プロジェクト概要

 

 

緑内障のため生まれたときから全盲でした。

 

はじめまして、沢田和也です。私は現在、茨城県つくば市にある筑波技術大学に通っている学生です。好きなアーティストはあいみょん、趣味はラジオやテレビで大好きなプロ野球中継を聴くこと。

 

そんなどこにでもいる学生の私ですが、先天性の緑内障のため、生まれつき目が見えません。

 

小学校から出身地である石川県の盲学校で教育を受け、盲学校の高等部普通科を卒業。その後、直接的に人の健康に携わることができる職業であるマッサージ師の仕事に魅力を感じ資格を取得しました。

 

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​私が通う筑波技術大学は、日本で唯一の視覚・聴覚障害者のための高等教育機関です。

 

そして昨年の4月、もっと経験を積み、臨床技術を向上させてから就職したいと考え筑波技術大学3年に編入し、日々勉強を続けています。

 

そんな私が、このプロジェクトを立ち上げようと思ったきっかけからお話させてください。

 

 

 

サポートされる側から、サポートする側へ。

障害を持つ方が、自分の可能性を信じられるきっかけをつくりたい。

 

私は、マッサージ師としてたくさんの方たちから「ありがとう、とても身体が楽になったよ」というお言葉をいただくようになり、気が付いたことがあります。

 

それは、患者さんたちにとって、私たちは障害者ではなく、プロのマッサージ師なのだということです。

 

おそらく、多くの方たちは障害者は「サポートをされる側」と思っていると思います。私自身もそう思っていました。

 

「障害を持っていても自分の能力をフルに生かせば「サポートする側」に回ることができるんだ。」

 

この経験は、人の役に立つことができる喜びを感じ、大きな自信となりました。

 

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茨城県阿見町で行われた「さわやかフェア」でのひとコマ。
同級生たちとボランティアマッサージで参加、たくさんの人たちとふれあうことができました。

 

そんな時、実習で訪れた病院で、高齢患者の方の中には外出や移動が難しく、引きこもりがちになってしまうケースがあるということを知りました。全盲で一人での外出が難しい私には他人事には思えなかったのです。

 

私はこれまで、たくさんの人たちに支えてもらい、マッサージ師という夢を叶えることができました。

 

今度は私が、困っている人の「サポートする側」になることで、同じように障害を持つ方の自分の可能性を信じられるきっかけをつくっていきたい。そう考え、マッサージ治療院を始めることを心に決めました。

 

この挑戦で、これまでの「ありがとう」の気持ちをお返しさせてください!

 

患者様とお話をしたり、直接からだにふれることで、より深くコミュニケーションを取ることができます。
​直接お話を聞いたり、からだにふれることによって、
より深く患者様とコミュニケーションを取ることができます。

 

 

 

利用者の方も施術する人も、

みんなが、生き生きできる治療院を。

 

マッサージを受けて、利用者の方に生き生きした活動的な日々を過ごしてほしい。そして、施術者自身も生き生きと元気に施術に励んでもらいたい。

 

そんな想いを込めて、治療院の名前は、<イキイキまちなか治療院>という名前をつけようと考えています。

 

<こんな治療院にします!>

 

●障害を持っている方たちも施術に参加してもらいます!

この治療院では、私と同じように障害を持った方たちにも施術に参加してもらいます。

 

患者さんと関わる事で、サポートを受ける側ではなく、サポートする側としてやりがいを感じ、自分に自信を持つきっかけを作っていきたいです。

 

また、障害を持っているからこそ気づくことのできる気配りのポイントがあると考えています。治療院を訪れた方たちが、心地よく過ごしていただけるよう、サービスに生かしていきます。

 

●ショッピングエリアにオープンすることで、気軽に立ち寄れる場所に!

ショッピングエリアに治療院をオープンする理由は、治療院にいくハードルを下げる事ができるからです。

 

ショッピングエリアは公共交通機関が整っているため、利用者さんや施術に参加する障害を持った人たちがここまでくるハードルを下げることができます。

 

また、わざわざ行くのではなく、食事や買い物などの「ついで」に利用できるので、利用者さんは買い物や食事を楽しみにすることができますし、サポートする側も、待ち時間を有効に活用できると考えています。

 

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私たちが住むつくば市の駅前。ショッピング街やいろいろな施設が隣接してにぎわっています。
このエリアの一角に、外出困難者のための「オープン治療院」を開設しようと考えています。

 

オープンに向けて、準備を進めています!

 

治療院をオープンすると決意してから今日まで、地道に準備を進めてきました。

 

ー2018年10月

私の通う大学の教員である佐々木先生にこの想いを相談。先生のお知り合いであるNPO法人ハチドリさんと出会い、サポートをしていただけることに。


ー2018年11月

阿見町で行われたさわやかフェアにて、学生仲間とマッサージのボランティアを実施。1日で100人近くの方に来ていただき、どんな場所にあれば通いやすいのかなど、ニーズを聞くことができました。さらに、実際に患者さんに触れることで、治療院を開設する際、どのように動いたらいいのかのイメージも見えてきました。

 

また、平行して、治療院の物件探しも進めていきました。

 

ー2019年2月

ブラインドテニス協会の小林陽子さんと知り合うことができました。今回のプロジェクトに共感してくださったことが、大きな自信になりました。


ー2019年3月

11月のマッサージボランティアでできたイメージを実際に試す場が必要だと考え、場所を探す。私の想いに共感してくださった「up Tukuba」さんのスペースをお借りし、無料マッサージを行うことが決定しました。


ー2019年4月

昨年から進めてきた物件がほぼ決定。保健所の確認も取れました!プロジェクトが大きく前進しました。


ー2019年5月

はじめてのクラウドファンディングに挑戦。ブラインドテニス協会、日本ライトハウスの主催イベントに参加し、プロジェクトの告知をさせていただきました。

 

ー2019年5月

3月から準備を進めてきた、「up Tukuba」さんでの無料マッサージを実施。はじめての施術スペースだったため、実際に何度も「up Tukuba」さんに行き、当日スムーズに動けるよう、施術スペースを歩いて覚えました。

 

前回の反省も踏まえながら、限られたスペースの中でベッドなどをどのように配置すれば障害を持ったスタッフが安全に動けるのか、どのようなサービスをすれば利用者さんに喜んでいただけるのか、ひとつづつ考えながら動くことができました。

 

マッサージにきてくださった方からの応援の言葉がとても力になりました。

 

ー2019年5月〜6月

読売新聞、産經新聞、茨城新聞、茨城放送、ラジオつくば、つくば経済新聞から、プロジェクトについて取材をしていただき、私の想いを掲載していただきました。

 

「新聞を見たよ!オープンしたら行くね!」と声をかけていただけることが増え、少しづつ地域の方たちに治療院のことを知っていただいていると感じました。


ー2019年6月

技術大学にて無料のマッサージイベントを開催。前回の「up Tukuba」さんでの反省点を生かして動くことができました。


ー2019年5月〜6月

初めて、事業計画書を作成し、提出。それと平行して、保健所の確認、パーテーションの配置図の作成を進めました。これまでの無料マッサージイベントでの反省を生かすことができました。そしてついに、開設予定の施設からの許可をいただきました!

 

ここまで約9ヶ月。資金が集まればいつでもオープンできる状態です!!


 

 

 

いただいたご支援の使い道

 

みなさまからいただいたご支援は、下記の費用として大切に活用をさせていただきます。

 

・治療院の開設に必要な施設購入費用 560,000円

(店舗を囲むパーテーション、看板、什器)

・広告費用 100,000円

・テナント費用などを含めた3ヶ月間の運営費用 725,000円
 

計1,385,000円

 

今回はまず、目標金額として初期費用の120万円を設定させていただきましたが、達成できた暁には、より多くの人たちに治療院にお越しいただけるように、この事業を6ヶ月運営するための費用150万円をネクストゴールとして、目指して行きたいと考えています。

 

<詳細>

住 所:茨城県つくば市吾妻1丁目6−1(予定)

営業時間:10:00〜20:00

価 格:3,000円(予定)

オープン予定日:2019年8月1日

サービス内容:あんま・マッサージ・指圧

 

 

学生でも、全盲でもできる。

そのことをカタチにしたい!

 

今、私がこの挑戦を決めたのは、「自分の可能性を広げられる挑戦をしてみたい!そして、今後、自分ができることを見つけたい!」そう考えたからです。

 

その決心に対する周りの反応は、「本当に目標金額に達するのか?」「全盲でそもそも移動が困難なのに、このプロジェクトをどうやって進めていくのか?」など、正直、良いものばかりではありませんでした。

 

でもその一方で、力強く背中を押してくれた方たちがたくさんいます。だから、私は、できることのすべてを賭けて、このプロジェクトに挑戦します!

 

みなさまの応援・ご支援をお願いいたします。

 

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​「ブレイルメモ」(点字を打つディスプレイ型機械)

クラウドファンディングの原稿や打合せにも活躍してくれる愛用の「ブレイルメモ」

(点字を打つディスプレイ型機械)。その他にも、パソコンの音声機能を使ったり、

友だちや周囲の方々の協力のおかげでこの挑戦までたどり着くことができました。

期間中、いろいろな情報を発信していきますので、最後までよろしくお願いします。

 


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