怪我、病気、ダブルキャリア4度の手術に耐えた太朗の治療を続けたい

 

こたつの中で　一日中　寝て過ごす太朗

出てくることはほとんどないです

 

少しだけ　血尿が出始め　相変わらずお腹も痛いようで

乾かすときに　怒ります

 

足の傷も　お尻の傷も　まったく良くはならず

包帯交換でも怒るときがあり

正直怖いです

 

毎日洗い　包帯を変え　サプリを無理やり飲ませ

これに何の意味があるのかと　思ったりする

食も細くなり　痩せていく

これが太朗の為になっているのかと思ったとき

 

太朗は　元野良猫でこの歳まで外の世界で自由に生きてきました

なのに今　太朗の世界は　こたつの中だけ

なんの楽しみもなく　ただ　痛みに耐え嫌な事をされ

生きるのは辛いはずそう思いました

 

犬用のカートの骨組みしか残ってないのですが

それにキャリーを括り付け　お散歩に行きました

 

途中の　空き地で　蓋を開けると　降りると言う

いいよ　もう　歩いても

もちろん　包帯で保護しています

 

筋肉が落ちてしまい　うまくバランスが取れなくなっているので

ヨロヨロしたり

何度も　尻もちをつきながらも　立ち上がり歩きだす姿は

とてもうれしそうでした

 

 

今日は少し肌寒かったですが　こたつから出てきて　行こう！と言うので

連れていくと　昨日より良く歩きました

外猫の声にも反応を示して　出窓から外を見ると　窓のところまで歩いていきました

 

生きるってこれよね　太朗

 

長くは無いかもしれない太朗の命を　じっと耐えさえ　永らえさせるのが良い事なのかと　考えました

太朗の好きなように　太朗の生きたいように

それが　たとえ短くなっても　それは　太朗が決めたことだと

太朗は元野良猫　太朗らしく過ごさせてあげたいと思っています