未達成となった場合には、クレジットカードは未決済、銀行振込は原則翌月15日にご返金させていただきます。詳しくはFAQをご覧ください。

 


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