「学びたい」その想いに応えたい。学習塾で奨学生制度の導入を！

「もっと学びたい」

子どもたちの声を聞き届けられる学習塾に

 

はじめまして。古田省伍と申します。

私は大学院を卒業後、学習塾業界で教鞭を執っています。現在は地元大阪府岸和田市の塾（学習塾『才塾』）に務めています。趣味で書道をしており、学習塾でも希望する生徒にはお習字を教えることもあります。

 

学習塾で務め始めて10年にも満たない私ですが、生徒や保護者様から、

「塾に来たいって言ってる友達がおるんやけど、母子家庭でお金がないからお母さんに言われへんみたいやねん」

「うちの子も勉強を頑張りたいって言ってるんやけど、どうしてもそんな余裕がなくて…」

そんな言葉を何度も聞き、そういった方々に手を差し伸べることができず、悔しい思いをたくさんしました。

 

「頑張りたい」という子どもの想いが、経済的理由や家庭環境によって絶たれる悲劇を少しでも減らしたいと切に願っています。

 

そこでこの度、「奨学金制度」を新たに導入することに至りました。

 

 

「頑張りたい」「もっと学びたい」。

経済的な理由で諦めざるを得なかったり、何らかの事情により、そうした意欲がくじかれてしまったりする子どもたちに、無料で当塾に通っていただけるような試みです。

 

しかし、いざこの取り組みを始めよう、と思っても、そこに立ちはだかるのは「子どもたちが心置きなく勉強してもらうための教材費や、先生に支払う謝金に充てられる奨学金は、どこから捻出するのか？」という大きな壁。

 

そこで、クラウドファンディングに挑戦することを決意いたしました。

 

私どもの想いだけではなくて、私どもの想いにご共感・ご賛同いただける方や、才塾を応援してくださっている方々の想いも、「学びたい」という子どもたちの未来に、一緒に繋げていくことができれば。

 

子どもたちの未来を、ご賛同いただける方々と一緒につくっていきたいです。

応援をよろしくお願いいたします。

 

 

出し

子どもたちの持つ可能性を、
「格差」という言葉で諦めない

 

「塾に来たいって言ってる友達がおるんやけど、母子家庭でお金がないからお母さんに言われへんみたいやねん」私が生徒から直接聞いた言葉です。

 

現在、大阪府で行われている私立高校の無償化や、国が進める高等教育無償化などの取り組みにより、今後経済的な理由による進学断念は減少していくと考えられます。

 

しかし、学習意欲のある子どもたちでも経済的理由で塾に行けなかったりすることで、「学習の質」を高めることが出来ず、未来が狭められているという現状があります。

 

私は、教育には「学習機会の提供」と併せて、「学習の質」も重要だと考えています。私の考える「学習の質」は、主に2種類に分けられます。

 

 

学習の成果は時間と質のかけ算により変動するため、学習の質の善し悪しは、自己と他者がどれだけ整っているかという差によって測られると考えています。そのため、学習の質の差を個人の努力量、つまり勉強時間を増やすだけで埋めることはそう簡単にはできません。

 

私は、この努力量の差で埋めようとしてもなかなか埋められない学習の質の差こそ、教育格差であり、解決しなければならない問題であると思うのです。

 

平等な教育機会を持てないことが、それが進学の格差、就職の格差、そして経済格差がさらに繰り返される…という負のスパイラルにもつながります。

 

「うちはお金がないから…」と諦めなければならない子どもたちを支援することで、こうした負のスパイラルから子どもたちが脱する手助けをできたら…。そう思っています。

 

 

教育格差により不自由な思いをしている子どもたちが、「勉強を頑張りたい」という想いをかなえてあげられる社会であればつかめたはずの夢など、子どもたちの持つ可能性の芽が早い段階で摘まれてしまうのは、悲しく思います。

私がこれまで見てきた中には、塾に通うお金がないので自分でアルバイトをして月謝を捻出ながら塾に通い、目標の大学に合格した生徒もいましたが、小中学生はアルバイトができません。

 

そういった子どもたちが所得格差によって勉強や進路への希望や意欲が絶たれるという状況を何度も見聞きしました。また、1人の教育者として子どもたちに支援ができないことが心苦しく、何かできないかと考え続けてきました。

 

 

 

「頑張りたいけど、頑張れない…」

子どもたちのために、私たちができること。

 

このプロジェクトの目的は、経済的理由で勉強を頑張りたいという気持ちを諦めてしまう子どもたちのために、奨学生制度を導入することです。

 

皆様からいただきましたご支援金で、そういった子ども達たちに対して奨学生を公募、採用となった生徒には授業料を免除された状態で、授業を受けることができます。この奨学生制度によって、第一目標金額である100万円を調達することができれば、1年間に3人の子どもたちを奨学生として受け入れが可能です。

 

 

才塾の授業形態は、低価格な少人数制、小中5科目指導が特徴です。個別と集団の良いところを掛け合わせた形です。

 

通常、個別指導ですと面倒見が良い分、5科目を受講すると料金が高額になってしまいます。集団指導ですと安価で5科目指導を受けることができますが、1人1人への手厚さは損なわれます。

 

才塾では、料金を可能な限り抑えながらも、1人1人に対してしっかりと5科目指導しております。

 

才塾が少人数制の授業で専任の講師が5教科の指導を行うことや、奨学生公募のための広報、決定するための書類審査や面談などにかかる人件費等、全て考慮したうえで、100万円は最低限必要な金額であることと、ご理解を賜りましたら幸いにございます。

 

 

私だけの力では多くの子どもたちを救うための資金を集めることはできません。

会社や先生方にもご協力をお願いしましたが、それでもまだ力が足りていない状況です。

 

私たちの理念に共感してくださる方とつながりたい。そして、応援いただける皆様の想いの輪を、広げていくことができたら。

そんな想いで、クラウドファンディングに挑戦しています。

 

プロジェクトの成功の暁には、第2弾、第3弾と実績を重ね、活動範囲も広げて行くことで、より多くの子どもたちに教育の機会を提供することができればと考えています。

 

才塾を、所得を問わず、よりたくさんの子どもたちに教育の場を提供する学習塾に育てていくため、皆様のあたたかいご支援を心よりお願い申し上げます。

 

- スケジュール概要

・2020年1～2月頃：HPやチラシにて公募

（年収などの世帯に関する書類の審査／学習意欲を確認するための面談）

・2020年3月頃：奨学生の決定、通知

・2020年4月：奨学生の授業を開始

 

 

勉強を頑張りたい子どもたちを、

社会全体で支える仕組みづくりの第一歩。

 

このプロジェクトを通し、１人でも多くの子どもたちの未来を支援していきたいと考えています。

 

支援額が目標金額を大きく上回った場合は、奨学生へのサービス向上(夏期講習の実施など)や、奨学生の採用人数や年数を増やすために利用させていただきます。
奨学生の募集条件に関しては、世帯年収250万円未満を基準とし、1人親世帯を優先して採用したいと考えています。

 

プロジェクト成功の暁にはこの支援の輪を広げ、より多くの子どもたちを支援できるように地域も人数も拡大していきたいです。

 

格差を根本からなくすことは、非常に難しいことです。

しかし、1人でも多くの子どもたちを支援していくことで、今の格差を縮め、未来の格差を無くしていくことに、少しでも貢献していきたいのです。

本プロジェクトが、そのための大切な第一歩目になればと考えています。

 

 

- 講師紹介

才塾の講師陣を随時、新着情報にてご紹介してまいります！

 

 

リターンにつきまして

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皆様からいただいたご支援金の多くを子どもたちのために大切に使わせていただくため、本プロジェクトにおけるリターンはできる限り経費のかからないものに設定させていただいております。あらかじめご了承ください。

 

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本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先（https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix）の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。