支援総額
目標金額 700,000円
- 支援者
- 52人
- 募集終了日
- 2022年8月28日
災害復興のまち野村で大学生が活躍できる持続可能なシステムを作りたい
#地域文化
- 現在
- 889,000円
- 支援者
- 79人
- 残り
- 25日
岡山桃農家|規格外の桃と米、米麹で作った無添加の「白桃甘酒」誕生!
#観光
- 現在
- 237,000円
- 支援者
- 36人
- 残り
- 24日
進行を止めにくい「糖尿病性腎臓病」 治療薬開発に向けた研究の加速へ
#医療・福祉
- 現在
- 8,513,000円
- 寄付者
- 426人
- 残り
- 45日
若年性認知症の克服に向けた研究を推進し、治療や早期診断へつなげたい
#医療・福祉
- 現在
- 7,119,000円
- 寄付者
- 91人
- 残り
- 13日
「移植サポーター」1型糖尿病“根治”に向けてご支援ください
#子ども・教育
- 総計
- 48人
夢育てメンバー & 夢育て農園メンバー 募集
#子ども・教育
- 総計
- 64人
クマたちから学ぶ日本再生プロジェクト!
#子ども・教育
- 総計
- 28人
プロジェクト本文
はじめに
ページをご覧いただきありがとうございます。笹田 弘恵と申します。私は愛媛県松山市の洋菓子工房PEACEというお店で働いています。
もともと趣味がお菓子作りということもあり、近所のお友達や知り合いに食べてもらっていました。17年前にたまたま知り合いからお店で使っていたオーブンを譲り受け、その後姉と共に洋菓子工房PEACEを開業しました。今では息子が代表になり、私と姉もそこで働いています。
4年前に私の姉がパーキンソン病になったことで、家族として姉を支えようと考え、いろいろ調べていくうちに「むくな豆」に出会いました。
昨年12月に「すくすくビーンズ」を立ち上げ、愛媛県内の企業の社長や会長、元大学教授の方たちに理事として協力していただいております。
本会はむくな豆における技術の開発、発展と、その普及、啓発を趣旨とし、それを通じむくな豆を活用することで健康の維持、向上を図ることを目的としています。
また、姉の現在の主治医が脳神経内科医師の野元正弘先生です。野元先生はパーキンソン病研究の第一人者で、「むくな豆」とパーキンソン病の座談会を行うなど現在は当会のアドバイザー(無償)になっていただいております。
さらに、「むくな会」の会長である藤井義晴先生にもご協力いただいております。
|パーキンソン病とむくな豆について
私の姉の病気の「パーキンソン病」とは、手の震え・動作や歩行の困難など、運動障害を示す、進行性の神経変性疾患です。進行すると自力歩行も困難となり、車椅子や寝たきりになる場合があります。神経伝達物質であるドーパミンの生成量が減少するために脳からの指令が筋肉に十分に届かず運動機能に障害が発生する病気です。
脳の中でドーパミンを作る黒質細胞が減少するため、L-dopaを補うことでその生成量を補充することが可能になります。むくな豆にはL-dopaが多く含まれており、このL-dopaはパーキンソン病の治療薬の補助として用いられている物質です)。
出典:
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
藤井義晴(2008):未利用植物の有効利用と調理科学への期待,日本調理科学会誌,41(3),p38.
これまでの経緯について
私の姉の「パーキンソン病」・「パーキンソン病症候群」は、現在においても根本的な治療法はありません。そこで、いろいろ調べると、むくな豆は天然のL-ドーパを含み、そのL- ドーパはパーキンソン病・パーキンソン病症候群に効果があるということがわかりました。
むくな豆には天然成分としてL-ドーパが多く含まれており、これを食べることによってL-ドーパが補給され、パーキンソン病の特効薬のL-ドーパ製剤の代替物として利用することができるということでした。
むくな豆を購入しようと思い探したところ、かなり高価で姉がパーキンソン病と診断された4年ほど前の価格は100gで8,000円ほどしていました。最近でも100g、2000円~5000円程します。L-ドーパ製剤一錠分を一日二回むくな豆で摂取しようとすると10日で2,000円以上かかります。
そこで、昨年2021年に荒れた土地を開墾し、知り合いに分けていただいた200株を植え付けし、むくな豆を栽培し始めました。しかし、収穫が近づいた頃にイノシシの被害にあい、それまで育っていたむくな豆がほとんど収穫できない壊滅的な状態になってしまいました。
収穫量は予定の300kg→8kgになってしまい、そこからとれるむくな豆の粉は2kgと少なく大きな赤字となりました。そこで、クラウドファンディングを通じて皆様にも協力いただき、再度むくな豆栽培へ挑戦していきたいと考えております。
今回の計画はむくな豆の活用により、現在では高価で希少なむくな豆を、少しでも必要な方に今より手の届きやすい価格で届けることが主目的となっています。
むくな豆の栽培自体は難しいものではなく、栽培を行っている方もいますが、収穫後の乾燥した鞘をむく工程にかなりの労力を割く必要があることと、1株1株の作付面積が広く、広い面積を確保して耕し栽培する必要があります。
すくすくビーンズでは、ボランティアを募集し耕作放棄地の活用を考えていることから、手に取りやすい価格を実現できると考えております。 私たちの計画では、もう少し安価にできるように100ℊ1000円を目標に取り組みたいと考えています。
現在のむくな豆の製品は、きな粉のように粉末化してある豆を摂取するという味気ないものですが、計画ではさまざまな食べ方を提案できるようにしたいと考えています。
むくな豆の調理品としてすでに煮豆、飴、味噌、煎り豆粉を使用したパンやクッキーがありますが、その他に、プリンやムース、アルコール抽出や、焙煎してコーヒーとして飲むなどを考えています。また、毎日摂取できるように手に取りやすい価格の実現もしたいと考えています。
出典:
飯島久美子:ムクナ豆の調理品;日本調理科学会誌,51(1)2018,p61-64.
ご支援金の使い道
第一段階としては、むくな豆の栽培を行い、焙煎・粉末化まで行うところまでを予定しています。
ここまでで総費用70万円ほどかかる見込みのため、クラウドファンディングでこちらの資金を応援していただきたいと考えております。
第一段階が完了次第、続いてむくな豆の研究や加工品開発に取り組んでいく計画を立てております。
むくな豆の開発計画フロー
むくな豆栽培
↓
生・乾燥・粉末化
↓
試作
↓
成分検査
↓
製造
↓
販路開拓・販売
むくな豆の農業計画
12月草刈り、
開墾1~2月自生している木の伐採
3月焼き畑・むくな豆を育苗ポットに種まき
4月中旬~5月中旬 育苗ポットで生育
6月上旬 第一回目の植え付け・肥料・マルチかけ・仮支柱たて
6月上旬 第二回目の植え付け・肥料・マルチかけ・仮支柱たて
6月下旬 本支柱立て
10月下旬~12月頃 順次収穫
最後に
むくな豆は耕作放棄地でも十分育つので、それを活用できる点も魅力の一つです。昨年育ててみた場所は、10年間耕作をやめていた山間の元水田でした。そこでも順調に成長し、実をつけるまでに至りました。
昨年の収穫は獣害により8kgでしたが、成長途中を見ていると沢山の豆が収穫できると思います。肥料等の追加はなく、植え付けの際に周りに堆肥を振りかけた程度で育ちました。
また、むくな豆は根や茎からL- ドーパを放出しているので、前年の株を来年漉き込むことで、イネ科以外の雑草の成長抑制効果も期待できるそうです。
前回栽培したむくな豆畑は除草剤等を使用していないのに、秋には草が限りなく少ない状態でした。また、伊予農業高校ではむくな豆から作った除草剤なども数年前に研究しており、その効果もでているようです。
イネ科の植物に関しては成長を促進する働きがあり、トウモロコシとの混植をしている農家もあります。中南米では高い収穫高を維持するためにむくな豆と一緒に植えているそうです。
食料としてもむくな豆は多くの栄養素を持っており、現代人が不足しがちなミネラルも多く含むなど、将来的にも重要となってくると考えております。
この様にむくな豆はパーキンソン病・パーキンソン病症候群以外にもL-ドーパ製剤を処方されている方全般に活用できると考えています。さらに、当会のアドバイザーである野元先生の指導のもと安心安全な食べ方を広め、むくな豆の栽培を普及させていくことがすくすくビーンズの活動です。
このプロジェクトが実現することで、薬で治療するしかなかったパーキンソン病・パーキンソン病症候群を、むくな豆に置き換えるという選択肢が広がる可能性があります。また、主治医と副作用について相談しながら、むくな豆を摂取することで、パーキンソンの症状を軽減することができると考えています。
むくな豆を育てて収穫をし、食品として商品化するというこの事業は、私の姉のようなパーキンソン病の方達にだけでなく、必ず社会の役に立つと考えています。
クラウドファンディングを達成すると同時に、たくさんの方にこの活動を知ってもらうことで、患者だけでなく家族・コミュニティの希望に繋げていきたいと考えています。
ぜひご支援ください。よろしくお願いします。
- プロジェクト実行責任者:
- 笹田 弘恵(すくすくビーンズ)
- プロジェクト実施完了日:
- 2022年12月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
むくな豆の栽培を行い、焙煎・粉末化まで行います。 ご支援金については、 ①イノシシ対策30万円 ②むくな豆栽培(支柱・苗代・肥料等)32万円 ③普及啓発活動(HP開設・すくすくビーンズ研修会の開催)8万円 に活用させていただきます。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額との差異については、会費、むくな豆および加工品の販売において補填予定です。 第一弾と第二弾で事業内容が大きく違うので、第二弾は再度クラウドファンディングをしていこうと考えております。
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プロフィール
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リターン
5,000円+システム利用料
感謝のメール+野元先生講演動画視聴権 5000
◉感謝のメールをお送りします。
◉野元先生講演の動画視聴権をお送りします。
※視聴の有効期限は1年以内となります。
- 申込数
- 9
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年9月
5,000円+システム利用料
洋菓子工房PEACEストラップ+野元先生講演動画視聴権
◉すくすくビーンズの理事の洋菓子工房PEACEオリジナルストラップをおひとつ送らせていただきます。
※色の指定はできません。
◉野元先生講演の動画視聴権をお送りします。
※視聴の有効期限は1年以内となります。
- 申込数
- 2
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年9月
5,000円+システム利用料
感謝のメール+野元先生講演動画視聴権 5000
◉感謝のメールをお送りします。
◉野元先生講演の動画視聴権をお送りします。
※視聴の有効期限は1年以内となります。
- 申込数
- 9
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年9月
5,000円+システム利用料
洋菓子工房PEACEストラップ+野元先生講演動画視聴権
◉すくすくビーンズの理事の洋菓子工房PEACEオリジナルストラップをおひとつ送らせていただきます。
※色の指定はできません。
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※視聴の有効期限は1年以内となります。
- 申込数
- 2
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年9月