プロジェクト概要

 

日本に中国伝統楽器が入って30年。もっと多くの人に魅力を伝えるために、中国から招くプロ奏者と、楽器の音色を最大限に活かす曲で演奏会を開催したい!

 

こんにちは。内藤ゆみ子です。私は、日本で二胡演奏の楽しさを伝える講師をしながら、中国楽器の伝統と文化を、日本にわかりやすく紹介する活動をしています。

 

中国楽器には、笛、打楽器、二胡など、様々な種類があり、中国が正規に中国伝統楽器だと認めている楽器は50種類を超えます。

 

いにしえより、日本と中国の間には深い交流がありました。そこにあった音楽には、すっかり忘れていたアイデンティティーを無意識のうちに呼び起こす音色や、長きにわたり細胞に染み込んだアジア音楽の原点があるのだと思います。

 

中国伝統楽器はアジア楽器を集結して生まれ、30年前、日本に入ってきました。どこか懐かしい、温かい、染み渡る、と感じるのは、日本人がアジア人であることを思い出させる五音階の響きにあるのかもしれません。

 

その魅力をもっと日本国内で広めるために、2018年12月7日と8日の2日間、私の地元、静岡県の藤枝市と牧之原市で、中国でプロの中国民族楽器奏者として活躍する6名の奏者を招き、地元の音楽愛好家と一緒に演奏会を開催します!

 

開催に向けて、サポーターを募集中です。皆様のお力をお貸しいただけないでしょうか?
 

中国上海馨億民族室内楽団の演奏会の様子 楽団の「二胡・古箏・揚琴・琵琶・笙・中阮」奏者が来日します

 

 

初めて中国楽器の音色に触れた子供たち。知らなかった音に興味津々で演奏に聴き入っていました。

 

私はこれまで、中国楽器を広めるために、演奏のための指導や楽器の販売など、中国楽器に触れていただけるような様々な機会を作ってまいりました。

 

印象的だったのは、小学校に体験講師として招かれ、子供たちが触れられるように練習用の楽器を20台持って、45分、「アジアの音楽」の時間を担当させていただいた時のことです。


見るのも聴くのも初めての子供たちの輝いた興味津々の瞳。歴史や世界地図の動線を説明しても、飽きることなく耳を傾ける子供たちの態度や、手に触れて音を出してその音色に感動して、楽器を手放さない子供達。西洋楽器と西洋音楽に慣れてしまった子供たちが、日本とアジアとの繋がりを知る一つのきっかけになりました。

 

まだ、知らない楽器、音楽、人、物、子供たちが無限の力で、自分の興味のある先へ進むという未来を見せてもらった気がします。

 

2008年日中友好伝統芸術交流会で子供たちと(旧川根町にて開催)

 

 

日本ではなかなか聴くことのできない中国楽器の音色、その楽器の魅力を本当の意味で生かした曲が演奏される機会にも、なかなか出会うことができません。

 

日本在住の奏者は、大都市をはじめ地方都市にもたくさんの方々がいます。小さい演奏会なら、お寺や公民館をはじめ、数えきれないほど開催されています。

 

ですが、様々な種類がある中国楽器の中でも、日本に定着したのは二胡だけです。伴奏やセッションを中国楽器で行うことはありません。その方々が中国楽器だけでアンサンブルやオーケストラの演奏会を催すのを、未だ見たことがありません。

 
中国上海馨億民族室内楽団オリジナル演目「二十四節気」の様子


さらに、日本で演奏されている曲目は、中国の古典曲を弾いてくださる方もおりますが、日本人が耳慣れた日本の曲に偏って演奏することが多くなってしまいます。


ですが、中国楽器の特徴が色濃く出る曲は日本の曲にはありません。本場で活躍するプロによる、本来の魅力が存分に引き出される曲を聴いていただくことは、本当の意味での中国楽器の演奏を聴いていただくことになると考えています。


「日本で、中国伝統音楽を、中国プロ楽団による伝統楽器で奏でる演奏会を!」

あのすばらしい演奏を、私の育った静岡のコンサートホールで日本の方にも体感してもらいたい!

そんな私の無謀とも思える思いつきは、中国国内唯一のプロ室内オーケストラの上海馨億(シンイ)民族室内楽団と、中国で伝統的な材料と製法で楽器を作り続けている上海民族楽器一厰の理解と協力を得ることで実現へ向けて動き出すことになりました。

 

中国上海馨億民族室内楽団 プロフィール写真 

 

 

上海馨億(シンイ)民族室内楽団は中国国内唯一のプロ室内オーケストラ。その楽団から「六楽坊」が来日!静岡で2日間の演奏会を開催します!

 

2018年12月7日に藤枝市民会館、12月8日に牧之原市相良総合センターい~らで、演奏会を開催します!第一幕は、伝統の演奏を。第二幕で、地元合唱団とのセッション、こちらの日本の曲は、本演奏会のために六楽坊が編曲を書き下ろした特別なものになっております。ぜひ、お楽しみいただきたいと思います。

 

中国のプロ楽団が日本で演奏することは稀です。それだけでなく、中国国内で(1つの楽器で)しっかりとした地位を築いている演奏家が、合奏という形で来日することはほぼありません。そういった意味でも、たいへん貴重な演奏会といえます。

 

また、それぞれの会場で演奏されるプログラム、迎える地元合唱団ともに、同じではないので、2日間を通してお楽しみいただける構成にしました。

 

さらに、演奏会前には、「親子リハーサル見学会」を開催(事前募集)します。普段はなかなか見ることができない、舞台裏を構成するスタッフや演奏家の、多種多様な職種とその方たちの感性にふれることができる貴重な体験の機会です。お子様の創造性を刺激するきっかけになればいいなと考えています。

 

中国上海馨億民族室内楽団の楽団の名前<馨億>、いにしえの歴史を今にさかのぼり進化するをイメージしたオリジナル曲です。

 

2009年中国著名作曲者が制作した曲を演奏披露した一コマ

 

 

音楽を通して、日本での中国文化の理解や、これからの日中交流に繋げていきたい!

 

中国楽器の音色は、日本で、まだまだその演奏のなかに含まれていることを気がつくことが少ないです。そんな楽器の合奏やセッションは、見たことも聴いたこともない珍しい演奏会、新しい音楽を知るきっかけになります。

 

もちろん、音楽媒体は手軽ですが、人が往来して、目の前で音楽文化を深めることができれば、経済的な効果も生まれ、地域も活性化するこにつながります。故きを温めて新しきを知る、まさに、これが私の思い描く音楽文化の交流と効果です。

 

今回のプロジェクトを通じて、音と人の交流が深まり、今後、演奏を聴く機会が増えたり、中国民族楽器に親しむ方やプロをめざす子供が増えたりすればいいな、と思っています。

 

最後に、このプロジェクトを応援してくださる皆さまへ。中国伝統楽器に対するご理解をいただくとともに、中国との交流を日々応援してくださり、誠にありがとうございます。この度、10年ぶりに中国本土から、中国伝統楽器演奏者を招いての演奏会を開催することになりました。

 

日本に浸透してきた中国伝統楽器ではございますが、日本では中国楽器での合奏演奏を見る機会はなかなかございません。この機会にたくさんの方々に触れていただき、細胞レベルに残るアジア人としてのエネルギーと、温故知新と進化を続ける中国伝統楽器の神髄と底力をお楽しみいただきたいと思っています。


どうか、皆様のお力をお借りして、ぜひ、成功させたい思いでございます。なにとぞ、ご支援のほど、お願い申し上げます。

 

2017年ネパールカトマンズ郊外 地震で倒壊した学校の子供たちと一緒に校庭で

 

 

演奏者について

 

▱上海馨億(シンイ)民族室内楽団

2012年より活動している。上海国内唯一のプロ室内オーケストラで、上海民族楽器一厰で2009年5月に結成されました。すべてのバンドのメンバーは、上海音楽学院を卒業し、専門的なスキルや演奏技法の豊かな経験を持っています。


2011年にウズベキスタンで開催された「東洋のチャーム」国際音楽祭に参加し、見事に金メダルを受賞しました。2009年には中国中央テレビにて伝統的組み合わせが評価され、器楽テレビ部門賞を受賞しています。


このオーケストラはありとあらゆるジャンルの音楽をも演奏するだけの技術を持ち、グループとしてのアレンジが巧みです。特に自主製作の民族音楽は上海のコンサートでもさまざま使用され、コンサートシリーズとして定着しています。
国内外で、そのステージパフォーマンスは高く評価されています。

 

奏者は二胡・古箏・揚琴・琵琶・笙・中阮の計6名が参加します。


▱特別出演 テノール歌手・杉浦久喜
藤枝市出身。藤枝市立広幡小学校、中学校から静岡県立焼津中央高校を経て東京藝術大学音楽学部声楽科を卒業。


芸大卒業後静岡県内を中心にオペラやコンサートに多数出演。

 

合唱指導者としても合唱団コールマリーン〔牧之原市〕、吉田町男声合唱団、吉田町混声合唱団、混声コーラスら・ら・ら〔藤枝市〕、グッドフェロー〔島田市〕、ブリランテ〔御前崎市〕の指導に携わる。


その他島田市少年少女合唱団の定期演奏会における2度の客演指揮や牧之原市、吉田町、袋井市月見の里学遊館でのベートーヴェン第九の合唱指導者とソリストをつとめました。

 

志太広域ミュージカルでは音楽指導の他第5回公演『不思議はどこにでも~キツネレモンの物語』の作曲も手がけています。

 

これまでに藤井京子、近藤伸政、故山路芳久、アンネット・一恵・ストゥルナートの各氏に師事。静岡県演奏家協会、藤枝音楽協会、静岡県オペラ協会、静岡室内歌劇場、志太オペラの会各会員


▱藤枝会場:吉田町男声合唱団
吉田町を拠点として結成20周年を迎えて活動する男声合唱団です。


今回、吉田町在住・岩本孝之氏がオペラとして作詞した10曲の中の1曲に、杉浦久喜氏が作曲されたオリジナル志太・榛原を題材としたオリジナル曲「はりはらの賦」があります。


今回、杉浦久喜氏の指揮・監督で上海六楽坊との合唱の共演が叶いました。上海六楽坊が編曲する合奏とともに歌う歌声をお楽しみいただけます。



▱牧之原会場:合唱団コールマリーン
牧之原市相良を拠点として結成30周年を超えて活動する混声合唱団です。

 

今回、杉浦久喜氏の指揮・監督で、上海六楽坊と合唱での共演が叶いました。

 

日本の懐かしい名曲「ふるさと」「赤とんぼ」「牧之原市市歌~うみ・そら・みどり牧之原~」、上海六楽坊が編曲する合奏とともに歌う歌声をお楽しみいただけます。



藤枝二胡愛好会「櫻花」、菊川二胡愛好会「花梨」、牧之原田沼二胡愛好会「蓮花」、日頃から親しんでいる二胡の演奏を披露します。

 


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