【感謝と決意】被災地に医療を届ける移動手術車、実現へ──共に歩んでくださった皆さまへ

このたびは「被災地に“移動手術車”を届けたい！」という私たち4団体のプロジェクトに心を寄せていただき、本当にありがとうございました。

皆さまのご支援のおかげで無事に目標を達成することができました。

それぞれの立場・地域で活動を続ける4団体と獣医師や看護師の皆様、声なき声で今もじっと被災地で助けを待っている猫たちに背中を押され、緊急でスタートした今回の挑戦。

遠い能登では、あの日から1年が過ぎた今もなお、医療の手が届かず病気に苦しむ子、寒さや飢えと戦いながら過酷な出産を繰り返し、産まれては親子で苦しみながら懸命に生きようとする小さな命たちがいます。

そしてあの日、震災と豪雨により命を落とした飼い主様たちもまた、いつも自分の側にいた小さな家族たちの無事を、最期のその時まで願っていたと思います。

僕は知っています。小さな家族である猫たちも、突然失われた日常の中で、1年経過した今もどこかで飼い主の帰りを信じて待っていることを。

この移動手術車は、今を懸命に生きる猫たち、新たに産まれた未来の猫たちの為、だけでなく、被災し帰らぬ人となった飼い主様と猫たちの思いと願いをのせて走り出します。

クラウドファンディングの達成は、ゴールではなくスタート。

これからが本当の意味での「試練」の始まり。私たちはそれぞれの強みを活かしながら、移動手術車を軸にした「命に向き合う支援活動」をチーム一丸となって実現していきます。

引き続き「みんなでつくる命に優しい世界」のために、共に歩んでいただけますようお願い申し上げます。

心よりの感謝を込めて。

つかねこ動物愛護環境福祉事業部
代表　安部壮剛