杜のまなびやを ! 年間を通じ各地の森で、杜のまなびやを開く

杜のまなびやを ! 年間を通じ各地の森で、杜のまなびやを開く

支援総額

729,000

目標金額 600,000円

支援者
62人
募集終了日
2019年4月23日

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プロジェクト本文

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いのちの風景の原点、杜に入り、人とみどりのすこやかな関係を育もう!

 

こんにちは。養生塾北陸の集いです。「いのちひとつらなり」を想いとして、主に北陸のブナの杜に入らせてもらいながら、ブナの杜の持つ「多様性」と「いのちのつながりあい」を、言葉でなく体で味わい感じる「まなびや」を2年前より開催しています。

 

今回「杜のまなびや」では、春と秋にブナの原生林にはいり、人とみどりが一つの命として支えあい生きていることを、体で感じ学べる感性を育む「杜のまなざし塾」を開催します。

 

また、杜の先達・樹遷さんと若者が語り合い、生きる意義を見出す「しずく塾」や、人が本当にすこやかに生きていくための日常的な体の整え方や食について学びあう「養生塾」なども隔月単位で開催します。

 

開催にかかる準備費や、ゲストへの謝礼、交通費、その他諸費用、特に若者たちが金銭負担なく参加できるよう、このプロジェクトを立ち上げました。私たちの思いに共感頂けるあなたのお力をお貸しください。杜のまなびやの夢を分かち合い、ご支援下さったあなたも、杜のまなびやの学友です。

 

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倒木から新しい新芽が、死や老いは人生の終わりでなく、新しい生へのバトンタッチ。命は巡る、死はマイナでは決してありません。むしろ豊かなもの!

 

 

一方通行の関係は、お互いを窒息させ、いのちの差別化や、自覚なく社会の病を引き起こしています。本来、いのちは相方向なのです。

 

この時代、例えば教育の場では、教師が生徒に一方的に教えるだけの関係が、医療の現場では、医師が患者に一方的に治療を与え、福祉の場面でも、介護者が一方的に老人、障害を持つ方々、弱者を介護するだけといった関係に陥りがちです。


それは、人と人だけでなく人とみどりの関係においても同じです。

 

私たちは「いのちひとつらなり」という樹遷さんの想いを胸に活動していますが、私たち人間は、いつからか自身を、この地球の中心的存在と思い込んでしまっているのではないでしょうか。

 

「樹木も、森も、水も、土も全ては人間の為に在るもの」「経済的に価値あるもの、役立つものでないものはなくて良い」「人間の都合の良い様に管理し作り替えていける」、そんな風に周りの環境、自然を見ているのが現代社会ではないでしょうか。

 

「もりのまなびや」では、私も、樹木さんも、土の下に棲む虫さんや微生物さんたちも「優劣ではなくひとつに連なりあっているかけがえのないいのちたち」というまなざしを大切にしています。

 

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樹木さんの声を聴いてごらんの樹遷さんのお話に抱きついて聞いている参加者の若者。
なんかやさしかったとはその後の感想。
なんであんなこと恥ずかしくなく自然にだきつけたなかなと語る様子が素敵でした。

 

 

森林浴の様に杜から元気をもらうという、人の一方的都合の関わりでなく、杜を敬い、杜と共に元気であるという相方向性の関わりを大切にしています。

 

私たちの活動では、杜に入る前に自身を整え「入らせてくださいね」と杜に敬いをもってから入り、樹木さんの近くに来た時も「よろしくね」と声をかけます。そんな体験を重ねるうちに人が杜を見ているだけでなく、杜も人を見ているという感性が育ってきます。

 

今まで会に参加した方々からは、「相方向というまなざしを知り、生きることが楽になった」「物事に囚われなくなった」「明日生きることが楽しみになった」「病を持っていても人を癒せるんだと自分を愛おしく思えるようになった」「出会うものすべてを愛おしく思えるようになった」「死や老いをプラスに考えれるようになった」と、こんな嬉しい声が多く聴こえてきます。

 

杜から、自然から一方的に元気をもらうという人中心のものの見方、あさましさでなく、みどりも人も同じ一つの命を生きているという謙虚さが湧き起こり、今足るを知り、安心と満ち足りた心になり、他の命を愛おしいという気持ちに自然となっていく会になっています。

 

この会には、行き詰まり感のあるこの時代をさっそうと超えていく生きる知恵が詰まっているという確かな確信をこの二年間で参加者の姿から得ています。こんな学びができる会はどこにもない、そんな自負もあります。

 

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雪で根っこが曲がっても、それでも伸びていく、歩いた道が自分自身。
そこに優劣はないとブナさんが教えてくれてます。多様が認められる社会はいいな。

 

 

未来ある若者の参加したいという思いをサポートするために。

 

今回のプロジェクトで皆さまにいただくご支援は、開催費用だけでなく、若者たちへの参加費補助に使用させていただきます。

 

社会になじめないと感じている若者たちにとっても多様な命が自然のすがたという風景が見えることから自分を肯定していける機会になりますし、人生がうまくいっていると思っている若者たちにも本当の命の風景に気づいてもらいたいと思っています。

 

現在、社会的活動を通して人の役に立つことを人生の目的とする若者が今増えてきています。彼らのその志が成就するよう、そしてそれが当たり前の生き方であることを分かち合うため、彼らの参加費の支援をどうかよろしくお願い致します。

 

皆どう生きたらいいのか真剣に話し合うしずく塾。
器用でなくていいんです、ぶつかりながら、悩む姿が美しい。

 

 

私たちにはさらなる夢があります。それは、共感の仲間が増え、全国の杜でも同じように「杜のまなびや」が開催されること。

 

今回のプロジェクトを通して、私たちの想いに共感してくれる全国の仲間たちが、この「もりのまなびや」の支え手として、また同じ学友として自分たちの地域の杜でも開催し始めることを目指しています。それはこの国の、新しい自然と人の相互育みの文化作りのきっかけとなるはずです。

 

そんな「もりのまなびや」のような場所が各地にできることで、「もりのまなびや」が地域のつながり合いの拠点となり、シングルの親子や、独り身のお年寄り、一生を独身で過ごされる方たちの居場所となり、孤立社会という病をすこやかな社会に変えていきます。

 

最後に、日頃応援してくれてる皆様へ。養生塾北陸の集いの仲間一同からのメッセージです。

 

今回、一連の活動を『もりのまなびや』というかたちでクラウドファンディングにてチャレンジすることにしました。参加されている方は学友として、遠く参加できない皆さんも、心の学友と思っています。かつて、奈良のお寺が多くの名もなき人の勧進で建設されてきたように、この塾も、皆の夢をのせた勧進で育まれていくものと思っています。さらなる共感者と出会えることを。皆さんご支援、拡散にお力お貸しください。

 

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養生塾の時の気に応じて調理した気食タイム。孤食でなく暖かい団らんこそが最高の食養生です。

 

 

プログラムの詳細について

 

「杜のまなびや」では、春と秋にブナの原生林にはいり、人とみどりが一つの命として支えあい生きているいのち観を、体で感じ学べる感性を育む「杜のまなざし塾」を開催します。ブナは植林の杜と違い、まっすぐな樹木や、曲がった木、下草や、土の下の微生物まで、多様に支えあいながら一つの杜をなしている命の風景が在ります。

 

又、杜の先達樹遷さんと若者が語り合い生きる意義を見出す「しずく塾」や、人が本当にすこやかに生きていくための日常的な体の整え方や食について学びあう「養生塾」なども隔月単位で開催します。

 

内容は、参加者の状態を見てその場で臨機応変に変えていくため、基本プログラムを持ちませんが、概要だけお伝えさせていただきます。

 

「しずく塾」は、参加者がそのつど持ち寄ったテーマをもとに、2時間弱語り合いながら、よりよく生きる道を皆で見出していく語らいの会です。過去のテーマは「若者のこれからの生き方」「時間軸を遠くにおいて生きてみる」「働くということ」「居場所を持つ」などがありました。

 

「養生塾」は、泊りがけで暮らしの中で養生の知恵を身に付けていく会です。三食は時の気に応じた食つくりで、家でもできる食養生の知恵を学びます。また、朝、午前、午後、夜と体のワークで東洋的体の見方、整え等々を学んでいきます。治療と違い、各自ができ、又互いに交流しながら双方ともにすこやかになっていけるワークです。日々の暮らしの中で、からだとこころ、つまりは命を養っていく実践的知恵「養生学」の伝授の場です。命の調律師を目指します。

 

このプログラムに参加したある若者は「この国には会社人はいるけど社会人は育っていない」という言葉に共感し、今までの派遣の仕事をやめ、悩む子供たちを支援する人の役に立つ仕事を始めました。「自分が何も人の役にたっていない」と思っていた子育て中のママが、「ただ生きてることが尊いんだと自分を何十年ぶりかに好きになれた」と話してくれました。体にも変化があった主婦は「仕事が疲れると栄養ドリンクをいつも飲んでいたのが、食に対しての意識が変わり、3食作ることや家族のために料理することが楽しくなってきた」といいます。「人生のラストの時期に入っても人のお役に立てることがわかり、生涯の夢をいただき、喜びにあふれています。日常のちょっとしたことにいらいらしていたのが、すーとやり過ごせるようになった」と70歳の老婦人等、たくさんの変化をきかせてもらっています。

今まで開催した内容や参加者の感想、想い等詳しくは下記のホームページをご覧ください。

 

「養生塾北陸の集い」

https://mori.rdy.jp/

「樹遷の養生塾」

https://morinomanazasi.amebaownd.com/

 

 

想いの分かち合いということで、参加者の本当に喜んでいる笑顔と心をご支援してくださった皆様にお届けしたいです。複数のコースでも大丈夫です。


リターンについて

A:3000円コース 
サンクスメールと5月杜のまなざし塾後にフォトはがき送らせてください。

B:5000円コース
サンクスメールと一連の企画の参加者の声一杯の報告書送らせていただきます。
C:10000円コース
杜の先達樹遷さんの文章と写真入りの手作り小冊子。しびれます
D:30000円コース
下のいただき繕さんのお塩、風一さんのワサビセット、ゆいファームさんのコシヒカリの3点込みで送らせていただきます。

 

協力者一人目は、お塩の提供をしてくださる、いただき繕通称あっこちゃんです。あっこちゃんは、ギリシャで貊塩に出会いました。貊塩は太陽と風の力だけで結晶化された非加熱処理の天日塩です。凝縮された海の 味のまろやかさ、微生物の力を感じます。自然食のビーガンレストランとして世界的に有名ないただき繕さんが、私たちの想いに共感してお塩のご協力いただきました。700g

協力者二人目は、石川が誇る霊峰白山のまさに麓で、ブナの杜の中、きれいな水と空気で育てたワサビの栽培販売を手掛ける風一さん。大切に育てたワサビのドレッシングと、ワサビ漬けをリターン品としてご協力いただきました。渓流式ワサビ田というこの地区独特の栽培法で、育てるワサビは金沢の料亭でも引っ張りだこ。ツンと来る味と香りからブナの杜を感じてください。1セット

三人目はお米の提供くださる「ゆいファームかわい」さんです。フリースクールに通う生徒さんたちやNEETの若者たちを、いろんな作業でアルバイトで雇い職場体験させてくれています。田植えから脱穀まですべて手作業で行う農業体験にも田んぼを提供しています。自慢のコシヒカリ。きれいな水と空気で育てたお米ぜひご賞味を。

玄米10kg

 

E:250000円コース
「杜のまなざし塾開催権、あなたの地域で杜のまなざし塾を開催してみませんか、事前にスタッフが訪ね、杜のコースの選定や、会の準備、県外の広報など、裏方支援もします。ゲストの樹遷さんの交通費実費は別途となります、あなたの地域の杜で若者育て」

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プロフィール

生は養っていくもの。「養生」と書いて「ようせい」と読みます 何千年も漢方の先達さんたちが伝えてきた「養生」の思想を現代に樹遷さんがお伝えしてくださる会です。二年前にことあげし、昨年は計6回開催しました。人が本当にすこやかに生を養うとは、周りの自然とも調和して生きることです。そんな人とみどりのつながりを生身で学ぶ「杜のまなざし塾」や、若者のこれからの生き方を語り合い、知恵を紡ぐ「しずく塾」などもスタート。すこやかにおおらかに微笑みいっぱいに生きれる人が一人でも増えることを願って仲間が増えています。 老いること、病むこと、死ぬことは決して人生のマイナスではありません。それぞれの命の風景に応じて豊かに生きていく道があるはず。すこやかに病み、すこやかに老い、すこやかに死ぬ、人生とは本当はとても美しいものなのではと思う。それを生身で体得していく集いです。

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リターン

3,000


応援コース

応援コース

・御礼のメール
・フォトはがき

申込数
8
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年5月

5,000


共感コース

共感コース

・御礼のメール
・報告書

申込数
18
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年8月

3,000


応援コース

応援コース

・御礼のメール
・フォトはがき

申込数
8
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年5月

5,000


共感コース

共感コース

・御礼のメール
・報告書

申込数
18
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年8月
1 ~ 1/ 6

プロフィール

生は養っていくもの。「養生」と書いて「ようせい」と読みます 何千年も漢方の先達さんたちが伝えてきた「養生」の思想を現代に樹遷さんがお伝えしてくださる会です。二年前にことあげし、昨年は計6回開催しました。人が本当にすこやかに生を養うとは、周りの自然とも調和して生きることです。そんな人とみどりのつながりを生身で学ぶ「杜のまなざし塾」や、若者のこれからの生き方を語り合い、知恵を紡ぐ「しずく塾」などもスタート。すこやかにおおらかに微笑みいっぱいに生きれる人が一人でも増えることを願って仲間が増えています。 老いること、病むこと、死ぬことは決して人生のマイナスではありません。それぞれの命の風景に応じて豊かに生きていく道があるはず。すこやかに病み、すこやかに老い、すこやかに死ぬ、人生とは本当はとても美しいものなのではと思う。それを生身で体得していく集いです。

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