鳥飼八幡宮令和の遷宮｜皆さまの願いを結ぶ磐座と表参道の建立を

みなさま、ごきげんよう。
ご無沙汰しております。

鳥飼八幡宮の高野と申します。

9月30日（土）に、とうとう勝軍岩がやってきまして、所定の位置に設置されました。

みなさまのご支援のおかげで、当初の計画通りの規模で岩を設置できました。

大きな石の移動を伴うので、事故などがないようピリピリしていましたが、これもみなさまのお陰様もあり、事故もなく無事に工事が終わりました。

真にありがとうございます。

まずは巨大なトレーラーで運ばれてきた巨岩ですが、100トンのクレーンで吊り上げられて、地面に建てられます。

元は45トンくらいあった巨岩だったものを、座りがいいように下部を伐り出して少しは軽くなったと言いますが、ものすごい重量感です。

地面に据えられた巨岩は、石工さんから家引きの職人さんにバトンタッチされました。
家引の職人さんとは、文字通り、家を解体せずに土台から引いて、家屋を移動させる技術です。
家ごと移動させるなんて、壮大な工事です。

御神木「夫婦楠」を梃子に車輪に乗せてゆっくりとひっぱります。

巨岩がノシノシと歩いてくるような感覚です。イースター島のモアイもこのように移動してきたのではないかと想像できます。

巨岩は基礎のところに到達すると、また石工さんによって設置されました。

8時ごろ到着した巨岩は、18時ごろに所定の位置に設置されました。

これから地面を整備していくうちに、巨岩が磐座（いわくら）であり依代となる「勝軍岩」になってい区ことでしょう。

勝軍岩を通すために一の鳥居を解体していましたが、10月6日に再度組み直す予定です。

また様子が変わりましたら、お知らせいたします。

ありがとうございます！