【第25話 新しいトレーニング】

【8月に格闘技ジム作ります】

トップインストラクターを務める私のアニマルヒストリーをお話します。


試合に負けたことで、改めて今までやってきたことを見直すことにした。
まず信頼できるトレーナーを見つけ、パーソナルトレーニングを受けた。

基本的なトレーニングの一つのスクワットをバーの持ち方からやり直した。
これまで試合でパワー負けすることもなく、トレーニングをしたらスピードが遅くなるのでは？と心のどこかで思っていた。なので下半身のトレーニングはあまりやってこなかった。

実際はトレーニングをすると身体が大きくなり、スピードが落ちる事はなかった。重りを支えることでバランスもよくなった。
そしてパワーは階級を落とす前よりだいぶ強くなった。

パワーがついたことにより、今まで常に100%に近い力でやっていたのが6、70%の力で済むようになった。そうすることで力みが少しなくなり、スタミナも以前よりか少しついた感じがした。

この頃から今日まで欠かさずトレーニングを続けている。トレーニングはやめてしまうと、積み重ねてきたものが薄れてしまうから常に続けていかなければならない。

今は継続してやってきたことで自分の身体の調子などもわかる。トレーニングは身体を研ぐ事だと思っている。

怪我をしたことで気づいたがもっと早くから取り組んでいればよかったと思った。「フィジカルが弱い」は負ける理由にはならない。やればフィジカルは必ずつく。継続は力なりだ。



『次回、前を向いて』



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