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先週の木曜日に生まれ落ちたばかりの小さな命を保護しました。
初産の母猫は丸一日戻って来ませんでした。

本当は1ヶ月前、保護出来るはずだった4匹の妊婦猫のうちの1匹が生んだ赤ちゃんです。
私たちの不手際で保護に至らず、招いた結果です。

赤ちゃんは4匹の兄妹でしたが、私たちが夕方連絡を頂き、駆けつけた時にはそのうち1匹の命の灯火は消え、体は柔らかさを失っていました。
まだ目も開かず、お日様の光も、そよぐ風も、草や土の匂いも知らないまま逝ってしまった小さな命。
兄妹の中で一番体の大きな子で、生き延びられるはずの子なのに、どうして…。
せめて…その亡骸だけでも自然に帰してあげたいと思い、翌日花が咲く陽の当たる場所に埋葬しました。

 

 


残された3匹の兄妹も予断を許さない情況でした。
母猫の温もりを得られなかったその体はびしょ濡れで氷のように冷たくなっていました。
正直、助からないかも、と思いましたが、それよりも、か弱く鳴き、今にも消え行く命の灯火を何とか助けたいという思いのほうが強かった。3匹を助手席のヨーコさんに預け、体をこすり、刺激し、温めながら車を飛ばして滝の川の保護ハウスへ。合流したかおりさんと3人でバケツにお湯をはり、3匹の体をつけて温めました。
徐々に赤みを取り戻す体、鼻もピンクになり、急いで何枚ものタオルでふき、完全に乾かします。
それでも鳴き声は今にも消え入りそう、3匹を二人に任せ、絶えず体をしごき、温めている間にミルクを作ります。
哺乳びんでミルクを与え始めると、3匹は生きようと乳首にしゃぶりつきます。
母猫のお乳をずっとずっと待っていてようやく飲めたミルクはどんどん体を温め、少しずつ動くようになりました。

保護してから5時間近く奮闘し、何とか持ちこたえてくれましたか、人間が猫の赤ちゃんを育てるのは簡単な事ではないのです。人間がどんなに頑張っても全ての子が3日目まで生きられる可能性は高くありません。
3匹のうちの1匹はとても体が小さく、数時間の間に何度も危うい情況を迎えました。
母猫がミルクを与え、自分で体温調節が出来ない赤ちゃんのために常にくるんで温める状態を人間が作る為には、2~3時間おきに保温管理と哺乳をしなければそのはなかい命はいとも簡単に消えてしまいます。

これから不眠不休の闘いが始まります。
小さな命の奮闘記を皆様にもお届けしたいと思いますので、懸命に生きようとする命を見守って頂き、応援して頂きたいと思います。

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