
支援総額
目標金額 4,000,000円
- 支援者
- 252人
- 募集終了日
- 2023年11月30日
「次世代の為に漁場を残す」天倉さんの言葉が心に染みました。/ 原隊長の手記(明日は小豆島)
この度は応援いただき、ありがとうございます!横断隊は日生漁協の取り組みを取材した模様です。
----原隊長の手記----
赤穂を出て日生(ひなせ)にやってきました。B級グルメのカキオコで有名な港ですが、横断隊として注目したのは、日生漁協が40年間に渡り取り組んできたアマモの再生の取り組みです。
——-
きっかけは、30年ほど前に遡ります。そのころの日本は高度経済成長に沸き、全国的に工業廃水や埋め立て問題、乱獲などの環境問題が大きく表面化しました。
当時の日生の海はというと、海底はヘドロだらけ、魚は姿を消していました。海を生業とする漁師たちは死活問題に直面し、打開策を探りました。
「元の海に戻すために、自分たちで出来ることは何だろうか?」と自問を続け、魚の稚魚やエビの幼生を大量に放流しても、魚たちが増えることはありませんでした。
その時、海が汚れるとともに消滅した〈アマモ場〉を復活させよう、という案が出ました。〈アマモ場〉があれば魚たちにとって絶好の隠れ場・産卵場になるからです。日生の漁師たちはほんの少し残っていたアマモの種を採取し、海底にまき始めました。
ここで少し<アマモ>の説明をしたいと思います。<アマモ>とは、一言でいうと海の中に生えている海草の一種です。浜辺を歩くとよく見かける、イネのような細く長い葉の植物がアマモです。(中略)
アマモには水質を浄化する性質があります。赤潮の原因となる過剰な栄養を吸収し、海をきれいにしながら大群落を作ります。そして大きな森が多くの命をはぐくむように、アマモの森は<生命のゆりかご>と呼ばれ、産卵や稚魚たちにとってのかけがえのない住みかとなります。
そのアマモのタネを回収し、人間の手でまく。その活動こそが里海を作るきっかけになっているのです。
——-(アマモ場再生計画 より引用)——
高度成長期にほとんど消滅したアマモ場がいまや過去と変わらない程に復活させ、それを維持していま漁協の天倉さんからこれまでの貴重な歴史を伺うことができました。
瀬戸内海は再生できるのだと再確認したと同時に、必要なのはそこに住む人達の情熱こそが最大の再生の原動力になっているということ。
「次世代の為に漁場を残す」
天倉さんの言葉が心に染みました。現在の海水の高温化で日生のアマモは一年草となっているようで海中の森は見ることはできませんでしたが、また再訪して海一杯に広がるアマモ場を見に来ようと思います。
----手記----
話を伺ったところ、アマモの重要性を説いて40年間、漁師総出でやり続けていたと。底引きの漁船が海底にあるゴミを攫い続けて、平成元年頃には回収する必要が無くなるほどにゴミが無くなったそうです。
と隊長は興奮気味に話していました。

日生では漁協の関係者のご好意で、唯一のスロープ付近にテントを張らせていただくことに、横断隊の中でも珍しい体験です。

加子浦歴史文化館で日生の歴史を確認した後に漕ぎ出して、錦海湾のワッカファームまで!これまでの横断隊でも立ち寄らせていただき、歓迎してくださった思い出深い場所の一つです。

明日は、ついに小豆島を目指します!当初横断隊が始まったときからのスタート/ゴール地点です。
リターン
5,000円+システム利用料

クルーメンバーコース
●お礼のメール
●瀬戸内カヤック横断隊クルーメルマガの配信(希望制)
2023年末まで行われる瀬戸内カヤック横断隊の旅のメルマガを配信します。週一回の配信でリアルな海旅の様子をお届けします。
●瀬戸内の残したい風景ポストカードセット
●プロジェクトクルーカード
今回のプロジェクトにご賛同いただいた証として、クルーカードを作成してお渡しします。
- 申込数
- 21
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年3月
10,000円+システム利用料

書籍コース
●書籍(2025年発行予定)
※瀬戸内の過去と未来を形にし、皆様のもとへお届けします。
●書籍にお名前掲載(希望制)
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●プロジェクトクルーカード
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- 申込数
- 94
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
5,000円+システム利用料

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- 21
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年3月
10,000円+システム利用料

書籍コース
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●プロジェクトクルーカード
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- 94
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