しっぽのおうちの日々

しっぽのおうちのかんちょです

 

たくさんの方々から温かい応援とご支援をいただき、

クラウドファンディングも残すところあと13日となりました。

 

コロナ禍で大変な中、数々の社会問題の一つでもある老病ねこたちの介護施設として動き出すもりねこしっぽのおうちに目を向けていただき応援をいただいたことは、スタッフ一同感謝に堪えません。

 

次のゴールまで皆様の応援に精一杯お答えできるよう毎日頑張っています！

 

しっぽのおうちでは老ねこたちの体調不良が出てきています。

 

猛暑の中でも、きちんとした温度管理や食餌の管理、

衛生面での管理のもと、ねこたちは安心して暮らすことができています。

 

しかしそれぞれの持っている病気は容赦なく、

年老いた小さな体に良くない影響を与え続けます。

 

そらくんは、呼吸が苦しくなり

食事も一時全くとることができなくなりました。

 

猛暑の中温度管理に配慮しながらの通院・しっぽのおうちでの投薬・点滴・酸素吸入・強制給餌の毎日でしたが、

今のところ症状が落ち着きつつあります。

 

19歳という年齢を考えた時、

持病に対しての積極的治療はそらくんをつらい目に合わせることにしかならないと判断して、

残された時間をゆったりと過ごさせてあげられるよう毎日向き合っています。

 

村正くんは腎不全ステージ4で、

測定可能な数値をすでに振り切っているにもかかわらず、

村正くんのもつ生命力で病と闘いながら毎日を過ごしています。

口内炎からは出血が続き、血の塊が出てくることもありますが、

投薬と補液を続けしっかりご飯を食べ、

補液とわかると逃げだすパワーにはうれしささえ感じます。

 

痛みや苦しさをできる範囲で取り除いて、

苦しいときは寄り添ってそばにいる、
そうすることでつらい瞬間に少しでも安心できる気持ちを与えてあげたい、そのことをしっぽのおうちでは目標としています。

 

かんちょは今までうちの7頭の子たちを看取ってきました。

一緒にいた時間が幸せだっただけ、看取りは辛い辛い経験でした。

そして昨年10月、しっぽのおうちの最初の家族　シロたんを看取りました。
シロたんは意識が薄れていく瞬間も

、かんちょとずっとお話をしていました。

 

ごろごろごろごろ　

喉を鳴らしながらシロたんの目から

かんちょを見つめる光が消えていく瞬間を見ました。

シロたんはそのあと一日半、

もりねこスタッフ全員に会えるまで命を保ってくれました。

みんなが来てくれるのを待って旅立ちました。

 

幸せな最期という定義は人それぞれ違っているかもしれません。
ねこが「しあわせだったにゃ」　って思ってくれること
ひとが「がんばったね　しあわせだったね」　って言ってあげられること
このどちらもできたなら・・　といつも思っています。

 

しっぽのおうちはもりねこの保護活動の延長線上にあり

常に密接な関係を保ちつつ活動を継続しています。

 

ねこたちのために活動していくにはあらゆる面での資金が必要となってきます。

 

今回のクラウドファンディングの目標は

ねこたち個々に必要な十分な医療を受けられるように、

また今後の治療や介護にかかる予備医療費を保持し、古い家のためまだまだ修繕が必要な建物の維持に使用する資金を募る大きな目的があります。

 

どうぞ皆様、残り14日間となりましたが

最後まで温かい応援とご協力をお願いいたします。