プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

 

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おかげさまで、皆さまからたくさんのご支援をいただき、当初の目標金額を達成することができました。本当にありがとうございます。(2016年11月9日追記)

 

東京フォーラム開催のための資金に不安もありましたが、皆さまから温かい応援メッセージも頂き、スタッフ一同の励みになったと同時に、フォーラム開催に向けて、気の引き締まる思いです。設定期日内に目標金額を達成できたことを踏まえて、私たちはさらにもう一歩、次の目標にチャレンジすることを決めました。

 

来年2月19日に東京フォーラムを開催した後、1週間後の2月26日(日)には地元福岡でも同じ内容のフォーラムを開催する予定です。今回のフォーラム開催を通じて普及したい里親支援のためのプログラム「フォスタリングチェンジ・プログラム」について、福岡では既に何度か研修を行い、その関心度の高まりを間近に感じてきました。

 

今回の東京のフォーラムを皮切りに、その活動を広げるため、福岡でのフォーラムでもそのニーズに応えられるような内容にするため、当初はその開催資金すべてを自己資金で準備する予定でしたが、資料の拡充や広報費用として必要な10万円を追加し、ネクストゴールとして挑戦します。残り7日間ですが、引き続き応援いただきますよう、よろしくお願いいたします!

 

【ネクストゴールの10万円の使いみち】

 ・九州でのフォーラム開催資金

 

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里親と里子の関係をより良くするためのフォーラムを東京で開催したい!

 

はじめまして、SOS子どもの村JAPAN常務理事の坂本雅子です。私たちは、「すべての子どもに愛ある家庭を」をミッションに世界135ヶ国で活動する国際NGO「SOS子どもの村インターナショナル(本部:オーストリア)」の一員です。日本では、福岡市を拠点に2006年から活動を続けてきました。

 

あまり知られてはいませんが、様々な理由で家族と暮らせない子どもたちは、全国に約46,000人。しかし、このなかで実家族に代わって、里親家庭で育てられるのは、わずか16.5%です。

 

世界に比べてとても遅れている日本の状況でしたが、2016年6月には児童福祉法の改正があり、今後は日本でも里親が全国的に増えていくと思われます。

 

この、里親普及を支えるために今回、東京でフォーラムを開催し「フォスタリングチェンジプログラム」とばれる"里親と里子の関係をより良くする新しい里親トレーニングプログラム普及にチャレンジしたいと考えています。このフォーラムの開催費用が不足しています。ぜひ皆さんのご支援をお願いできればと思います。

 

 

多くの困難をともなう里親家庭での子育て
必要とされる「里親自身が生活のなかで行うトレーニングプログラム」

 

2016年6月に、児童福祉法が大きく改正され、家族と暮らせない子ども達を家庭と同様な環境(里親)で育てることが法律に明記されました。今後は里親が全国的に増えていくと思われます。

 

しかし、里親の普及とともに大切になってくるのが里親を支援する仕組みです。里親養育には多くの困難があります。虐待などの厳しい養育環境を経て、里親家庭に迎えられた子どもたちには、今までの養育の影響や不安からさまざまな反応が起こってきます。

 

些細なことでかんしゃくを起こしたり、暴れたり、言うことを聞かなかったり、、。このような行動が、里親と里子の双方を苦しめ、里親は養育に苦しみ、里子との関係を解消しなければならないこともあります。里子にとっても里親にとっても、また里親家庭の支援者にとってもつらい、この“里親不調”は、里親家庭の4分の1に起こるといわれ、その予防は大きな課題です。

 

「子どもの村福岡」でも、これまで、このような子どもたちの課題に悩みながら「みんなで里親を支援するモデルづくり」を試みてきました。そのなかで、「里親専門研修」や、「子どもの村福岡のチームによる養育」に加えて「里親自身が生活のなかで行うトレーニングプログラム」が必要なのではと考えていました。そんな時に出会ったのが、長野大学の上鹿渡和宏准教授が紹介されていた「フォスタリングチェンジプログラム」です。

 

 

里親家庭に入る子どもたちも多くの不安を抱えています。

 

 

里親と里子の関係をより良くする「フォスタリングチェンジプログラム」とは?

 

「フォスタリングチェンジプログラム」は、1999年に英国の専門家チームによって開発された、里親のためのトレーニングプログラムです。子どものさまざまな困った行動に対して、“否定的に”目を奪われるのでなく、里親との良い関係を築いていくためのひとつの過程ととらえて、子どもの立場に立って“肯定的に”行動に注目していくことから始まります。

 

“肯定的に”が大事なコンセプトで、里親自身は、問題行動として表れる子どものニーズに気づき、考え、対応できるようになることをめざし、子どもは、日常生活の上で適切な行動を学ぶことで、自身の人生を変えていくことにつながります。

 

このトレーニングを受けた里親さんからは、以下のような感想が寄せられてており、このプログラムの成果を実感しています。

 

「子どもを褒めることが大事だとは知っていましたが、褒めるためのスキルを具体的に学び、子どももと自分自身も惜しみなく褒めることができるようになりました」

 

「困った行動について、背景や原因に思いを巡らすようになり、子どもの立場になって穏やかに話せるようになりました」

 

「しつけをしなければと、叱ってばかりいました。でも、親に注目されたい子どもにとっては、叱られることが、ご褒美になっていると知り、目から鱗でした。問題行動は叱らずに無視し、適切な行動には褒めて注目するようにしたら楽になりました」

 

多くの家庭のひとつのきっかけになれれば

 

 

プロジェクト詳細

 

SOS子どもの村JAPAN第5回「東京フォーラム」より良い里親養育と養育の質の向上をめざして-イギリスの里親支援に学ぶー

 

■日時:2017年2月19日(日)13:00−16:30

■場所:日本財団大研修室

■主催:SOS子どもの村JAPAN / 共催:日本財団 / 後援:子どもの家庭養育推進官民協議会

 

■講演:「我が国における里親推進のこれから」「子どもの家庭養育推進官民協議会」のめざすもの/協議会副会長 木ノ内 博道 (全国里親会副会長)

 

■講演2:「イギリスの里親制度と支援プログラム」/キャシー・ブラッケビィ、キャロライン・ベンゴ(臨床スペシャリスト・トレーナー) /キングスカレッジロンドン精神医学研究所 サウスロンドン・モーズレートラスト

 

■実践報告 「フォスタリングチェンジ・プログラムの導入」の試み/松﨑 佳子 (SOS子どもの村JAPAN理事・九州大学人間環境学研究院)

■参加者との意見交換/司会 上鹿渡 和宏 (長野大学社会福祉学部准教授)

 

 

▶資金の使いみちについて

・イギリス講師謝金 
・国内講師3名謝金 
・通訳委託 
・旅費交通費 

・手数料

今回ご支援頂きました資金は、これらの費用として充てさせていただく予定です。

 

 

 

家族と離れて暮らす多くの子どもたちと
社会の子どもとして、里子を育てる里親家庭の幸せのために

 

里親不調を防ぐことは、子どもにとっても里親にとっても、また支援者にとっても大事なことです。日々の養育の質を高める科学的に構成されたプログラムは、すべての関係者にとって大きな支えになっていくと思われます。

 

このプログラムがすべての課題を解決することになるわけではありませんが、世界最先端のプログラムを各地で実践していくことによって、全国の里親家庭での日々の生活が豊かになることを確信しています。

 

家族と離れて暮らす子どもたちを、社会の子どもとして、育ててくださっている里親家庭にこのプログラムが届くよう、多くの方のご支援をお願いいたします。

 


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