みなさん、こんにちは。

 

本日は山梨県立科学館の井上拓己さんより応援メッセージを頂戴いたしました。

下記にてご紹介いたします。 

 

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2013年6月の日本プラネタリウム協議会全国大会で投映されたプラネタリウム番組「星空とともに」は、いちプラネタリアンである私にとって、星空と向かい合うことの意義を強く再認識させるものでした。

 

震災後、行き場のない想いを胸に空を見上げ、大切な人を夜空の中に探したり、星の光に希望を見出して勇気をもらったり…。様々な神話の世界を夜空に描いた昔の人々だけでなく、現代の私たちにとっても、星と向かい合うことが、どれほど大切なものになりうるのか。プラネタリウムの星空を通じて、そのことを改めて痛感しました。そしてまた、プラネタリウムで働く者として、この作品に込められたメッセージは、少しでも多くの人に届けていかなければならない、とも確信しました。

 

なので私にとって、「星空とともに」の特別投映終了後に、まだコンソール(操作卓)にいた仙台市天文台の高橋博子さんのところへ向かい「この番組を、全国のプラネタリウムで共有させて下さい!」と訴えたのは、ごく自然なことでした。実際、私以外にも多くの人がコンソールに集まっており、ぜひ共有したい、共有しよう、という思いを互いに確認しました。

 

今回、「星空とともに 第二章」制作の話を聞いて、正直なところ最初はちょっと驚いたと言うか、戸惑いました。第一章の作品を通じて、多くの方と星空を通じて被災者の方たちの心に寄り添うことが少なからず出来てきた、という気持ちからか、ある意味、第一章自体が、既に完結したものだと感じてしまっていたのかもしれません。

でも、恐らく実際は、東北に住む多くの人にとって、震災の影響は今も身近なものであり、その状況とともに日々の生活があるのでしょう。だから、震災の記憶を風化させないためには、ただ振り返るだけ、あるいは「星空とともに(第一章)」を守り続けるだけでは不十分で、引き続き悩みながらも現状と向かい合い、新たな挑戦を続けていかなければいけない。仙台市天文台の方たちには、そんな思いもあったのではないかと想像します。

 

震災から7年。こうして引き続き多くの声と向かい合い、新たに届けていく「星空とともに 第二章」の制作を、心から応援します!

 

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井上さん、メッセージをありがとうございます。

プラネタリウムの力を信じて、引き続き目標達成に向けて頑張ります!

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