【活動報告】収支とこれから。サポーターグループのお知らせ
こんにちは。Piece of Syriaの中野貴行です。
年の瀬となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
のべ206名の方から、目標金額を上回る2,172,000円ものご支援をいただきましたこと、
改めまして、本当にありがとうございます!!
今回は下記4点についてお伝えをさせていただきます。
① 収支の報告
② 現地の状況と活動
③ 日本での活動について
④ サポーターグループのご案内
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①【収支報告】
●クラウドファンディングの収入 ¥1,740,821
ご寄付総額 (¥2,172,000)ー ReadyFor手数料 (¥431,179)
●現地活動費 US$15,700(¥1,750,000)
・16人分の給料(先生14名+スタッフ2名)×75$×12ヶ月=14,400$
・冬季のストーブ燃料費 600$
・子ども達の冬服 700$
ここから、リターンにかかる経費(見積もり ¥40,000)があるのですが、
イベントの収益・グッズ売上、直接のご支援からカバーをさせていただきます。
以上の経費から差し引いた金額につきましては、
状況に応じた急遽必要になるプロジェクト費用(※)として、残させていただきます。
リターンは当初の発送予定2020年3月を目処に、
報告書とともに発送をさせていただきます。
もうしばらくお待ちくださいませ。
※2018年のクラウドファンディング以降に集まったご支援は、
「生徒数が増えた幼稚園の校舎の増設」(1500$)
「トルコのシリア難民の女性達へのワークショップ」(1000$)
「トルコのシリア難民の補習校へラマダン中のイフタール支援」(500$)
として活用させていただきました。
●生徒数が増えた幼稚園の校舎の増設
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②【現地の状況と活動】
私たちが活動をしているシリア北部の状況は、今も複雑です。
ただ、現地からは幸いなことに「幼稚園のあるエリアは安定している」と聞いており、
180人の子ども達が、安全に学び、遊ぶことができています。
また目標金額以上のご支援をいただき、かつ、
イベントなどでも直接ご寄付をいただくなどしていただいたので、
越冬支援(ストーブの灯油、冬服)を送ることが可能になりました。
皆様のご協力、本当にありがとうございます!
ただし、支援地周辺の教育に関わる状況は厳しいです。
小学校の先生達の給与をカバーする予算がカットされ、
35万人の子ども達が教育の危機にあります。
「その中で、私たちの支援がとても重要さを増している」というのが現地の声です。
一人でも多くの子ども達に希望を感じてもらえる教育を届けられるよう、
これからも活動を続けていきます!
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③ 【日本での活動について】
11月は講演活動を行なっておりました。
今、日本側の体制を整えているところです。
また、現地パートナーのUsama Ajjanが日本に来れる状況が整ったこともあり、
2020年に、東京・大阪で講演・ワークショップなどを実施していこうと思います。
お楽しみにお待ちくださいませ!
11月10日「ISとUSがいなくなったシリアはどこへ向かうのか」
http://piece-of-syria.org/archives/18210
11月15日「シリアにいったい何があるというんですか?~国際協力の現場の声を聴く~」
http://piece-of-syria.org/archives/18257
11月20日「今シリアの子どもたちはどうしてる」@日本大学
11月23日「シリアの今とむかし、これから」(「アレッポ最後の男たち」上映会)
11月26日 @兵庫県立学校・市立高等学校教頭協会研修総会
11月29日 「卒業生が話すシリアの話」@神戸市外国語大学
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④ 【サポーターグループのご案内】
今後もイベントなどはこちらで発信はしていきますが、
ご支援してくださった皆様を、Facebookのサポーターグループに招待させていただきます。
https://www.facebook.com/groups/pos.change.makers/
●シリアからの活動報告(限定公開の現地動画)
●代表 中野のトルコからの実況中継
●いち早いPiece of Syriaの活動予定
●日本でのイベント情報を先行でお知らせ
などを配信していきます。
今からでも入りたい!とお考えの方は、是非ご支援をお待ちしております。
https://pieceofsyria.thebase.in/about(銀行振込、カード各種)
https://syncable.biz/associate/piece-of-syria/donate(VISA/Master Card)
また、下記でも情報を発信していきますので、
「まずは知ることから」とお考えの方は是非、チェックしてくださいませ!