限界集落のリアル！地域づくりの未来を考える展覧会を東京大阪高知で！

先週末、タテマエは二夜連続のウェビナー（ウェブセミナー）を行いました。

テーマは「時間とかたち」…文字通り地域に流れる時間の考え方と、かたちや造形の背景に迫る内容です。

ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。

第一夜は「時間」について、野田さんからのレクチャーののち、ディスカッションを行いました。

続いて第二夜では「かたち」について、野田さんからのレイントロダクションを受けて四條さんからレクチャーを頂きました。

人間の知覚できる時間の幅（＝人生単位）がある中で、それより短い時間と長い時間があります。

例えば棚田を形成する「石積みの寿命」は人間より長いですが、多くの「仕組みや制度の寿命」は人間よりも短いことはほとんどです。

そうした色々な時間軸（寿命）が重なり合って地域が形作られており、

それらをどのように継いでいくか、重ね合わせていくかが、

長期的な視野に立った地域づくりにおいて重要になります。

一方でかたちも、そうした時間を通してつくられてきたものです。

他方で「形態は機能に従う」という建築家の言葉にあるように、あらゆる造形には必ず理由や物語があります。

一見意味のないようなかたちも同様に、面白がって観察することから、意外な社会の姿が垣間見えたりもします。

これらのウェビナーの内容は、タテマエの活動を通した成果や気付きの共有でもあります。

過去の講義含め、展覧会にも公開・発表予定です。

開催の暁には、来場頂いた方と今後の限界集落、中山間地域のこれからに向けた交流、議論ができれば幸いです。

引き続きご支援のほど、何卒宜しくお願いいたします。