
支援総額
目標金額 4,000,000円
- 支援者
- 252人
- 募集終了日
- 2023年11月30日
【Playback】2週目: 誇りある漁師の島、息づく海の森/ 赤穂〜家島諸島〜日生〜錦海湾〜小豆島
本プロジェクトを支援いただき、本当にありがとうございます!!
さて、本隊は尾道は向島に在住の隊士、森大介さんが主宰するシーカヤック&SUPガイド、deepwaterのベースに滞在しながら、しまなみ海道付近の取材を実施。そのまま、伯方島方面へ漕ぎ進む予定です、らしいです。
また、本日の中国新聞に掲載された記事がWEBでも公開されました。
さて、もう1月前の家島諸島のときのニュースレターVol.02をプレイバックとして公開します!日本最大の漁協の島の様子、事務局も編集していて心が打たれるテキストでした。
-------【原隊長による手記 10/10〜10/16】-------
播磨灘海域に面する赤穂から南に約15キロ、採石場として岩肌が露わになった家島諸島の中心に位置する坊勢島(ぼうぜじま)。
「坊勢島の漁師は気が荒いから気をつけたほうかええで!」
この海にいると、こんな声をかけられることがあります。それは島と海を守るプライドを持った人々が生きている顕れの言葉だろう、そんな確信がありました。
一漕ぎずつパドルが海を掴み、水平線に浮かぶ島の姿が次第に大きく、鮮明に映るようになるにつれて、
「360度、島をとりまく播磨灘の全て、われらの海」
シーカヤックで渡ってくる私たちに島そのものが、これまで積み重なった営為を雄弁に語りかけてきているように感じました。

島にある坊勢漁業協同組合は組合員452人、漁船保有数830隻と、国内の単一漁協では最大の規模を誇ります。道行く人、店のおばさん、皆がきさくで明るく、「漁業の様子が知りたい」と無理を承知で尋ねても、若い海苔漁師さんは早朝から私達を船に乗せて、撮影に応じてくれました。
「坊勢の漁師は、成功した方法をみんなに教えるのよ」
同乗した熟練海苔漁師さんの言葉には、島の漁師達が互いに助け合って生きてきた歴史が詰まっています。
たとえ減少傾向にあるとはいえ、これほどの大人数が今も、漁を生業に暮らしを立てていること、活気ある島の営みを見守り支えてきた海、播磨灘の底力を感じながら、羨ましくも思いました。

「この島に生まれてこの島の土にもどるんや。こんなええことはない」
キャンプ地に毎日のように訪ねてきて世間話をしてくれた元漁師のお父さんが最後に言われた言葉がこの島の全てを語ってくれたように思います。また訪れたいと、心から思える島が一つ増えました。
坊勢島を離陸して男鹿(たんが)島に渡り、採石場の様子を見た後、再び赤穂へ戻り、次に目指したのは日生(ひなせ)の海。40年前からアマモ場の再生に取り組んできた場所です。海草の一種であるアマモには、赤潮の原因となる過剰な栄養を吸収することで水質を浄化する性質があります。海をきれいにしながら、魚たちにとっての貴重な産卵場として機能するアマモ場を復活させること、それは瀬戸内海の再生に直結します。

本州を右手に、鹿久居島(かくいじま)との間に挟まれた水路を進みます。鹿久居島に目をやると、広葉樹林帯が海岸ギリギリまで迫る自然海岸が残っており、まるで太古にタイムスリップしたような感覚にとらわれます。まるでミルクを流したように海水が白濁している光景からは、この海のプランクトンの多さを伺い知ることができます。日生漁協で伺った話によると、森が育む豊富な海底湧水が、栄養豊かな海へつながっているとのこと。
日生漁協の取り組みにおいて、既に生育できる環境の全ての範囲でアマモの再生に成功しており、現在はそれを維持する段階に入っているそうです。
なおアマモは基本的には多年草で、地下茎で株を伸ばして広がっていくようですが、近年は温暖化の影響を受けています。海水の温度が上昇して、アマモが生育可能な28度を超えてしまい、日生のアマモは単年草となっているとのこと。残念ながら海面を覆うアマモの姿は見ることは叶いませんでした。また定期的に日生に訪れてアマモ再生の様子を注視したいと思います。
赤穂から家島諸島、そして日生。赤穂里うみカヤックスのメンバーの方々には各地の人を繋いでいただき、大変お世話になりました。この場をお借りして、御礼申し上げます。

10月15日には、横断隊がいつもお世話になっている瀬戸内市錦海湾に面したワッカファームを再訪し、取り組まれている自然農のお話を伺うことに。夜にはスタッフの皆さんが、畑から収穫した野菜をふんだんに使ったありがたい宴の席まで設けていただきました。瀬戸内の各地に同じ想いを持った仲間がいるということは本当に嬉しいものです。
そして今日10月16日現在は小豆島に漕ぎ着きました。国内唯一のクルーザーヨットメーカー「岡崎ヨット」前の浜にキャンプしています。ヨット乗りなら一度は憧れるオカザキヨットの歴史を社長からお聞きすることもできました。
航海は順調です。明日は豊島に向かいます。今春に長年闘われてきた産廃の全てが搬出され、島の再生に向かおうとしている取り組みを取材します!

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あと18日で600万円の目標達成を目指しています!どうぞ引き続き多くの方へ共有いただければ幸いです。よろしくお願いします!
リターン
5,000円+システム利用料

クルーメンバーコース
●お礼のメール
●瀬戸内カヤック横断隊クルーメルマガの配信(希望制)
2023年末まで行われる瀬戸内カヤック横断隊の旅のメルマガを配信します。週一回の配信でリアルな海旅の様子をお届けします。
●瀬戸内の残したい風景ポストカードセット
●プロジェクトクルーカード
今回のプロジェクトにご賛同いただいた証として、クルーカードを作成してお渡しします。
- 申込数
- 21
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年3月
10,000円+システム利用料

書籍コース
●書籍(2025年発行予定)
※瀬戸内の過去と未来を形にし、皆様のもとへお届けします。
●書籍にお名前掲載(希望制)
●お礼のメール
●瀬戸内カヤック横断隊クルーメルマガの配信(希望制)
2023年末まで行われる瀬戸内カヤック横断隊の旅のメルマガを配信します。週一回の配信でリアルな海旅の様子をお届けします。
●公式HPにお名前を掲載(希望制)
●瀬戸内の残したい風景ポストカードセット
●プロジェクトクルーカード
今回のプロジェクトにご賛同いただいた証として、クルーカードを作成してお渡しします。
- 申込数
- 94
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
5,000円+システム利用料

クルーメンバーコース
●お礼のメール
●瀬戸内カヤック横断隊クルーメルマガの配信(希望制)
2023年末まで行われる瀬戸内カヤック横断隊の旅のメルマガを配信します。週一回の配信でリアルな海旅の様子をお届けします。
●瀬戸内の残したい風景ポストカードセット
●プロジェクトクルーカード
今回のプロジェクトにご賛同いただいた証として、クルーカードを作成してお渡しします。
- 申込数
- 21
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年3月
10,000円+システム利用料

書籍コース
●書籍(2025年発行予定)
※瀬戸内の過去と未来を形にし、皆様のもとへお届けします。
●書籍にお名前掲載(希望制)
●お礼のメール
●瀬戸内カヤック横断隊クルーメルマガの配信(希望制)
2023年末まで行われる瀬戸内カヤック横断隊の旅のメルマガを配信します。週一回の配信でリアルな海旅の様子をお届けします。
●公式HPにお名前を掲載(希望制)
●瀬戸内の残したい風景ポストカードセット
●プロジェクトクルーカード
今回のプロジェクトにご賛同いただいた証として、クルーカードを作成してお渡しします。
- 申込数
- 94
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月

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