1624年創業・会津の商家「竹藤」を後世へ。人々の行き交う場に。

　多くの方からのご支援、応援を頂き、母屋を修復することができました。

ご支援いただいた皆様に改めて御礼申し上げます。

 

　5月オープンに向けての最終の段階として今もまだ、工事を進めているところであります。

　全ての工事が終了しましたら、改めてお知らせいたします。

 

　ご支援いただいた皆様に送りした、メッセージやチラシ等でお送りしました『たけとう茶屋』オープンの予定ですが日程が変更がありましたので、お知らせいたします。

 

　5月1日～15日に予定していたプレオープンは、緊急事態宣言が発令された事により、残念ながら中止することとなりました。

 

　5月24日オープンは、予定通り進めております。

ですが、コロナウイルス感染症の拡大に際して、カフェのオープン日程の変更、またはテイクアウトのみの開店となる場合がございます。

また、母屋は、換気のため縁側の戸を全て開放する予定です。

焼菓子等の販売母屋の見学のみのオープンとする場合もあります。

何卒ご了承ください。

変更の場合、こちらの新着情報、SNS等でご案内いたします。

 

　安心してご案内できる環境ではなく、とても心苦しい状況ではありますが、時間に余裕ができましたので、皆様の暖かい想いを形にすための空間作りにも取り組んでいきたいと思います。

 

　カフェのオープンが目的ではなく、この場を良い形で次世代に残して行く為、少しずつではありますがこの地の歴史を伝えて行く場として、若松の商家の歴史の資料も案内していきたいと考えています。

 

　このようなご時世でありますので、オープンと言っても静かに行いたいと思います。

 

　皆様に安心してくつろいでいただける日を夢見て、一日も早いコロナウィルス感染症の終息をお祈り致します。

 

5日に畳が入りました。畳は、会津大健工業様からの寄付。

和紙の畳ですが、い草と見た目は全く変わりません。

色も選べるので、修復前と変わらない色合いで耐久性、防水性にもすぐれ、古民家カフェにぴったりと大変気に入っております。

修復中に会津藩士『武井柯亭』の襖に書、吉川緑峰を剥がしたもの(まくり)が出てきました。

昨年、修復した書と同じ方が書かれたもです。

このまくりを襖に戻し、母屋を建て替えた明治初期に再現することができました。

畳を入れる前の写真ですが修復不可能と言われるほど10㎝の下がっていた北の縁側も床材もそのままで修復していただくとこができました。

北の縁側の雨戸のみは、奥の竹の貯蔵蔵が見えるようにと引き戸に替えました。

他にも、修復不可能と言われていた、廊下の雨戸もそのままの姿で修復していただくことができましたので、全て完成しましたら、改めてご紹介させていただきます