諦めなければ夢は叶う！障がいを乗り越えた軌跡を1冊の本に。

目次

● N指導員からM指導員、S指導員へ

● 入水する前のシャワー

● いつものように、始める前に

● 一人で行う、入水から横歩き、水から上がる動作

● 水中歩行と鬼ごっこ

● 息止めチャレンジ

● 座位でのバタ足トレーニング

● 足の開閉トレーニング

● 補助なし歩行

N指導員からM指導員、S指導員へ

2016年10月から続けてきた、ATプールトレーニングをM指導員、S指導員に引き続き継続できるように体制を整えました。

S指導員は、5か月ぶりのShuさんの動きにびっくりしておりました。
M指導員も、この2か月でのShuさんの変化に感動しておりました。
 

3名の指導員がいるため、最初Shuさんもちょっと緊張しておりました。それはそのはずで、以前二人が参加した時に行ったトレーニングが普段よりもきつかったので、、、

特にM指導員は力が強く、足の開脚閉脚で苦労した記憶が残っていたようです。

学校から、センターには開始、1時間前に到着するため、普段の様子を話したり、今後どのようにトレーニングしていくかの話し合いをおこないました。

入水する前のシャワー

まずは、体を濡らし、体を慣らします。ただ、そのシャワーをかけている様子が、お風呂に入っているみたいだよって指摘されていました。温水がちょうどよくて、ついつい長いしてしまうからだと思います。

いつものように、始める前に

今日は、M指導員とS指導員の二人の元体育教師がサポートに来てくれました。

これから一人で入水から横歩き、水から上がってくる動作を披露します。

今日も頑張るぞ

一人で行う、入水から横歩き、水から上がる動作

二人にとっては、初めて見るShuの動きで、気にして後ろで補助しようとしてくれていますが、実際は一切の補助はいりません。

なぜならば、普段から正確に体を使おうというのをトレーニングのテーマにしております。そのためもし少しでもバランスを崩した時は、無理せずにやり直すことを徹底しております。強引な動きはNGです。

将来的に地上での歩行を意識し、自分の力で行えることを考えて指導しております。

下りる時には、右足から下ろしますが、その足の動作は以前に比べてスムーズになっています。以前までは、3段目（水につかってくると）と足の置く位置がずれていましたが、今ではしっかりまっすぐ下ろせております。

横歩きも、今回は、N指導員の壁、M指導員の壁、S指導員の壁、それぞれかなり高いハードルを頑張ってクリアーしました。このトレーニングは、普段そこまで足を横にあげる動作はないのですが、自然と片足立ちをしながら壁を超えていく動作を覚え、体のバランスを取るものです。

水中歩行と鬼ごっこ

前回に引き続き、水中で鬼ごっこを行いました。

その前に、今までの最高記録26秒を更新するべく、タイムチャレンジを行いました。
目標は、20秒でした。1回目は、24秒、2回目は22秒、3回目は、26秒という結果になりました。

焦ると足が空回りする状態になっていましたが、前に進む推進力は前回よりも格段に上がっています。

息止めチャレンジ

以前、90秒という記録をたたき出しているShuさんは、M指導員とS指導員との息とめチャレンジを行いました。ちょっと、負けたくないという気負いと、トレーニング後で息が上がっていたため、結果、うまく息止めをコントロールできませんでした。

ただ、その後のチャレンジでは、70秒まで伸ばせ、見事、M指導員に勝ちました。

ぶくぶくと息を出した後でも、意地で頑張るShuさん、負けず嫌いのところが見られたりし、たくましさを感じました。

座位でのバタ足トレーニング

S指導員の提案で、バタ足のトレーニングを開始しました。この目的は、自分で蹴る足を見ることで、足を動かし方を確認するものです。

そこで、今まで気が付かなかったことに、全員が気が付きました。それは、Shuさんの太ももでした。びっくりするぐらい盛り上がってきていました。この5か月の成果だと思います。

この筋肉のお蔭で色々なことができるようになってきたんだと思います。

自分自身もさすりながら、すごいですねっていう発言がありました。

設定されたビート板を、蹴り上げるトレーニングを繰り返し行いました。

できるようになった時点で、ビート板は、水面から15ｃｍの高さに設定され、より蹴り上げないと触れない位置に置かれました。

意識して、蹴り上げることで、問題なく到達できたのは、やはり、大きく育ってきた腿の筋肉のお蔭だと思います。

足の開閉トレーニング

やはり、一番きついトレーニングは、足の開閉トレーニングになります。特に今回は、指導員が3名いましたので、3セットしなくてはいけなく、また、力の強い指導員が二人もいたので、かなり苦戦をしておりましたが、以前に比べ、足のどこに力を伝えればいいか、わかっているため、問題なく戦えていました。

やっぱり、力を入れるときは、何かを叫んじゃいますね。
 

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現在、杉並区（代田橋、阿佐ヶ谷、西荻窪）、世田谷区（世田谷、芦花公園）、港区（三田）、新宿区（四ツ谷）で、ご利用者様とその保護者、そして我々バディ（仲間）との強力のタッグを組みながら、子供たちの成長をお手伝いさせて頂いております。

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補助なし歩行

前回は、2歩でしたが、今回は7歩まで伸びました。

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