島根県のアスリートを守り続けるために。専門治療機器の購入にご支援を 2枚目
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寄付総額

5,519,000

目標金額 5,000,000円

寄付者
133人
募集終了日
2024年7月12日

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2024年07月11日 18:00

特別トークセッション・私たちの想い〜前編〜

 

 

プロジェクトも残り1日になりました。

ラストスパートにかけて応援のお声も増え、とても嬉しく思います。

今回の対談では、まだまだ馴染み深いとは言えない、だけどもっともっと皆様に知って欲しい「スポーツ医」について、10年来のコンビであるスポーツメディカルセンター長の門脇とリハビリテーション部 理学療法士の川本がそれぞれのルーツを交えつつ、語ります。

 


文章:READYFOR株式会社プロジェクト担当 永沢

 

 

ーまず、簡単な自己紹介とお二人の出会いを教えてください

 

門脇:

私自身、幼少期からバスケットボールをずっとやってきて、スポーツが大好です。私は整形外科医ですが、整形外科医の枠を超えた「スポーツに関わる仕事」をしようと思い、この「スポーツメディカルセンター」を立ち上げました。

 

川本:

私は理学療法士の免許を取得してから、広島県の病院で勤務をしておりました。ただ、いつかは大好きな島根県に帰ってスポーツ医科学の分野を盛り上げようという気持ちがありました。

 

そんな矢先、2012年のバスケットボールの大会会場で門脇先生に出会い、島根県でもすごく頑張っておられる「スポーツドクター」の方がおられるということにすごく感銘を受けました。その後、島根大学病院に帰り、理学療法士また日本スポーツ協会公認アスレチックトレーナーの資格をとりまして、アスレチックトレーナーとして、整形外科の患者さんはもちろんスポーツ選手を中心に診ています。

 

門脇:

バスケットボールの大会でお会いして以来のお付き合いでしたが、彼がこっちに帰ってきてから約10年間、この病院で一緒に働いています。



 

ーバスケットボールの会場で出会ったなんて、スポーツドクターならでは

 そんな「スポーツ医」はなかなか馴染みもない方も多いのでは?

 

まずはざっくり、「スポーツ医」とはどのような医者なのでしょうか。


 

門脇:

僕は整形外科医ではあるんですけれど、自分のことは整形外科医である以上にスポーツ医という自覚をもって診療しております。

 

整形外科医とスポーツ医の違いは、プロジェクトページに書いたことと重なりますが最終的な目的の違いがあります。


 

ー例えば患者さんの「骨が折れて治療にきた」場合。

 

整形外科医の視点では、壊れた組織を治す、具体的にいうと「靭帯が切れた」「骨が折れた」「腱が切れた」ものを解剖学的に修復することが1番の目的なんですね。ギブスをまいて手術をして修復(治療)する、それが第一です。

 

スポーツ医の場合は修復(治療)するだけにとどまりません。

その人がスポーツをしていて希望がある場合は、「スポーツにしっかり復帰させるということ」もっというと、スポーツのパフォーマンスをしっかり上げて「強い選手を作る」とか「試合に勝つ」というところまでを目的として診療しているのが大きな違いです。


 

ーリハビリ観点でいくと、どのような違いがありますか?

 

川本:

そうですね、ここでも最終目的やどこまでサポートしていくかが異なります。

 

例えば整形外科ですと、手術をしてリハビリをして自宅退院というところまでが目標になることが多いのです。

 

ただ、スポーツ選手の場合はそれだけでは終わりません。競技復帰、スポーツ復帰という大きな目標があります。そこまでリハビリでしっかりとサポートしていくというところに大きな違いがあります。

 

門脇:

リハビリテーションと一括りにいっても、かなり専門的なことが必要になるので、スポーツを専門にしっかりできるリハビリの理学療法士、トレーナーが大事なのですが、どうしても県内でそこを見れる人は限られています。それ故にどこの病院に行っても治らない、というような状況が出てきます。

 

このセンターには、その必要な力が集約しているのですが島根県全体を見るとまだまだ厳しい部分はあります。


 

ー現状のスポーツに携われる理学療法士さんの数や質はどうなのでしょうか。

 

川本:

スポーツに携わることができる理学療法士は本当に少ないです。特に島根県でみますと、恐らくスポーツを専門的にみることができる理学療法士は10名もいないのではないかな...。

 

門脇:

少ないね、厳しいね。

そのうち、うち(スポーツメディカルセンター)には...

 

川本:

うちには4名ほど、スポーツを専門的にみることができる理学療法士がいます。


 

門脇

そうですね、いわゆるJSPO(日本スポーツ協会)のAT(アスレティックトレーナー )の資格を持っている人は、そのくらいですね。

 

資格は持ってないけど、スポーツが好きで、その現場に来たりしている方々はゼロではないですが、「日常診療の中でスポーツ選手をみている」施設が、実質うちくらいしかないっていうのが僕の中での感覚なんです。

 

だから、スポーツ好きでトレーナーとかしてても、日頃スポーツ選手を「診療」してるっていう方はかなり少ないっていうのが島根県の現状ですね。

 

スポーツ医をやりたかった人はいるのに、スポーツに携われる場面がなくて県外に出てしまう方(医師)もいると思います。


 

川本:

門脇先生のおっしゃる通り、なかなか「スポーツ選手を専門にみる病院」っていうのが島根県にはない、というのが実情です。

 

かたや、私が以前いた広島県では「スポーツ選手を専門にみる病院」ていうのはいくつかありますし、そこには多くの理学療法士が雇用されていました。しかし、島根県には中々そういう病院がないので、例えば学校を卒業してスポーツに関わりたいと思う学生が、県外に出てしまうというような現状がずっと続いているように思います。


 

門脇:

理学療法士養成校の授業にいくと、「スポーツに関わる仕事をやりたいです」という方も多くいる印象ですが、その子達が5年経ったら(雇用がないから)もういない。だから増えてこない。

 

悲しいことに、10年ほど前からこういう島根県内のスポーツの活動を始めてから、結局携わっているメンバーのトレーナーさん達っていうのは顔ぶれ変わらずで。見学にきていたりはあったけど、雇用の場がないからいなくなってしまうんですよね。

 

結局その子たちが、スポーツに携われる仕事を、どこかでやってくれてるのもわからない...ってことがあったりするのでもっともっと活躍の場を作るのが大事だし、今後のスポーツに関わる職種を目指す学生も求めていることかなと思います。

 

 

ー現状のスポーツに携わりたい人(医療関係者)は多くいるはずだけど、雇用の場所がない。

 これがスポーツに関わるスタッフ自体が少なくなる要因なんですね。

 

門脇:

実は「スポーツメディカルセンター」を作った理由の1つに、「スポーツ専門の理学療法士やトレーナー」の雇用の場を増やすというのがあります。

 

本当はスポーツの仕事をしたいのに現場がない、枠が空いてなくってできない。そんな現状からせっかく島根で働きたいと思っていても県外に出てしまう人が多いというのを聞いて、そんな方々を雇い、スポーツに携わる人材が島根に残る環境を作りたいと思ったんです。

 

最初は自分で開業してスポーツクリニックを開き、そこで好きにリハビリしようと思っていたこともあったんです。ただそれだと、その施設だけで終わってしまうし、雇用も2〜3人増えて終わり。島根県全体の変化にならない。

 

島根大学という大きな診療科がたくさんある病院だからこそ、選手を総合的に診れるという強みがあったので、この島根大学にセンターを作って、大きな範囲で「スポーツ専門スタッフ」の育成、雇用を動かしていくことが大事かなと思ったので、私は島根大学病院に頑張ってスポーツメディカルセンターを作ったという経緯があります。

 


インタビュアー・文章:READYFOR株式会社プロジェクト担当 永沢


 

メディカルセンターを作った理由のもう1つとして、

 

「他の県にあるセンターや、国のセンターは、基本的にはトップアスリートと呼ばれる選手を対象にしている施設が多いけれど、スポーツを楽しむ方がみんな平等に恩恵を受けれる、年齢や性別、キャリアやレベルに問わずスポーツに携わる方たちは全員来てもらえる施設にしたい」

 

そんな思いを語って下さった門脇先生。そしてそれをともに実現する川本先生。

 

スポーツに携わる職種の間口を広げることが、ゆくゆく「スポーツに関わる職業に就きたい」と目指す子どもたちを育て、そこにスポーツメディカルセンターがあることで雇用の場が生まれる。凄く素敵な循環を作っていらっしゃいますね。


 

そんな門脇先生が行うスポーツメディカルセンターの挑戦は、いよいよ残り1日。

最後まで応援をどうぞよろしくお願いします。

 

▼島根県のアスリートを守り続けるために。専門治療機器の購入にご支援を

ご支援受付は7月12日23時まで!

https://readyfor.jp/projects/shimadai-sports


 

ギフト

3,000+システム利用料


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応援コース|3,000円

・寄付金領収書 ※1
・お礼のメール
・オンライン報告会へのご招待 ※2

※1 領収書の宛名はギフトお届け先にご登録いただいたお名前となります。領収書に記載される日付は島根大学に入金がある2024年9月の日付となります。寄付金領収書の発送は2024年10月となります。
※2 オンライン報告会は2024年中に実施の予定です。日程が決まり次第、支援者様に別途お知らせいたします。

寄付者
36人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

10,000+システム利用料


alt

応援コース|1万円

・寄付金領収書 ※1
・お礼のメール
・オンライン報告会へのご招待 ※2
・公式HPへのお名前掲載(ご希望制)

※1 領収書の宛名はギフトお届け先にご登録いただいたお名前となります。領収書に記載される日付は島根大学に入金がある2024年9月の日付となります。寄付金領収書の発送は2024年10月となります。
※2 オンライン報告会は2024年中に実施の予定です。日程が決まり次第、支援者様に別途お知らせいたします。

寄付者
49人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

30,000+システム利用料


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応援コース|3万円

・寄付金領収書 ※1
・お礼のメール
・オンライン報告会へのご招待 ※2
・公式HPへのお名前掲載(ご希望制)

※1 領収書の宛名はギフトお届け先にご登録いただいたお名前となります。領収書に記載される日付は島根大学に入金がある2024年9月の日付となります。寄付金領収書の発送は2024年10月となります。
※2 オンライン報告会は2024年中に実施の予定です。日程が決まり次第、支援者様に別途お知らせいたします。

寄付者
15人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

50,000+システム利用料


alt

応援コース|5万円

・寄付金領収書 ※1
・お礼のメール
・オンライン報告会へのご招待 ※2
・公式HPへのお名前掲載(ご希望制)

※1 領収書の宛名はギフトお届け先にご登録いただいたお名前となります。領収書に記載される日付は島根大学に入金がある2024年9月の日付となります。寄付金領収書の発送は2024年10月となります。
※2 オンライン報告会は2024年中に実施の予定です。日程が決まり次第、支援者様に別途お知らせいたします。

寄付者
19人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

100,000+システム利用料


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応援コース|10万円

・寄付金領収書 ※1
・お礼のメール
・オンライン報告会へのご招待 ※2
・公式HPへのお名前掲載(ご希望制)

※1 領収書の宛名はギフトお届け先にご登録いただいたお名前となります。領収書に記載される日付は島根大学に入金がある2024年9月の日付となります。寄付金領収書の発送は2024年10月となります。
※2 オンライン報告会は2024年中に実施の予定です。日程が決まり次第、支援者様に別途お知らせいたします。

寄付者
9人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

300,000+システム利用料


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応援コース|30万円

・寄付金領収書 ※1
・お礼のメール
・オンライン報告会へのご招待 ※2
・公式HPへのお名前掲載(ご希望制)
・ネームプレートへご芳名の掲載・企業名可(ご希望制) 

※1 領収書の宛名はギフトお届け先にご登録いただいたお名前となります。領収書に記載される日付は島根大学に入金がある2024年9月の日付となります。寄付金領収書の発送は2024年10月となります。
※2 オンライン報告会は2024年中に実施の予定です。日程が決まり次第、支援者様に別途お知らせいたします。

寄付者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年12月

500,000+システム利用料


alt

応援コース|50万円

・門脇俊による講演会の開催権利 ※3

※3 チームや団体で門脇による講演を開催できる権利です。2024年7月から1年間、有効な権利とさせていただきます。原則、県内の場合はオフライン開催が可能です。県外開催の場合はご相談とさせていただきます。その際、交通費は支援者様にてご負担いただきます。

・寄付金領収書 ※1
・お礼のメール
・オンライン報告会へのご招待 ※2
・公式HPへのお名前掲載(ご希望制)
・ネームプレートへご芳名の掲載・企業名可(ご希望制)

※1 領収書の宛名はギフトお届け先にご登録いただいたお名前となります。領収書に記載される日付は島根大学に入金がある2024年9月の日付となります。寄付金領収書の発送は2024年10月となります。
※2 オンライン報告会は2024年中に実施の予定です。日程が決まり次第、支援者様に別途お知らせいたします。

寄付者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年12月

1,000,000+システム利用料


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応援コース|100万円

・門脇俊による講演会の開催権利 ※3

※3 チームや団体で門脇による講演を開催できる権利です。2024年7月から1年間、有効な権利とさせていただきます。原則、県内の場合はオフライン開催が可能です。県外開催の場合はご相談とさせていただきます。その際、交通費は支援者様にてご負担いただきます。

・寄付金領収書 ※1
・お礼のメール
・オンライン報告会へのご招待 ※2
・公式HPへのお名前掲載(ご希望制)
・ネームプレートへご芳名の掲載・企業名可(ご希望制)

※1 領収書の宛名はギフトお届け先にご登録いただいたお名前となります。領収書に記載される日付は島根大学に入金がある2024年9月の日付となります。寄付金領収書の発送は2024年10月となります。
※2 オンライン報告会は2024年中に実施の予定です。日程が決まり次第、支援者様に別途お知らせいたします。

寄付者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年12月

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