多頭飼育崩壊をなくしたい!猫たちの初期医療と医療機器拡充にご支援を

多頭飼育崩壊をなくしたい!猫たちの初期医療と医療機器拡充にご支援を

支援総額

4,460,000

目標金額 4,000,000円

支援者
319人
募集終了日
2023年4月30日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

\クラウドファンディング挑戦中!〜2024/11/15(金)23時まで/

 

お礼と想いと

ネクストゴールについて

 

クラウドファンディングも残すところ、あと1日となりました。おかげさまでファーストステージ達成です。ラストスパート期間に入ってからも、日々ご支援をいただき現在目標金額400万円を超えるご支援が集まっております。
改めて皆さまに感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

 

たくさんの想いを綴った新着情報も更新しましたのでぜひ併せてご覧いただけたら嬉しいです。
▶︎「たんぽぽの里の取り組みとこれから。院長が思うこと。」

 

クラウドファンディングは4月30日(日) 23:00で終了となります。

残り1日ですが、当初のセカンドステージの呼吸器管理のできる麻酔機の購入の為にチャレンジたいと思います。今回の神奈川160匹の多頭飼育崩壊の猫達のために借りたお部屋で野良猫や保護猫達のためのスペイクリニックを再開したいと思います。
 

たんぽぽの里の猫達や卒業した猫達のために猫に特化した動物病院となり週に3日のみの手術日対応となっておりましたが、のら猫の捕獲は待ったなしです。いつでも受け入れできるように…という思いです。さらには、麻酔管理下の元で安全に安価で手術できるようにどうかご支援をお願いいたします。

 

ちょこママにとって、たんぽぽキャットクリニックとなる前のたんぽぽあだぷしょんぱぁく設立時の強い思いでもあります。

 

スペイクリニックができると、雌猫も1日お預かりして翌日にリリースすることができます。
残り40時間足らずですがどうか、拡散の協力お願いいたします。目標600万円です。

 

適切な治療が受けられ元気になった猫達が無事に新しい家族に出会えるように
皆様からのご支援・拡散のご協力を最後までよろしくお願いします。

2023.4.29 追記

 

 

猫ファーストで考え、行動する

たんぽぽの里からのお願いです

 

 

社会問題として取り上げられることも多くなった多頭飼育崩壊。

 

たんぽぽの里は保護団体としての2005年の立ち上げから、50件以上の現場に駆けつけました。

寂しい思いをしている猫、苦しんでいる猫を助けるために、可能な限り対応してきました。
 
今回2022年10月から、神奈川県内で犬100頭・猫60頭という大型な現場に駆けつけ、私たちは行政と話し合いながら対応を進め、その現場からは46匹の猫をお預かりしています。

 

多頭飼育崩壊現場の対応後は、避妊去勢、血液検査やウイルス検査、外部・内部寄生虫の駆除などの初期医療を行いますが、その際にしばしば発覚するのが、歯肉炎と口内炎です。

 

今できる治療では、なかなか完治しない子もいます。その場合は長期的に内科治療を続けていくしかありません。

 

こうした病気を抱えた子は病気に苦しめられている上に、里親さんを見つけるのが難しく、なかなか譲渡することができません。

 

現場から救い出すだけでなく、歯肉口内炎で苦しむ猫ちゃんたちを減らしたい…!

そして、一頭でも多くの猫ちゃんを里親さんと幸せに暮らせるようにしたい…!

 

そんな願いから今回のプロジェクトを立ち上げました。

 

まずは、この場をお借りして、これまで物資支援や過去のクラウドファンディングでご支援してくださった皆さまにお礼をお伝えさせてください。

 

 

それら支援に加え、直接いただいたご寄付、そして、これまで猫ちゃんたちの保護や治療には主に私費を投じてきました。しかし、それだけでは活動を持続していくこと、そして高価な医療機器を購入することは難しいのが現実です。

 

このクラウドファンディングを通して、初期医療にかかる費用と、歯肉口内炎の治療率向上を期待できる医療機器の購入費を、皆さまにご協力いただけましたら幸いです。

 

皆さまのおかげでたんぽぽの里は活動を続けることができております。本当に、ありがとうございます。

 

たんぽぽの里

 

 

 

石丸雅代

たんぽぽの里 代表

神奈川県、相模原市、茨城県で登録ボランティアをしております。「たんぽぽの里」代表の石丸雅代です。

 

息子が拾った猫との出会いでボランティアさんと知り合い、「猫たちの置かれている状況を少しでも改善したい」「命あるものとして尊厳を守りたい」、また「保護猫だからこそ、医療をかけてあげたい」「多頭飼育崩壊の猫たちに医療をかけてあげたい」という想いから、猫のための活動を始めました。

 

シェルターを作り、さらに今から5年前にはたんぽぽあだぷしょんぱぁく(動物病院+譲渡会場)を立ち上げ、現在はたんぽぽキャットクリニックという名で運営しております。

 

多くの猫ちゃんを保護・収容しているたんぽぽの里では、猫専用病院「たんぽぽキャットクリニック」を併設しており、現役の保護猫ちゃんたちと、卒業していった元保護猫ちゃんたちのかかりつけ動物病院として診療を行っています。

 

 

 

椿 直哉

たんぽぽキャットクリニック 院長

たんぽぽキャットクリニック院長椿直哉です。


2004年から獣医師として、犬猫の臨床を経験し、個人動物病院、企業動物病院、2次診療動物病院を経て、現在は、たんぽぽキャットクリニック院長と相模原北夜間動物病院院長を兼任しております。

 

たんぽぽの里の石丸代表の活動に共感し、「獣医師として保護猫たちのためにできること」を考え、シェルター内の猫の健康管理や動物病院の経営サポートを行っています。自宅では保護猫10匹と暮らしています。

 

 

 

多頭飼育崩壊をなくしたい!
猫を助けるため、奔走してきました

 

多頭飼育崩壊現場の対応は50件以上

 

たんぽぽの里は、1995年にお手伝いをしていた団体から11匹の猫を保護したことがきっかけで立ち上がりました。立ち上げから多頭飼育崩壊の対応は50件以上となります。

 

10年前は氷山の一角であり、「多頭飼育崩壊」という言葉もまれに聞く程度でしたが、今では多頭飼育崩壊そのものが取り上げられることで発覚事案も増え、さまざまな問題が起きています。

 

社会問題にも取り上げられる機会も増え、国も本格的に多頭飼育崩壊・動物虐待に関してガイドラインを作るなど対策を考え始めています。

 

しかしながら、現在の日本の法律では、虐げられた動物たちを保護したくとも、法律により飼い主が拒絶すると何もできないという縛りの中で、行政対応の限界も課題となっています。

 

そのため震災等と同様に、全て行政が対応するのではなく、行政・獣医師・ボランティアの連携が必要となっていますが、問題は山積みです。

 

横須賀の多頭飼育崩壊現場 ※家主様より許可を得て掲載しています

 

相模原 犬100頭の多頭飼育崩壊現場
相模原 犬100頭の多頭飼育崩壊現場
相模原 犬100頭の多頭飼育崩壊現場

※家主様より許可を得て掲載しています 

相模原 犬100頭の崩壊現場:

当初70頭であった現場でしたが、レスキューに行くたびに出産があり100頭にまでなった現場です。相模原市と連携し、他のボランティアへの協力をもらい全頭レスキューしました。

※犬以上に、猫の方が現場で産まれてしまうことが多くあります

 

 

2022年10月〜、今回も犬100頭・猫60頭の現場に駆けつけました


今回も神奈川県内で犬100頭・猫60頭という大型な事案がおこり、その保護先や対応方法について調整が進んでいましたが、行政は飼い主が所有権を放棄しない限り引き取ることはできません。

私たちも、急にこの規模の保護を受け入れることは困難な状況でした。しかし保護は待ってくれません。結果的に、話し合いの結果、私たちで46匹の猫をお預かりすることとなりました。

 

とはいえ、急に48匹を預かることができる保護場所はなく、急遽マンションの1室を契約し保護場所としております。

 

急遽借りたマンション
急遽借りたマンション
たんぽぽの里でお預かりした猫たち

 

 

初期医療時に高頻度で見られる歯肉炎・口内炎

 

たんぽぽの里では一度に10頭以上を保護することも多々ありますが、猫ちゃんたちを受け入れる際には、全身の身体検査に加えて、血液検査やウイルス検査、外部・内部寄生虫の駆除を行います。

 

多頭飼育崩壊の現場から保護されるとゴールと思われがちですが、動物達が新しい飼い主さんの元に巣立つためには初期医療に加え、多頭飼育崩壊現場でネグレクトされていた動物達の治療も同時にスタートします。

 

その際に高頻度で見られるのが、歯肉炎と口内炎です。こうした病気を抱えた猫ちゃんは、里親さんを見つけるのが難しく、なかなか譲渡することができません。

 

また、猫自身が痛みによって食べることができなかったり、毛繕いすると、よだれで皮膚炎を起こすことも少なくありません。

 

譲渡先を作れなければ、次に保護が必要な猫たちを私たちも受け入れが難しくなる可能性が高まります。猫たちにとっても十分な設備で治療ができる状況を作り健康を守り、そして新しい家族へ繋げられるような仕組みが欠かせません。

 

歯石による歯肉炎
口内炎

 

そこで、たんぽぽキャットクリニックでは、保護猫ちゃんたちの歯肉口内炎に対して痛み止めや抗生物質、インターフェロンなどによる「内科治療」と、歯石除去や抜歯処置といった「外科治療」を併用して行っています。

 

しかし、そうした治療ではなかなか完治しない子もいます。その場合、現状では「難治性歯肉口内炎」として長期的に内科治療を続けていくしかないのです。

 

現在、たんぽぽキャットクリニックで行うことができない治療を、医療機器を拡充することで可能にし、歯肉口内炎で苦しむ猫ちゃんたちを減らしたいと思っています。そして、一頭でも多くの猫ちゃんを里親さんと幸せに暮らせるようにしたいです。

 

院内の様子

 

 

 

物価高騰や度重なる現場対応による資金難
クリニックの運営も危ぶまれる状況です

 

現在、たんぽぽの里はREADYFORさんで継続支援の挑戦もさせていただいており、猫200匹のフード支援などに充てさせていただいております。

 

しかし正直なところ、物価高騰により寄付物品なども減少傾向であり、突然舞い込む多頭飼育崩壊の対応の資金も間に合っているわけではありません。

 

避妊去勢手術などの初期医療も金銭的な余裕があるわけではないため、たんぽぽキャットクリニックの運営も大変苦しい状況となっています。

 

今回の犬100頭・猫60頭の現場で保護した子たち
今回の犬100頭・猫60頭の現場で保護した子たち
今回の犬100頭・猫60頭の現場で保護した子たち
今回の犬100頭・猫60頭の現場で保護した子たち

 

 

皆さまのご支援でできること
多頭飼育崩壊を救うための初期医療・医療機器拡充へ

 

<1st GOAL>

目標金額:400万円

資金の使い道:

・多頭飼育崩壊の猫たちの初期医療費(250万円)

・大気圧プラズマ治療器(150万円)

 

<Next GOAL>

目標金額:850万円予定

資金の使い道:

・難治性歯肉口内炎のアブレーション治療のための炭酸ガスレーザー(300万円)

・より安全な麻酔管理をするための人工呼吸器(150万円)

 

医療機器の拡充で

可能となる治療


 

①炭酸ガスレーザー治療

炭酸ガスレーザーによる炎症部位の蒸散です。炎症部位にレーザーを照射することで周囲の組織から血管を誘導し、組織修復を促して炎症を取り除くという治療です。人では、皮膚のシミ・シワ取り、イボ取りなどに利用されています。潰瘍型の歯肉口内炎に照射することで潰瘍の修復を促し、増殖型の歯肉口内炎では増殖部位を蒸散することで、過剰に盛り上がった組織を平坦に戻すことができると言われています。内科的にコントロールできなくなった場合に取られる手法で、処置後は内科治療を併用することで、完治に近づけていきます。

 

アブレーション前

 

アブレーション後 黒くなっているところ

 


 

②大気圧プラズマ治療

大気圧プラズマ治療器を用いて、窒素ガスを高エネルギー状態に変化させて患部に照射することで、組織表面の炎症を取り除く治療です。ガスを吹き付けるだけなので、無麻酔での処置が可能です。

 

治療中のさくらちゃん

 


 

③人工呼吸器付き麻酔回路

たんぽぽキャットクリニックには現在、麻酔器が1台あります。歯石除去や抜歯手術では麻酔が長時間に及ぶことが多く、その場合には安全性を高めるため、人工呼吸器を用いるのが望ましいのです。しかし、現在の麻酔器には人工呼吸器がないため、手動の補助バックで呼吸をアシストしながらの処置を行っています。人工呼吸器を導入できれば、今よりも安心安全に麻酔管理を行えるようになります。

 

 

上記でご説明した機器は、高い治療効果や安全性が期待できますが、その分いずれも高価です。上記でご説明した①の「炭酸ガスレーザー」が約300万円、②の「大気圧プラズマ治療器」が約150万円、③の「人工呼吸器付き麻酔回路」が約150万円、合計で600万円が必要であり、これまでのように私費で賄うことは難しいのが現実です。

 

保護猫ちゃんたちの歯肉口内炎を治療し、里親さんとの幸せな暮らしを実現させるために、どうか皆さまのお力をお貸しください。

 

そして、多頭飼育崩壊の猫を助けるための挑戦を通して、救うだけでなく多頭飼育崩壊を失くすために何が必要かを考えていきたいと思っております。

 

また、前回の挑戦でも記載させていただいたのですが、行政での保護活動には限界があり、民営化も必要と思っておりますので、いずれは“民間の猫の愛護センター設立”を目指したいと思っております。

 

応援のほど、よろしくお願いいたします。

 

 

 


ご留意事項

・支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

 

・ 本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「支援契約」の中にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

 

・ご支援確定後にアカウント情報を変更した場合でも、ご支援時に入力したお届け先の宛名と住所は変更されません(個別にご連絡いただかない限り、原則としてご支援時に入力いただいた宛名と住所にリターンをお送りさせていただくことになります)のでご注意ください。

プロジェクト実行責任者:
石丸雅代(たんぽぽの里)
プロジェクト実施完了日:
2023年5月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

🐈多頭飼育崩壊の初期医療対応 🐈医療機器の購入 

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プロフィール

行政に収容された猫を中心に保護活動をしいます。貰われにくい猫・県域の多頭崩壊にも可能な限り手を差し伸べ、年間保護数400匹をこえています。

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リターン

3,000+システム利用料


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【リターン不要の方向け】応援コース|3千円

●メールでお礼のメッセージ

申込数
160
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年6月

10,000+システム利用料


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【リターン不要の方向け】応援コース|1万円

●メールでお礼のメッセージ
●たんぽぽの里 LINE公式アカウントもしくはメルマガにご招待させていただきます
●サイトにお名前掲載<希望制>

申込数
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2023年6月
1 ~ 1/ 13

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