幻のグラフ雑誌『大陸画刊』を日本語訳とともに後世に残したい!
支援総額
目標金額 500,000円
- 支援者
- 11人
- 募集終了日
- 2018年10月31日
『大陸画刊』の刊行に寄せて ~ 推薦文 ~
『大陸画刊』の推薦文を関智英先生にいただきました。推薦文内で貴重な写真として触れられている"浦鎮の鉄道工場"もご紹介いたします。
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『大陸画刊』の刊行に寄せて
新聞・雑誌を史料として読む時、その旁にある広告や刊行案内に目が留まり、それを通じて当時の出版状況について情報を得るということは、誰しも経験があろう。この『大陸画刊』も、華中占領地最大の日本語新聞『大陸新報』を手繰る中で存在を知ったものだ。早速読んでみようと所蔵を調べてみたものの、日本での所蔵は僅か二か所に各一冊ずつ。極めて貴重な雑誌だったのだ。それから数年を経た2018年3月、某学会の販売ブースで『大陸画刊』の復刻を知った。欣喜雀躍とはこのことだろう。第一期だけでも、南京郊外浦鎮の鉄道工場や、日本人の手になる中国民俗人形の制作、さらには蘇北の僧兵と、現地の貴重な写真を多数掲載する。同時期、汪精衛政権の機関紙『中華日報』では最終頁が「中華画刊」と題され、写真が掲載されていたが、欧洲情勢に関する写真を多く掲載していた点で、『大陸画刊』とは異なる編集方針であったことが窺える。同時期のグラフ誌との比較対象という点でも、本誌の復刊は意義深い。
関智英(公益財団法人東洋文庫奨励研究員)
~~~~ 【翻訳】~~~~ ~~~~ ~~~~
第一巻第二号(昭和十五年十二月十五日 発行)
[タイトル]浦鎮鉄道工場の再建状況
(南京)南京の向こうの浦口鎮 ― 抗日軍によって破壊された浦鎮鉄道工場は、現在再建の目標に向かって、強力な行進曲を奏でている。
日本軍の犠牲と努力の結果、民国二十八年十月から作業が始められた。付近の住民、老若問わず皆、積極的に建設運動に参加し、再建進行への協力を誓った。このように風雨構わず闘争が進められている。彼らの心血の結晶として、S・D機関車(最優秀車)は今、華中産業戦線の第一線で、中国再建の道に向かって、勇猛なる邁進を見せている。(日本軍報道部提供)
リターン
3,000円
『大陸画刊』オリジナル小冊子
● お礼のお手紙
●『大陸画刊』小冊子
・本冊・別冊から一部の記事/写真を抜粋しました。『大陸画刊』の内容を気軽に楽しんでいただけます。
- 申込数
- 2
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年11月
5,000円
『大陸画刊』別冊1
● お礼のお手紙
●『大陸画刊』小冊子
●『大陸画刊』別冊1(2018年7月既刊)
- 申込数
- 2
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年11月
3,000円
『大陸画刊』オリジナル小冊子
● お礼のお手紙
●『大陸画刊』小冊子
・本冊・別冊から一部の記事/写真を抜粋しました。『大陸画刊』の内容を気軽に楽しんでいただけます。
- 申込数
- 2
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年11月
5,000円
『大陸画刊』別冊1
● お礼のお手紙
●『大陸画刊』小冊子
●『大陸画刊』別冊1(2018年7月既刊)
- 申込数
- 2
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年11月
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