SPRINTARS PM2.5予測システムを継続します
この度は、SPRINTARS予測システムの運用継続ためにご協力頂きましたこと、あらためて御礼申し上げます。
ご支援頂いた方々には先日お伝えしましたとおり、予測計算自体は今までどおり九州大学応用力学研究所で実施しつつ、通常時の運用監視については民間気象会社へ依頼することとしました。その手続きが完了したため、12月1日より、私が学生の時よりかかわりがあり、長年にわたる信頼関係がすでに構築されている株式会社ウェザーマップに運用監視を担って頂いています。皆様からの多大な支援により、今後5年間の運用監視を依頼することができました。格安で請け負って頂いた株式会社ウェザーマップの皆様に感謝致します。
これにより、私の本来の職務である研究・教育活動や、それらに付随する様々な業務に割ける時間が増加するとともに、予測システムの一層の運用安定化につながります。ただし、システムが異常終了して解決することが難しい状況になった場合については、システムを開発した私が今後も対応していきます。
頂きましたご寄附の収支は以下のとおりです。
<収入>
ご寄附合計 974,000円
<支出>
運用監視業務委託(5年間) 648,000円
予測結果データ保存装置 119,512円
Readyforシステム利用手数料 157,788円(ご寄附合計の15%+消費税)
九州大学事務局管理費 48,700円(ご寄附合計の5%)
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合計 974,000円
今回の運用監視業務委託が終了する5年後以降については未定ですが、それに備えて、九州大学に対する通常寄附という形で随時ご寄附を募集しておりますので(詳細はSPRINTARS PM2.5予測ホームページをご覧ください)、可能な範囲でのご協力をお願い致します。ただし、PM2.5予測情報が必要のない環境になることが本質的な解決です。それぞれの立場で、地球環境を意識した行動が求められていると思います。
改めまして、この度のご協力に感謝致します。
九州大学応用力学研究所 竹村 俊彦
SPRINTARSホームページ http://sprintars.net/
研究室ホームページ https://www.riam.kyushu-u.ac.jp/climate/