こんにちは。東京大学大学院修士課程の出射有紀子と申します。

 

2016年の夏学期に大学の授業の一環として始まったこのプロジェクトにてメンバー8人のうちの1人として活動しました。私たち学生は10ほどあるスタジオの中から興味に従って参加するスタジオを選びます。

 

このスタジオは東京大学で初めてソーシャルデザインをテーマに扱ったものです。新しいテーマを扱うだけでなく現地に実際に調査に行き建設まで行うという非常に実践的なものでもありました。とてもチャレンジングなスタジオだと思いましたが、貴重なチャンスだと思い参加しました。

 

実際に参加してみると、フィリピンでの実地調査や教授との慣れない英語でのディスカッションなど今まで経験したことの無い困難が沢山ありましたが、実際に建物を使ってもらう地元のお母さん方やその家族の人にとても良くしてもらったり、実際に困っていることを聞いたりしたことで「お母さん達に笑顔になってもらいたい。」という実感のもと設計に取り組むことが出来ました。

 

このプロジェクトの中で私は長期的な目線でSt.Martha Estateの環境改善に向けた既存住宅の改修計画を提案しました。St.Martha Estateでは十分な仕事が無いことや水道電気などのインフラが不十分である等の様々な問題があります。

 

今回のキッチン建設の実現がこの地域の環境改善の最初の大きな一歩に繋がります。また大学の授業の一環として取り組んだプロジェクトが成功することが私たち参加学生やこれから新たに参加する後輩の励みにもなります。私たちの取り組みへのご支援をどうぞよろしくお願い致します。