プロジェクト概要

愛知県碧南市で「注文をまちがえる日本料理店」を開催したい!

 

はじめまして。てへぺろの輪@あいちの伊藤弓恵です。普段は、愛知県碧南市内にある介護施設の職員として働いています。介護の仕事を始めて9年目になります。

 

私が働く施設には「なんか仕事ないか?」「やる事あったら言ってな」などと、90歳を超えてもいろんなことに意欲を持っている方がいらっしゃいます。

 

歩くこともできて、コミュニケーションも取れる。ただちょっと忘れてしまうだけ。

認知症があるだけで、これまであった人や社会との繋がりが断たれ、まだできる事がたくさんあるのに「危険だから」と取り上げられてしまいます。また、世間の認知症に対する印象も、決して良いものではありません。

 

私たちが生きる、これからの社会がこんなに冷たく、悲しい社会で良いのだろうか。私たちにできる事はないのだろうか…。そんな事を想い巡らせていました。

 

そんな時、東京で「注文をまちがえる料理店」という期間限定のイベントが開かれました。私は参加できなかったのですが、その様子を動画で観た時、認知症の方の笑顔や、優しく見守るお客様やスタッフの方の笑顔に心を打たれ、「碧南市でも注文をまちがえる料理店を開催したい!」と思いました。

 

そして、同じ想いを持つ仲間と「てへぺろの輪@あいち」を立ち上げ、2019年2月24日に「注文をまちがえる日本料理店」と題して、認知症の方が接客を行う期間限定イベントを碧南市で開催することになりました。

 

 

 

私を救ってくれた言葉をかけてくれたのは

 

介護の仕事を始めた当時の私は、介護の知識もなければ、老健や特養など施設の違いも分からないほど、介護の仕事に関しては無知でした。慣れない仕事、命を預かってる責任の重さを実感する日々に「続けられるかな」との不安もありました。


そんな不安を抱えながらの仕事、失敗ばかりの毎日。


ある日、自信を完全になくし、仕事をしながら「もう帰りたいな…」と、薄っすら涙を浮かべて思っていました。


その時、私の隣に座っていた認知症の高齢の女性がふと私の肩を叩き、にっこり優しい笑顔でこう声をかけてくれました。

「まぁ、帰るか。一緒に帰ろうか、な?」

もしかしたら単なる偶然なのかもしれません。しかし、この言葉がなかったら、私は介護の仕事を辞めていたかもしれません。


その言葉の温かさ、優しさは私にとって大きな力となり、「認知症」をより理解しようと私の意識が変わり始めました。

 

 

 

碧南市の日本料理店を貸し切り「注文をまちがえる日本料理店」を開催

 

私たち「てへぺろの輪@あいち」の想いは、「人や社会との繋がりを持ち、たとえ間違えたとしても寛容な心で受け止め許し合うようなあたたかで寛容な社会を実現したい」ということ。

 

今回のプロジェクトでは、この想いを実現するための一歩として、みなさまからのご支援で「注文をまちがえる日本料理店」を開催します。

 

寛容で誰もが住みやすい町にするためには、自分とは関係無いこと、ではなく、そこに住む人みんなで、地域一体となって考えていくことが不可欠です。

 

このイベントで、地域の人に「認知症ってなんだろう?」と関心をもってもらい、「知ろうと」するきっかけにしてもらいたいと思ってます。認知症になったからと社会から疎外される事なく、これまで通りに人や社会と繋がりを保ち、みんなが安心して暮らせる町を目指していきます。

 

「注文をまちがえる日本料理店」として協力してくださるのが、「小判天はなれ 日本料理 一灯」さん

 

本店の「小判天」さんは大正9年の創業と、昔から慣れ親しんできた料理店。その小判天さんのはなれとして、2015年2月に日本料理「一灯」を開店。

 

この「一灯」さんは、地元の食材を大切に使った料理を提供。生産者の方々との交流や食文化の発展・活動を行っており、他にも「食育」の活動も行っています。

 

野菜を、人を、地域を大切にするその心に惹かれ、私たちはこの「一灯」さんで注文をまちがえる料理店を開催したい!と思いました。私たちの想いを店主の長田さんにも共感して頂き、開催する運びとなりました。

 

 

<<イベント概要>>


日程:2019年2月24日(日)
時間:第1部 11:00~13:00、第2部 14
:00~16:00
開催場所:小判天はなれ 日本料理 一灯(愛知県碧南市作塚町1-16)

*イベント参加には、チケットが必要です。詳しくはこちらをご確認ください。

 

 

みなさまからのご支援は、イベント開催のための費用として大切に活用させていただきます。

 

また、開催にかかる費用を差し引いて資金が残った場合は、一般社団法人注文をまちがえる料理店の今後の活動を応援するために、寄附させていただきます。こうした活動が、全国に広がり認知症への理解をすすめ寛容な社会を築くきっかけになる事を願っています。

 

 

碧南市から人や社会と繋がり、寛容であたたかな社会の輪を広げていきたい

 

今、認知症を抱えている方々にも、それぞれに人生の歴史があります。

 

私たちと何ら変わりない人生を送っていたのに、認知症という症状が出てしまったために、これまで当たり前にあった生活や社会とのつながりが当たり前でなくなってしまうのです。

 

間違えたことに対して、寛容な心で受け止め許しあう。

「間違えちゃった。ごめんね。」が「いいよ。大丈夫だよ。」と許される。

 

そんな温かい輪がもっと広がれば良いなと思い、ここ碧南市から近隣地域にも広げていきます。今後は、地域で行われている活動とのコラボし、認知症の人が地域の人や社会と繋がるきっかけと場所を作っていきます。

 

みなさまのご支援・応援をよろしくお願いいたします!

 

 

 

てへぺろの輪@あいち メンバー紹介

 

市川貴章 

介護福祉士として16年間働いています。介護の仕事は楽しく、高齢者の笑顔に喜びを感じて働いていたら16年経っていました。

しかし、世間の皆さんは口を揃えて「大変だね」と言われます。そんな辛いイメージを持たれている事をどうにか変えたい。そして介護社会と一般社会の『壁』と無くしたいと思い、昨年から介護に対する思いをブログに綴り、毎日発信しています。

同時に『kaigoゆんたくchibaru』という、誰でも参加できるコミュニティを作り、専門職や従事者という垣根を越えて介護をテーマに楽しくお喋りしています。最近では、介護を知らない人に簡単に気軽に知ってもらえる様に『介護の物語』を作ってコミュニティやイベントなどで朗読会を行っています。

今回『注文をまちがえる料理店』の世界観に共感し、自分の住む地域でも開催したいと思いました。認知症は特別なものではない。という事を、この「注文をまちがえる日本料理店」を通し、たくさんの人に知って頂きたいです。

 

杉浦将太 

名古屋市熱田区にて理学療法士をしています。働き始めて4年。もう一度歩けるようになる事が幸せだと思い、がむしゃらに勉強してきました。

しかし、ある患者さんに「車いすでもいいから台湾に行きたい」と言われ、「歩く」という手段にばかりこだわり、大切な「台湾に行きたい」という目的を見失っていた事に気づかされました。

思えば自分に足らない物ばかりに目が行き、それを補う事に躍起になる現代。得意な事も苦手な事も「みんな違って、みんな良いよね」というやさしい社会作りを目指しています。

この『注文をまちがえる日本料理店』を開催し、認知症の方の働く笑顔を通して、無いものばかりに目を向けず、自分や相手の中にある物を大切にするきっかけとなればと思います。

 

伊藤弓恵

愛知県碧南市内にある介護施設の職員として働いています。介護の仕事を始めて9年目になります。

東京で行われた「注文を間違える料理店」の様子を動画で観た時、認知症の方の笑顔や、優しく見守るお客様やスタッフの方の笑顔に心を打たれ、「碧南市でも注文をまちがえる料理店を開催したい!」と思い、今回の開催に至りました。

 


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