支援総額
目標金額 2,400,000円
- 支援者
- 231人
- 募集終了日
- 2019年11月26日
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- 0円
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- 20,720,000円
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プロジェクト本文
終了報告を読む
登録有形文化財に認定された、
会津最古の商家「竹藤」
かつてここは、武士と商人の行き交う場でした。
この場を残し、再び人々が集う場にします。
会津とともに歩んだ、竹藤の歴史
竹藤は1624年(寛永元年)に初代である鈴木五郎右衛門が創業したと言い伝えられています。
その頃の商売は、はっきりと記録されていませんが、文化4年(1807年)の竹問屋株人別帳が残されており、当時の若松にあった竹問屋の名前が記されていてそれ以前から竹問屋を経営していたことがわかっています。また、8代目藤助の幕末の頃の竹問屋としての藩とのやり取りなどが記録されている覚書が残っております。
現在の店舗は、築178年という会津最古の商業建築となっています。
会津は、昔から酒どころであったので、竹は酒桶の箍(たが)※として大量に消費されていました。現在では、竹細工や民芸品などを販売しており、今年7月、店舗と母屋、2カ所の蔵が登録有形文化財の認定されました。
※桶(おけ)の周りにはめる、竹や金属で作った輪。
店の前には荷印入りの暖簾がひるがえり、しとみ戸、雪障子戸、そして、土間に帳場、野郎畳(へりのない畳)と、江戸風情そのままの店構えです
竹藤が建つ一之町(現在の会津若松市中央1丁目)は、江戸時代に会津五街道交通と商業の中心地として、商人や武士が行き交っていました。
また、一之町には3つの郭門があり、そこは城下一番の繁華街でした。しかし、現在では、当時の姿を残している木造の商家は、竹藤のみとなりました。
母屋には、会津藩士、武井柯亭の書の書かれたふすまが残されていす。
また、竹藤では、戊辰戦争で揚げられたことで有名な会津を代表する民芸品である「会津唐人凧」も、生産・販売していました。昭和初期に安価な凧が大量生産され、1度は途絶えてしまった会津唐人凧ですが、昭和47年に14代目の手により復活しました。
現在では作り手がほぼいなくなってしまいましたが、竹藤は唐人凧の歴史を残す建築としても価値があります。
会津に押し寄せる、老舗の後継者不足・建物老朽化の波。
皆さまこんにちは、竹藤の笠間和歌子です。ふたり娘がそれぞれ嫁ぎ、跡継ぎがいないまま、父と母で今まで店を守ってきましたが、竹藤がなくなってしまう危機感を感じ、次女である私が残していくことを決意しました。
これまで、江戸時代から続く赤べこや会津だるまで有名な民芸店や漆器店などが長い歴史に幕を閉じました。
他にも会津で800年以上続く菓子店や、江戸時代から続く漆器店などの後継者がいないことから、会津の歴史、古い建物を次世代に残して行くことが難しくなってきています。
古く貴重な建物を存続するのには定期的な修復が必要で、多額の資金が必要です。市に相談するしても解決策がなく、泣く泣く壊さざるをえないところも多い状況です。
この竹藤も全く同じ状況でした。
竹藤は会津の町の中でも特に古い江戸時代からの木造建築。閉店して住むものがものがいなくなれば、すぐに傷んで朽ちてしまいそうな状態です。
また現在、父は、現在82歳、母は77歳になりました。
父は6年前、脳腫瘍ができ、手術は成功したものの後遺症が残り、今までの生活ができなくなってしまいました。ただ、今現在も店にいることが生き甲斐で店番をしていますが、歩くことも立つこともやっとな状態で、お店を続けるには限界があります。
今まで、竹藤がなくなることを考えたことがありませんでしたが、子どもの頃からたくさんの人にあの店を残してほしいと、言われ続けてきたこともあり、なくすわけにいかないと思いました。
■竹藤14代目からのメッセージ
竹籐の14代鈴木英夫、洋子です。この店で、寒さに耐え、しとみ戸を毎日開け締めをしてきました。
この建物の最初の危機は、13代が亡くなったときです。それまで竹問屋でしたが、会津復古会に入り、竹の知識を活かし、竹細工とおみやげの店になりました。
それから、約五十年、私たちも歳を取りました。
店をやめたら,この建物は、どうなるのだろうと考えた時に、とても寂しく、なくして良いのだろうかと悩みました。
娘が、続けて後を取ってくれるのということになり、改めて建物を見ました。
想像以上に、痛んでいて、かなりの修繕費用が必要とわかりました。そしてクラウドファンデングのことを知りました。どうぞよろしくお願いします。
クラウドファンディングに挑戦する理由
歴史を残しその想いとともに、人々が集う場をもう一度。
父が病気をしたことでこのまま両親が経営を続けていくのは、難しい状況になりました。とはいえ、私は、今までお店に全く携わっておらず、歴史にも興味がなく、建物や家にある物の価値もわかりませんでした。
2019年、登録有形文化財に登録されたことをきっかけに、残された古文書を読んでいただくことができ、父にも話を聞いて今まで知らなかった幕末頃の竹藤の歴史、会津の商家の歴史、武士と商人の関りを知ることができました。
ここを、当時のままの姿で残る商家の生活を伝えていく場所として残していかねばならないと思いました。
ただ、修復には多額の費用がかかり、資料館とするにも経営を続けることが難しいことが分かりました。そこで、今となっては人が行き交うことが少なくなってしまったこの町で、竹藤を再び、人が集い、人々の生活にとけ込む場にしたいと思いました。
■古民家カフェについて
母屋の土間のスペースには、20年前に建てて私が営んできたお菓子教室専用のキッチンがあります。そこを厨房にし、古い母屋をカフェにします。古民家カフェとすることを決意しました。
そこに、古い文書(複写)や、竹藤に残されてきた江戸時代~昭和初期の道具、雑貨などを置き、ご来店された方に見ていただけるようにします。古すぎて、直さなくてはいけない部分がたくさんありますが、可能な限り古い部分を残し、今と同じ雰囲気を感じてもらえるようにしたい考えています。
また、店舗の一部はテナントに入っていただけるようにし、出店者を募集します。日曜日はワンデーカフェや厨房や母屋の貸し出しもしていく予定です。お店の開業を考えている方に、トライアルとして、またはイベント会場として使っていただければと思っています。
<HP>
<スケジュール>
着工:2019年11月~12月頃
竣工:2020年2月頃
オープン:2020年5月頃
<資金使途>
修復費:4,000,000円
水道工事費:426,600円
必要金額合計:4,426,600円
※上記のうち240万円をクラウドファンディングでご支援いただきます。
残りの約200万円は地域課題解決型起業支援事業の補助金をいただく予定ですが、現在の見積もりの他に修復工事をしてみないとわからない部分、追加になる部分、見積もりに入っていない部分も多くあると予想されます。
このプロジェクトを会津の歴史を守るきっかけに。
先述の通り会津全体として、老舗の後継者不足や建物の老朽化などの問題で店を畳んでしまう店舗が少しづつ増えてきています。
竹藤を訪れる方に言われるのが、
「ずっとお店を続けてほしい。会津の伝統、街並みを守り続けてほしい。」
ということです。
竹細工や会津唐人凧の製作を今後続けることは難しい状況ですが、竹藤を、会津を好きでいてくださる方のためにも建物は絶対に残さなければいけないと思いました。
また、建物の老朽化、後継者不足の問題を抱える多くの老舗にとって、竹藤の再生が希望になり、店を畳むことなく、建物を潰すことなく、残すことができることが理想です。
どうか、応援ご支援のほどよろしくお願いします。
※本プロジェクトのリターンのうち、【記名】に関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
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プロフィール
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リターン
3,000円
お気軽支援コース
○お礼のメール
※このコースは、リターン費用がかからない分、いただいたご支援金はサービス手数料を除いたすべてを活動内容に充当させていただきます。寄付控除の対象にはなりません。
- 申込数
- 16
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年3月
5,000円
応援コース
○お礼のメール
※このコースは、リターン費用がかからない分、いただいたご支援金はサービス手数料を除いたすべてを活動内容に充当させていただきます。寄付控除の対象にはなりません。
- 申込数
- 136
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年3月
3,000円
お気軽支援コース
○お礼のメール
※このコースは、リターン費用がかからない分、いただいたご支援金はサービス手数料を除いたすべてを活動内容に充当させていただきます。寄付控除の対象にはなりません。
- 申込数
- 16
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年3月
5,000円
応援コース
○お礼のメール
※このコースは、リターン費用がかからない分、いただいたご支援金はサービス手数料を除いたすべてを活動内容に充当させていただきます。寄付控除の対象にはなりません。
- 申込数
- 136
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年3月