ウクライナ・コンゴ危機|「いのち」を守る緊急支援

寄付総額

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目標金額 1,000,000円

寄付者
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募集終了日
2022年6月13日

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2022年05月19日 11:21

ウクライナ難民/避難民支援状況まとめ-平和を、すべての人へ。

 

5月2日に、「ウクライナ・コンゴ危機 第2回緊急支援報告会」を開催しました。

報告会では、5月2日時点でハンガリーに滞在していた理事長の小川真吾より、テラ・ルネッサンスが3月中旬から活動をしてきた、ハンガリーとウクライナ西部における難民・国内避難民の方の状況と緊急人道支援についてご報告しました。
 

 

今後、テラ・ルネッサンスでは、ウクライナ難民(避難民)支援を本格化。そのために隣国ハンガリーに事務所を開設し、中長期的な支援を開始する、新しいフェーズに入ります。

 

このブログでは、ハンガリー・ウクライナ西部での活動の今後の展望を含め、報告会でお話しした内容を総括してお伝えします。

 

 

報告者プロフィール
小川 真吾(おがわ しんご)/ テラ・ルネッサンス 理事長

1975年和歌山県生まれ。学生時代、カルカッタでマザーテレサの臨終に遭遇、マザーテレサの施設でボランティア活動に参加。大学卒業後は、青年海外協力隊員としてハンガリーに派遣、旧ユーゴ諸国とのスポーツを通した平和親善活動などに取り組む。2005年より、ウガンダに駐在し、元子ども兵社会復帰支援プロジェクトを実施。2011年3月より、テラ・ルネッサンス理事長に就任。現在は、ウガンダ、コンゴ、ブルンジにて元子ども兵や紛争被害者の自立支援に関わりながら、理事長として、テラ・ルネッサンス全般の経営を担う。著書に『ぼくは13歳 職業、兵士。』(合同出版)、『ウガンダを知るための53章』(明石書店)等がある。
(4月3日ハンガリー入国、5月4日出国。現在ウガンダ共和国に滞在。)

 

 

 

■コンゴ民主共和国とウクライナ –ウクライナが第二のコンゴになる懸念–

 

ハンガリー、ウクライナの話の前に、コンゴ民主共和国の話をさせてください。コンゴ民主共和国の危機は、第二次世界大戦後最大規模の死者数を出し、その数は少なくとも540万人と言われています。それにもかかわらず、メディアにも注目されないので、「忘れられた戦争」とも呼ばれています。

 

 

今回のロシアによるウクライナ侵攻が始まった当時、私(小川)はちょうどコンゴにいました。当時、コンゴの国内避難民が550万人以上。ウクライナに国際的な注目が集まる中で、どうしてコンゴにも注目が集まらないのか?と考えていました。

というのも、私たちが活動しているコンゴの南キブ州・中央カサイ州は、現在も紛争の影響を受けており、特に南キブ州では、未だに戦闘が続いています。数年前、南キブ州だけで約64万人の国内避難民がいましたが、その数は増加しています。2019年の夏頃には、数ヶ月間でさらに20万人の避難民が出て、学校や病院、村が破壊されている状況です。南キブ州の人口約600万人のうち、3分の1にあたる190万人が、一日一食もままならない状況なのです。

 

 

 

 

 

コンゴと比較して、今回のウクライナの危機をみて驚いたことは、難民・避難民のかつてないスピードで増加していることです。下の図は、コンゴ危機とウクライナ危機の「死者数」「難民/国内避難民数」を比較したものです。(4月13日時点。コンゴは2016年〜2019年。出典UNHCR/OHCHR)

 

コンゴは過去5年間で死者数が1万7千人以上。難民/国内避難民の数は560万人。他方、ウクライナ危機では、難民の数が50万人、100万人、200万人、300万人、、、日に日にすごい勢いで増加していました。

 

そのような状況を見て、現地のコンゴ人スタッフと話したのは、「ウクライナ危機が第二のコンゴ危機になるのではないか」という危機感でした。ロシアの非人道的な侵攻に対し、NATO諸国が大量の武器をウクライナに流入させている中で、戦闘が激化し、紛争が長期化することを懸念していました。紛争が長期化すればするほど、脆弱な人々の命や暮らしが破壊される様をコンゴで嫌というほど見てきたからです。

 

そこで私たちとしても「可能な限り、できることを早期に始めよう!」と、3月から先遣隊としてスタッフ2名を派遣し、ハンガリーを拠点として、ウクライナ難民・避難民(中でもより社会経済的に脆弱な人々)の支援活動を開始することにしました。

 

 

 

■ハンガリーの状況と難民・国内避難民の動き

 

ウクライナ難民500万人、国内避難民710万人のうちハンガリーに約47万人が現在、流入しています。さらに、ルーマニアを経由してハンガリー入りする難民も多く、それを合わせると、ハンガリーに流入しているウクライナ難民の全体数は、52万人くらいと言われています。

 

 

ハンガリーには、主な国境ポイントが5つあります。そこから入国してくる難民の90%以上が女性、子ども、高齢者、身体障碍者。健康に何らかの問題がある方です。日本でも報道のある通り、ウクライナ国内では60歳までの男性が徴兵されているためです。

 

アフリカとの違いで驚いたことの一つは、ハンガリーに避難した方の大部分は、西欧(ドイツ、オーストリアなど)へ(ほぼほぼ)自力で移動していくということです。ですので、東欧の難民支援の最初のステップとしては、ハンガリーに入ってきた方の中継地点として数日間のサポート、そして、次の行き先へ移動するための情報提供や当面の生活支援などが行われています。相対的にアフリカに比べれば、相当、手厚い支援がハンガリー含めEU諸国によってなされています。

 

 

■難民/避難民の多様性

 

ひとくくりに難民といっても、その内実は多様です。今回、首都のブダペストや地方都市、5つの国境ポイントを回ったり、現地の行政機関やNGOの活動状況を聞いたりしてわかったことは、難民の社会経済状況がかなり多様であるということです。難民/避難民の状況や流れは、大きく以下の三つに分けられます。

 

①国境ポイントから、首都のブダペストへ移動、経由してEU各地への移動する難民(大多数)
②ハンガリー国内にとどまる難民(ブダペスト中心に5万人以上)
③ウクライナ国内(ザカルパッチャ州)に留まる避難民(約30万人)

 

 

 

 

順に状況を説明していきます。

 

 

①国境ポイントでのトランジット→ブダペスト→EU各地への移動(大多数)

 

ハンガリーに入国してくる大多数は、次の避難先に向けて主にEU各地へ移動していきます。中継地点としてのハンガリーでの一時的な物資支援や情報提供の支援は、かなり手厚く行われています。

 

 

②ハンガリー国内にとどまる難民(ブダペスト中心に5万人以上)

 

国境を超えてくる方の中には、自動車(高級車含む)で入国し、ホテル(ブダペストの高級ホテル含む)に自力で滞在している人も数多くいます。一方、電車や徒歩でハンガリーに入ってきて、経済的理由・言語的理由・繋がりがないなどの理由から、支援の手厚い西欧諸国に行けず、ハンガリーで行政機関に振り分けられた学校などの施設、また、民間の人々が無償で提供する家や宿に留まる人々もいます。このような難民は、首都ブダペストには約5万人います。さらには、ブダペストまで移動できなかったり、自力で宿を確保できず、国境付近で避難生活を余儀なくされている人々もいます。特に、マイノリティであるロマの方々は、社会的な繋がりが薄いため、こうした状況に陥っているケースが多く、また、様々な理由で仕事に就くことが難しい(または就かない)状況にあります。ブダペストまで移動できた方々には比較的支援が手厚いですが、国境付近に滞在している、こうした難民がより脆弱な状況にあります。


 

③ウクライナ国内(ザカルパッチャ州)に留まる避難民(約30万人)

 

ウクライナ国内に留まっている方々もいます。その中には、ハンガリーと国境を接する接するザカルパッチャ州に滞在する避難民の方がいます。 。国内に留まる、あるいは留まらざるを得ない理由はさまざまです。例えば身分証明書を所持していないケースや、身体的な理由、また、男性が戦争に駆り出されている中で女性と子どもだけで避難することに身体的、経済的な不安を抱えているケース、物理的に動ける状態であっても心理的に夫や息子が残っているウクライナを離れたくない等、理由は様々です。このような国内避難民は、ウクライナ西部のザカルパッチャ州だけで約30万人います。その中でも、経済状況は様々で、比較的経済的に余裕のある方々は自力で州内、都市部のホテルに滞在しています。一方、約10%くらいは、社会経済的にも脆弱で、ハンガリー国境に近い農村地域で避難生活を送っていますが、その農村部の受け入れ住民(ホストコミュニティ)も、また、戦前から非常に貧しい状況に置かれた脆弱層です。

 

 

■誰一人取り残さない支援を目指して

 

私たちの活動の目的は、「最も脆弱な人々の暮らしと命を守ること」です。そのため、「取り残されている人々は誰か?」ということを意識し、先程お話しした③→②→①の順で支援の優先順位を検討してきました。現在、「②のハンガリー国内に留まる脆弱な難民」、「③のウクライナ国内に留まる脆弱な避難民」を主な対象に活動を行なっています。特に、③のウクライナ国内の避難民に対しては、支援ニーズが高いにも関わらず、ほとんど援助がなく、その上、避難民を受け入れている地元の人々ー特に高齢者ーの多くは貧困層であることから、より力点をおいています。また、戦争が始まり、物価高騰の影響を受け、地元の人々の生活環境も悪化しているため、避難民とホストコミュニティ双方に裨益するよう配慮しながら支援を進めています。

 

 

活動内容は、大きく二つに分かれます。


①生活支援 (対象者のニーズに応じてきめ細かい支援を直接届けること)
②CSCs支援 (Cash for Social Contributions)

 

以下では、それぞれの支援状況をお伝えします。

 

 

■生活支援


生活支援では、「食料・日用品の提供」「キッチンポイント(炊き出し拠点)の整備」「避難場所・倉庫の整備」「子どもの教育・心理社会支援」を進めてきました。

 

地図1

 

 

ハンガリー側では、2箇所の施設で活動しています。いずれも自治体での受け入れが難しいため、民間で避難民を受け入れている施設です。

 

ウクライナ側では、6つの村で活動しています。この地域では、戦争開始前から、ウクライナ国内の水準から見て比較的貧しい人が住んでいます。そこに30万人の避難民が流入し、物価の高騰などが地元住民をさらに圧迫しています。ですので、地元の高齢者・貧困層の方々を含むホスト・コミュニティーにも裨益するように、炊き出しなどを提供しています。

 

◉食料・日用品の提供
食材(肉、野菜、果物、調味料、食用油、小麦粉など)日用品(洗剤、シャンプー、歯ブラシ、生理用品、衛生用品、トイレットペーパー)薬などの提供。
→週1回ペースで、細やかなニーズを聞き取り物資の調達・運搬・供与

毎週、さまざまな食材や日用品を、現地の人たちのニーズに合わせて調達・運搬しています。さらに可能な限り細かいニーズに対応して、例えば避難後、薬が切れてしまった方に必要な薬を調達したり、糖尿病の方に血糖値の計測器を届けたり、車椅子の修理部品(バッテリー)やアレルギーに対応した食材などを届けたりしています。

 

 

◉キッチンポイント(炊き出し拠点)の整備
→整理用棚10台、冷蔵庫3台、大型冷蔵庫3台、電子レンジ2台、換気扇設置2、ボイラー1台、ガスクッカー1台、調理用具一式などを提供・設置。

ウクライナ西部で、炊き出しをするためのキッチンポイントを整備しています。教会やコミュニティ・センターなどの普通の部屋やスペースをキッチンに改築しているので、冷蔵庫、冷凍庫、調理用具などの基本的な設備が必要です。こうした設備を整えることで、生活支援で提供する食材や、ハンガリーから調達した生鮮食品も永く保存できるようになりました。地図(地図1)でピンクの地域が、キッチンポイントを設置した場所で、現在、定期的に炊き出しが行えるようになっています。

 

 

 

◉避難場所・倉庫の整備
→洗濯機1台、乾燥機2台、ボイラー1台、シャワー室、トイレの設置工事、整理用棚7台、光熱費支援など

避難場所の多くは、普段は避難場所として使用されている場所ではありません。そのため、逃げてきた避難民の方々が最低限の生活ができるように支援をしています。例えば、雑貨店のオーナーが避難民に提供している建物の一部を改築して、シャワールームを設置したり、お湯を出すためのボイラー、乾燥機、洗濯機などを設置したりしています。
また、ウクライナ側のパートナー団体は、実質ほぼ二人の神父さんがボランティアで活動しており、物資の整理をしたり、倉庫を適切に管理したりする余裕がありません。そこで、整理整頓のための棚を設置し、倉庫管理を改善しました。それにより、物資をスムーズに搬入・搬出できるようになっています。

 

 

◉子どもの教育・心理社会支援
→ウクライナ語の絵本、書籍、おもちゃ、テレビ2台、楽器、自転車9台など

難民/避難民の中には、子どもがかなり多くいます。戦争を逃れ、住み慣れない場所で生活しているので、かなりのストレスがかかっています。そこで、避難生活の中で、少しでも子どもたちが楽しみを持てるように、遊具や楽器、本、おもちゃなどを支援しています。

この1ヶ月では十分把握しきれていませんが、これまでの支援の経験から、紛争下において、見た目が普通の状態であっても、よく話を聞くと、心理的負担がとても大きく、相当のストレスがかかっていることが想定されます。また、子どもたちが学童に通えるように、自転車の支援も行いました。

 

 

 

↓ロマの伝統楽器を支援した時の様子です。楽器を渡した途端、演奏が始まりました!

 

 

 

 

■CSCs(Cash for Social Contributions)〜社会貢献型現金給付支援〜

 

CSCs(社会貢献型現金給付支援)とは、対象者の主体性(エージェンシーとしての自由)を最大限尊重し、その人にできる社会貢献(モノ作りやサービスの提供)の機会を提供し、その対価として現金を給付する支援のことです。それにより、対象者自身は支給された現金で自ら必要な物資などを購入し生活を支えることができます。同時に、その対象者が行う社会貢献活動(例えば、炊き出しの調理)により、さらに別の人々に何かしら(炊き出しによる食事等)のモノやサービスを提供するという取り組みです。

これまでのテラ・ルネッサンスは、脆弱な人々を支援する上で、物資供与などにより対象者の最低限の暮らしを「保護」することと、対象者が自立して暮らしていけるように「エンパワーメント」することの両者を大切にしてきました。特に紛争や災害の影響を受けた人々が、様々な困難に直面しながらも、レジリエンスを高めていくために、対象者が自身に内在する力を発揮できるようエンパワーメントすることをより重視してきました。そして過去の事業評価から、人々をエンパワーメントし、レジリエンスを高めるためには、対象者ひとり一人が他者に何かしらの貢献をすることが最も重要なポイントであるということが過去の事業評価から明らかになりました。どれだけ脆弱な状況に置かれていたとしても、支援対象者の脆弱な部分だけに目を向けるのではなく、その人の「できること」を尊重することで、その人の自尊心を高め、周囲との関係性や繋がりが構築していくことが中長期的には非常に重要なことだと考えています。
CSCsは、対象者の暮らしを「保護」するだけではなく、周囲との繋がり(ソリダリティ)を構築し、レジリエンスを高めていくために重要な支援手法だと考えています。

◉具体的な取り組みとして、現時点では、ウクライナ4箇所、ハンガリー1箇所で、    「炊き出し」「演劇」「清掃・整理作業」「手工芸・伝統刺繍」の活動を進めています。

 

 

 

例えば、ウクライナ側では、12名が、約200名の避難民・最貧困層への週2回の炊き出しに貢献しています。まだ始まったばかりですが、生活支援のために整備したキッチンポイントで、炊き出しの調理を担ってもらっています。とても美味しいご飯を作ってくれています。
その中には、16歳の時に出産し、現在18歳で、2歳の子どもを育てるシングルマザーの女性(写真右下の上)がいます。彼女の父親は戦場にいて、自分の子どもと弟、妹を連れて逃げてきて、過酷な避難生活を送っていました。彼女の話を聞いていると、「これまで調理の勉強をしていて、これからも続けたい」という希望を持っていることがわかりました。そこで、彼女にはキッチンポイントで調理を担ってもらうことにしました。

 

 

他にも、避難民の男女が演劇を行って、子どもたちに披露するという活動も計画しています。
また、清掃や倉庫の整理作業を行ったり、手工芸や伝統刺繍を行う活動も始まっています。

 

 

全体では、24〜30名に社会貢献と現金収入の機会を提供し、そのモノやサービスにより約700名が裨益する予定です。

 

 

■今後の支援実施体制

 

中期的な支援活動を行っていくために、ハンガリーに現地事務所を開設し、以下のような体制で活動を進めています。

 

◉ハンガリー事務所
プロジェクトマネージャー(事務所長)1名
フィールドスタッフ2名(ウクライナ側)→うち1名未決定
フィールドスタッフ2名(ハンガリー側)
ボランティアスタッフ1名

 

◉パートナー団体(現地NGO)
聖パンテレイモン ギリシャカトリック カリタス
→2名の神父を中心に、ボランティアで活動しているグループ


以上が、小川からの報告です。

 

 

テラ・ルネッサンスは、「最も脆弱な人々の暮らしと命を守る」という目的のために、誰一人取り残さない支援を常に意識し、これからも支援を続けていきます。

引き続きの応援、活動へのご支援を、心よりお願いいたします。

 

 

 

 

■平和を、すべての人へ。支援活動に、ご協力ください。

 

以上の報告の通り、テラ・ルネッサンスは、難民(避難民)への食料・日用品の支給、炊き出し拠点の設置等の緊急支援だけでなく、避難生活が長引くことを鑑み、難民(避難民)等の生計向上のための支援も実施することを決定しました。

そのため、隣国ハンガリー・ブダペスト市に事務所を開設し、腰を据えた中長期的な支援活動を開始します。

 

また、ウクライナだけではなく、紛争でいのちの危機に陥っている世界中の人々への支援も必要だという観点から、紛争が続くコンゴ民主共和国(以下コンゴ)の紛争被害者の支援も強化することにしました。

 

これらの活動経費として、7月31日までに更なるご寄付の呼びかけを開始します。

 

 

■「誰一人取り残さない支援を目指して」

 

私たちの活動の目的は、最も脆弱な人々の「いのち」と「暮らし」を守ること、です。

これまでのハンガリー・ウクライナでのニーズ調査や緊急支援では、「支援の手から取り残されている人々は誰か?」ということを意識して行ってきました。

難民(避難民)と一口に言っても多様で、自力で西欧諸国まで逃れることができる人々もいれば、経済的・身体的・心理的な様々な要因で、国境沿いやウクライナ国内に留まらざるを得ない人々もいます。

 

後者のうち、特に「ウクライナ国内の避難民」に対しては、支援ニーズが高いにも関わらず、ほとんど援助が入っていないことが分かりました。

さらに、避難民を受け入れているウクライナ西部の地元の人々(特に高齢者)の多くは、もともと貧しい暮らしの中で生活していました。戦争が始まり、物価高騰の影響を受け、地元の人々の生活環境も悪化しています。

また、現在の状況では、避難生活が長引くことが予想されます。

緊急的な物資の支援だけでは足りず、中長期に避難生活を送るための支援(生計向上支援)も合わせて必要です。

 

それは、テラ・ルネッサンスが20年間、紛争や災害の影響を受け、難民(避難民)への支援を続けてきた経験が教えてくれました。

同時に、弊会の活動地であるコンゴを含む、ウクライナ以外の国・地域の紛争や、その影響を受ける人々の「いのち」が忘れられるという状況は、決してあってはなりません。

 

なぜなら、紛争で奪われる「いのち」や「暮らし」に、区別はないからです。

 

だからこそ、3月から続けてきた「ウクライナ・コンゴ危機緊急支援」の内容を新たにアップデートし、期間と目標金額を区切って再スタートします。

 

 

現地の最新状況、支援報告は、ウェブサイト、SNSを通じて随時発信していきます。

皆さまのご理解・ご協力を、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

認定NPO法人テラ・ルネッサンス

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