プロジェクト概要

外国人の子ども達に夏休みの思い出を!8月に外国にルーツを持つ40人以上の子ども達や大人達とサマーキャンプを開催したい!

 

こんにちは。外国人の子ども支援を行っている「すたんどばいみー」の宮脇英理です。すたんどばいみーは、2001年から外国人あるいは外国にルーツのある児童・生徒に対して、学校の学年に対応した学習支援教室を中心に、母国語教室なども開催しています。運営スタッフである私自身、日中系ベトナム人です。日本生まれの日本育ち、家庭内の会話では日本語交じりの母語を使用しています。

 

私自身外国にルーツがあるものの日常生活で日本語に対する不自由を感じていなかったこともあり、自分を「日本人」だと思っていました。しかし、「すたんどばいみー」の活動に参加することで、自分のルーツや母国であるベトナムについて学習していくなかで「日本人」であると思っていた自分の中に違和感を感じるようになりました。活動を通して、いろんな経験や先輩方の話を聞く事で、今ではベトナムにルーツがあるもう一人の私を肯定的に思えるようになりました。現在、私と同じように日本で生まれた外国人の子どもの数が年々増えており、同じような境遇にいる子どもたちもたくさんいます。そのような子ども達に少しでも母国に関する知識を教えたり母語の保障など何か手助けができればと思い、すたんどばいみーで活動をしています。

 

すたんどばいみーでは、活動に参加する子ども達の交流の場をもうけるため、毎年夏にキャンプを開催しています。2016年8月に第16回目となるキャンプの開催を予定しています。同じ境遇にいる子どもたちが交流を通して、もう一人の自分を発見できる場でもあります。キャンプでは一緒にご飯を作って食べたり、レクリエーションをしたりする場は子どもたち同士が生活を共にする大切な機会です。今年は参加者の枠を広げ、子どもたちが同じ境遇にいる大人に出合う機会を通して交流を深めたいのですが、40名を超える参加者の予定をしているという事もあり、開催費用やこども達の参加費などが不足しています。

 

このキャンプは、遠出するあるいはお泊りする事に不安を抱え、外出が難しい子ども達にとって大切な夏休みの思い出になります。ご協力いただけないでしょうか。

 

(過去開催したキャンプでの夕食の様子)

 

 

外国人の児童は2か国語の環境で生活するため、どちらの国の言葉も年相応に発達していないセミリンガル状態にあります。そのため、日常生活でつまづいてしまう問題を、すたんどばいみーでは学習補充や生活相談などの活動で支援しています。

 

すたんどばいみーの学習教室に参加する子どもは、外国にルーツを持っています。家庭のなかでは母語を話し、学校では日本語を話します。2か国語の環境で生活しているため、どちらの国の言葉も年相応に発達していないセミリンガル状態にある子どもたちも少なくありません。社会生活を送るための日本語が問題なく話せても、教育を受ける過程で習得される言葉を理解ないという言語のハンディキャップを抱えています。

 

しかし、学校や日本社会においてハンディキャップを理解されないままに、知的障がいがあるとみなされたり、学習能力の責任にされ、個人の問題とされがちです。すたんどばいみーでは、このような子どもたちを対象に、2001年から支援を続けてきました。学年に応じた学習支援教室や、ルーツに触れる母語教室を開催するなど、学校生活や日常生活のなかの不安な環境を少しでも改善したいと思っています。

 

(イベントで手で絵を描いたときの様子)

 

 

「夏休みを思う存分遊んでほしい!」一緒にご飯を作ったり、レクリエーションをしたりと、キャンプを楽しんでもらうために様々な準備をしています!

 

外国人家庭の場合、親との言葉の違いによって親子間の会話が成り立たないことや家庭の都合などから、親の許可を得て外で活動することが難しいケースがあります。「せっかくの夏休み、思う存分遊んでほしい!」そう思い、団体の設立当初から子ども達のためにキャンプを開催してきました。今年の夏のキャンプも子どもたちは既に心待ちにしています。

 

今年のキャンプでは、班ごとに別れて料理をしたり、レクリエーションをするなど、様々なイベントを予定しています。私たちも楽しみにしているのはレクリエーションで、子ども達が企画の段階から準備していきます。過去のキャンプでは、普段の活動でいつも衝突していた子どもをあえて同じ班にしました。最初はうまくいかずに、スタッフもレクリエーションもうまくいかないのではと不安に思っていました。しかし、様々な衝突がありながらも次第に関わるようになり、最終的にレクリエーションを楽しく終えることができました。

 

(キャンプでのレクリエーションの様子)

 

 

外国籍の子どもにとって生きづらい日本社会でも、自分らしさを大切にしてほしい!

 

日本で暮らしてきて、同化圧力の強い社会だなと感じています。みんなと同じようにいることが求められるので、外国籍の子どもが外国人としていれる場所は多くありません。すたんどばいみーでは、外国人らしくいられる場を提供しています。そのなかで出会う、同じような境遇を持つ友人は大切な仲間になります。このキャンプを開催することによって、普段の活動以上のつながりが生まれるきっかけになれば嬉しいです。

 

また、既に参加したことのある子ども達には、新しく参加する子ども達に対して、お兄さん、お姉さんのようになってほしいと考えています。たくさんの自分と同じような境遇を持つ友人と話しながら成長していき、この活動を思い出の一つとして、大切にしてほしいです。次の世代の子ども達にも同じように接し、いつかすたんどばいみーのことを思い返して、大人になった時に自分がなに人なのかを大切にしながら暮らしてほしいです。皆様のご協力、よろしくお願い致します。

 

(応援よろしくお願いします!)

 

 

リターンについて

 

✤子ども達と作成するサンクスレター
 

✤南国のお菓子

 

✤キャンプの様子をまとめた活動報告

 

✤ベトナムの障がい者訓練施設の手作り雑貨